「心に残るロータリアンの言葉」
【第11回】
これから数回は、1915年頃に書かれたGuy Gundaker氏の著書A TALKING KNOWLEDGE OF ROTARY ― ロータリー通解 ― から引用する。 |
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中井 義尚会員 |
「ロータリーの特徴」 | |
ロータリーには他のクラブにない特徴があり、その特徴は主として教育的性格にある。ロータリーが他の団体と異なる点は、(1)限定会員制をとる点、ならびに(2)各会員と各会員の企業とにわたる活動を行う点、ならびに(3)各会員に各自の職種に職業倫理向上の念を植えつけるべき義務を課する点にある。 ロータリーは、1905年に特に基礎となる論文もなく、インスピレーションから生まれた。 その時以来、ロータリーについては多くの所説が著わされ、幾つかの先例が確立された。常に念頭におかねばならぬ重要なことが二つある。一つは「ロータリーの会合では酒気を帯びて議論を行ってはならない」ということである。第二の先例は「ロータリーの会合では、発言者は無意味な冗談を話してはならない」ということである。この先例のお蔭で下品な話ができないだけでなく、聴衆が卓話者に対して発する皮肉まじりの反論も避けることができる。他にも沢山の先例がある。しかし、この二つほど強く認められたものはない。ロータリーに対して自らを与えよ、その限りにおいて与えられん。与えるものを越えて与えらるることなし。 (A TALKING KNOWLEDGE OF ROTARY ― ロータリー通解 ― ) |