「心に残るロータリアンの言葉」
A selection of my memorable articles
2003年1月の例会から一年間にわたって毎例会でお話したいという私の希望を理事会がかなえてくれました。そのきっかけは、「ロータリーの友」7月号に「友」委員会委員長中山義之氏が書かれたポール・ハリスの1933年の演説についての記事を読んだことです。「地上には平和を、すべての人々には善意を」と題した演説で私もその肉声にふれたいという強い思いを抱いたのです。また最近のロータリーの友を読んでいて感じることは、すべてのロータリアンにもう一度ロータリーの本質を見直す必要があるのではという意図を強く感じるのです。 振り返ってこの数年、自分のクラブの例会を思い出し、また地区の色々な大会に出席するにつけ、ロータリーの本質についての話題にふれることが本当に少なくなってきているように思えるのです。私も入会して27年を数えますが、入会した当時のガバナー公式訪問などは大変厳粛で、会員一人一人にロータリアンとしての心構えを教えこもうというガバナーの気迫があり、我々もそれにどのように答えなければならないのかと、懸命に勉強しないといけないような雰囲気があったように思います。 私も齢を重ね、ひと頃の元気は少なくなっているように思いますが、もう一度過去の文献や書物に残されたロータリアンの言葉を皆様と一緒に読んで、この一年間ロータリーを見つめ直すのも大切かと思いました。2003年の1月の例会から約50回ほどロータリーの先人の心に残る言葉の数々を拾いあげて皆さんにも知っていただきたいと思いこの企画をたてました。よろしくお願い致します。 |