岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2016〜2017年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会

クラブ運営方針

RI会長テーマ:
「人類に奉仕するロータリー」
ROTARY SERVING HUMANITY

地区活動方針:対話から新たな一歩へ 共に楽しむロータリー

クラブ会長テーマ:「自然に学ぼう」



会 長  横 田 昌 也


ジョン F. ジャーム国際ロータリー会長は、2016-17年度のテーマとして「人類に奉仕するロータリー」を選びました。社会貢献への熱意をもつ職業人が集うロータリー独自の力を生かせば、大きな目標も達成できる、とするジャーム会長。「世界でもっと大きな『よいこと』をする推進力となるために、固い決意でポリオ撲滅を成し遂げ、ロータリーをさらに前進させながら、これまでの成功をバネに飛躍するときが来たのです」と述べています。
地区のテーマは
「対話から新たな一歩へ 共に楽しむロータリー」です。地区の混乱からの立直しの年度となるかと思います。
我が岸和田東RCは創立40周年の記念行事も終了し、次の10年に向けての始まりの年です。この機会に様々なことを勉強・議論し、奉仕活動に生かしていきたいと思います。ロータリーについては昨年しっかり勉強させていただきました。そこで今年のクラブテーマは
「自然に学ぼう」としました。
日本は四季があり、季節の移り変わりが美しい国です。しかし、季節の変化は四季だけではありません。周りをよく見ているともっと頻繁に季節は変わっています。立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨...二十四節季というのをご存知の方は多いでしょう。二週間に一回季節は移ろっているのです。でも、敏感な人にはもっと細かな季節変化を感じ取ることができます。七十二候というのをご存知ですか?二十四節季をさらに約5日ずつ三つに分けた期間のことです。例えば春分は雀始巣(すずめはじめてすくう)・桜始開(さくらはじめてひらく)・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)の三つに分かれます。
自然がどんどん失われてこのような変化を感じ取れることも少なくなったかと思いますが、ちょっと足を止めて周りを見回してください。道路の中央分離帯の植え込みに、頬をなでる風に、見上げた空の雲の形に季節を感じ取れる変化はあふれています。また、海岸線や血管の分岐が数学のフラクタルで説明されるように、ひっつき虫からマジックテープが作られたり、カタツムリの殻から汚れない外壁材ができたりするように、自然の中にはまだまだ学ぶべきことがあります。
自然というのも、花鳥草木だけでなく、生き物の生活、暮らしの変化、エネルギー、災害、物理や化学もこの世の理(ことわり)のひとつです。ロータリーの活動も自然を知り、自然の理に逆らわず、いかに地域に合った活動をしていくかということだと思います。
南海・東南海地震の危険性も差し迫った問題となってきています。怖がったり、無視したりせずに具体的に準備する必要があります。会員各々での職場での問題、緊急時のクラブの対応、他の地域の災害に普段からどう備えていくか等、今のうちに考えておくべきことはたくさんあります。
足を止めて周りを見渡して、感じたこと・疑問に思ったこと・気づいたことをじっくり考えこれから実行すべきことに応用していきましょう。