「心に残るロータリアンの言葉」

【第18回】

 会長エレクト・会長を勤めた時は、はじめて真剣にロータリーと向かい合いました。その時のRI会長のメッセージはいつまでも心に残っています。
先ず、私の会長エレクトの時の話から。      

                                  

中井 義尚会員

ロータリーを楽しもう!」
  
ENJOY ROTARY !                
 ロータリーの皆さんどうしてあなたはロータリアンになっているのですか?なんであなたはロータリー活動にそんなに沢山の時間を割いているのですか?きっと何か理由があるはずです。ためしに私が代わってお答えしてみましょうか?             
 ロータリー活動には楽しみが一杯あります。毎週の例会であなたは同僚会員と顔を合わせます。そこでは、この人たちが持っているさまざまの趣味や知識から受ける刺激によってあなたの関心を地域社会に向けてくれます。見知らぬ他人のために自分の時間と能力を捧げて、その人の生活を改善、向上させてあげると、今度はかえって自分自身のほうが人間的に大きく成長するのがよく分ります。
 ロータリープロジェクトのおかげで、若い人が自己啓発の大きな機会を見い出すのを目のあたりにしたとき、あなたの胸のうちに満ち足りた思いが広がりませんか?              
 要するにロータリアンであること、そして地域社会の指導者たちと手を携え、日々稔り豊かな命の流れに身をゆだねることは、何とも気持ちのいいことなのです。これをどんな言葉、どんな文章で説明出来るでしょう。ロータリーの意味を完全的確に表す言葉は見つかりません。しかしその言葉を尋ね、ロータリー綱領の韻律に身を託し、そのほてりに私たちの心を温めようではありませんか。さぁ、ロータリーを楽しもう!        

                ヒューM.アーチャー Hugh M. Archer (1989-90年度RI会長)