岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2016〜2017年度RIテーマ
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〜会長の時間 6月〜
 2017年 6月 2日  第1968回

5月27日28日の東北地方への親睦旅行、企画していただいた親睦委員会の皆様、ありがとうございました。大変有意義で楽しい旅行でした。また、青少年奉仕委員長の岡本会員、5月28日には岸和田高校こどもクッキングのお手伝いお疲れ様でした。坂本国際奉仕委員長、坂東会員、来週は国際大会、気をつけて行ってらっしゃい。帰国報告を楽しみにしています。
さて、季節のお話です。5月31日〜6月4日は「小満」の末候である「麦秋至(むぎのときいたる)」です。ここでいう秋とは、百穀が成熟するとき、という意味です。麦が実る、麦にとっての「秋」です。梅雨入りも迫り、つかの間の乾燥機ですので、米と麦の二毛作を行う農家では、麦の刈入れで大わらわです。
6月5日からは二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」です。「芒(のぎ)」とは、イネ科植物の穂の先で、針のようにとがっている部分の事です。穀物の種蒔きや麦の刈入れ、稲の植え付けに適した時期とされました。
6月5日〜6月10日は「芒種」の初候である「螳螂生(かまきりしょうず)」です。初夏になると、秋のうちに草の茎や人家の外壁などに産み付けられた卵から、蟷螂(かまきり)の幼虫が孵化します。ちなみに、蟷螂の卵が高い位置に産み付けられるときは、雪が深いと言われています。
6月11日〜6月15日は「芒種」の次候である「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」です。いよいよ、じっとりと湿度の高い季節の到来です。野原では、蒸れて腐りかけた草の下で、蛍が光を放ち始めます。蒸し暑い日本の夏も、夜にふと蛍の青白い光を目にすることができれば、つかの間の清涼感を味わうことができます。
先日の東北地方への親睦旅行ですが、私は東日本大震災の半年前に東北旅行に行っていました。そこで、松島の写真を比較してみました。また、帰りには、私たちも参加した「仙台空港カリヨンの鐘」を検証してきました。

 2017年 6月16日 第1969回

坂本国際奉仕委員長、坂東会員、国際大会お疲れ様でした。
さて、6月16日〜6月20日は「芒種」の末候である「梅子黄(うめのみきばむ)」です。梅雨入りとほぼ期を同じくして、梅の実が薄黄色く色づいてきます。これを収穫して、梅干しや焼酎漬けなど、多種多様に利用します。うちの家の庭にも南高梅の木がありまして、日曜日に収穫しました。梅干しにする予定ですが、一部は氷砂糖だけ入れて梅ジュースにしました。私の家の梅干しは本当に塩辛い昔ながらの物です。
東北地方の復興具合を見学してきましたが、忘れてはならないのが電力事情です。原子力発電所がほとんど稼働していないので、石油・石炭・天然ガスの化石燃料による発電が続いています。私は、地球温暖化問題について少し違った意見を持っているのですが、それでも、日本の将来のためにこの現状は良くないと考えています。
それでは解決策はどこにあるのでしょう。私は地熱発電と林業の再生が鍵だと考えています。日本の地熱資源は推定2347万KWと言われています。これは、原発20基以上に相当します。アメリカ、インドネシアに次ぐ世界第3位の資源量です。また、世界中の地熱発電所の7割が日本製です。
ところが、現在国内の総発電量は54万KWにすぎません。国立公園による開発の問題や温泉業者の懸念の声もありますが、安定した電力源として、是非とも地熱発電を推進していただきたいと思っています。