「心に残るロータリアンの言葉」
A selection of my memorable articles

      

     

   

    

 中井 義尚会員
 Yoshihisa NAKAI
 2003年1月の例会から一年間にわたって毎例会でお話したいという私の希望を理事会がかなえてくれました。そのきっかけは、「ロータリーの友」7月号に「友」委員会委員長中山義之氏が書かれたポール・ハリスの1933年の演説についての記事を読んだことです。「地上には平和を、すべての人々には善意を」と題した演説で私もその肉声にふれたいという強い思いを抱いたのです。また最近のロータリーの友を読んでいて感じることは、すべてのロータリアンにもう一度ロータリーの本質を見直す必要があるのではという意図を強く感じるのです。
 振り返ってこの数年、自分のクラブの例会を思い出し、また地区の色々な大会に出席するにつけ、ロータリーの本質についての話題にふれることが本当に少なくなってきているように思えるのです。私も入会して27年を数えますが、入会した当時のガバナー公式訪問などは大変厳粛で、会員一人一人にロータリアンとしての心構えを教えこもうというガバナーの気迫があり、我々もそれにどのように答えなければならないのかと、懸命に勉強しないといけないような雰囲気があったように思います。
 私も齢を重ね、ひと頃の元気は少なくなっているように思いますが、もう一度過去の文献や書物に残されたロータリアンの言葉を皆様と一緒に読んで、この一年間ロータリーを見つめ直すのも大切かと思いました。2003年の1月の例会から約50回ほどロータリーの先人の心に残る言葉の数々を拾いあげて皆さんにも知っていただきたいと思いこの企画をたてました。よろしくお願い致します。

                                      

第1回  「ロータリー構想の発端」 第2回  「ロータリアンのつとめ」「ロータリーとは」
第3回  「初期のシカゴクラブからのロータリーの方針」 第4回  「ロータリーの一職種一会員について」
第5回  「ロータリーへの愛着」 第6回  「ロータリーから受ける恩恵」
第7回  「ポール・ハリスの人生観と見解」 第8回  「日本ロータリーの解散に際しての解散の辞」
第9回  「米山梅吉氏の新隠居論」 第10回 「米山梅吉氏のP.ハリス敬愛の言葉」
第11回 「ロータリーの特徴」 第12回 「ロータリアンたるのなすべきこと 出 席」
第13回 「ロータリークラブの会員を真のロータリアンに改善すること」
第14回 「アーサー・フレデリック・シエルドンについて」
第15回 「B.フランク・コリンズについて」 第16回 「チェスリィ・R・ペリーについて」
第17回 「HERBERT J. TAYLORについて」 第18回 「ロータリーを楽しもう!」
第19回 「ロータリーを高めよ−思いを尽くし熱意を尽くし」
第20回 「自分を超えた眼を」
第21回 「まことの幸福は人助けから」 第22回 「私観ロータリー精神 金森徳次郎」
第23回 「ロータリー今昔−それは変ったか」 第24回 「戦前の日本ロータリーより奉仕について」
第25回 「調査と職業分類」 第26回 「ロータリーの国際奉仕」
第27回 「フオアウエイとは四つ辻でもある」 第28回 「作家H・テーラーの口から聴く(当時82才)」
第29回 「浪費ひどすぎる【こうして物を大切に】」 第30回 「合理化時代と職業奉仕」
第31回 「BY EACH ROTARIAN BY EVERY  ROTARIAN
第32回 「育てるロータリー」
第33回 「土地に惚れろ」 第34回 「世界平和への取り組み方」
第35回 「新会員とクラブ奉仕委員会のために」 第36回 「S.A.A.について」
第37回 「女性会員からみたロータリー」 第38回 「会員増強」
第39回 「人材の森ロータリー」 第40回 「楽しい例会にするには」
第41回 「ロータリーは何をしてくれたか」 第42回 「R.I.理事として学んだこと」
第43回 「私のロータリー体験−その1」 第44回 「私のロータリー体験−その2」
第45回 「出席と親睦と奉仕との関係」−その1 第46回 「出席と親睦と奉仕との関係」−その2
第47回 「ロータリーの本質をみつめて」 第48回 「ロータリーの危機」
第49回 「帰省と静養」 第50回 「山と人、湖と鳥」