岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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〜会長の時間 2月〜

 2017年 2月15日 第1955回 岸和田3RC合同例会 







岸和田RC会長
室 田 光 重 様



皆様こんにちは、今回ホストさせていただきます岸和田ロータリークラブの室田でございます。よろしくお願い申し上げます。
本日は、岸和田3ロータリークラブ合同例会でございますが、何かとお忙しい中ご出席いただきまして誠にありがとうございます。
先日、岸和田南ロータリクラブさんより、"タイ王国・サトーンRC/ウオータープロジェクト活動検証"の日程についてご案内頂きありがとうございました。昨年10月にタイ王国・サトーンRCが来日し、近隣のRCをご招待され、このプログラムの10周年の祝典をされました。素晴らしい活動に敬意を表する次第でございます。引き続いてのご活躍をご祈念申し上げます。
本年度の国際ロータリー第2640地区の福井隆一郎ガバナーは、「長いトンネルを抜け出し新たな一歩を踏み出そうとしています。」このようにご挨拶がありました。大変な数年でしたが、やっと2640地区の活動が平常に戻りつつあるようでございます。これを機により発展を願いたいものです。
さて2月は、特別月間「平和と紛争予防/紛争解決月間」でございます。私たちの環境では考えられないことが世界で起きています。今日、紛争や迫害によって住むところを失った人びとは何百万人もおり、紛争被害者の実に90%が一般市民で、その半数が子どもだといわれています。ロータリーでは、貧困、不平等、民族対立、教育や機会の欠如といった、争いの温床となる問題への取り組みのほか、紛争を抑止・仲裁するためのスキル研修や難民支援など、さまざまな平和活動に取り組んでいます。
今般、セーブ・ザ・チルドレン( 100年の歴史を持つ子供支援専門の国際NGO団体)はシリア紛争が始まって丸5年を迎える3月15日に合わせ、死と隣り合わせの日常、シリア包囲下に暮らす子供25万人に関する報告書「包囲下の子ども時代」を発表しました。子供たちの悲惨な状態を紹介しています。
今月2月23日は「ロータリー創立記念日」「世界理解と平和の日」でございます。今一度、ロータリーを考え、世界を眺めたいものでございます。と、申し上げています私は、今年度"地域とのふれあいを大切にしよう"の気持ちを大にして、地域の社会奉仕活動に積極的に参加して、ロータリークラブの存在を幅広く知っていただき、遣り甲斐のある活動に繋がればと思います。
各行政関係団体から多くの協力依頼があります。「・きれいな岸和田大作戦について・岸和田港まつり協賛・岸和田市暴力追放推進連絡協議会・春木川、轟川環境改善・久米田池周辺清掃・共同募金協力・久米田池桜まつり・交通安全週間に協力・岸和田防犯協議会・岸和田市民フェスティバル・岸和田国際親善協会・社会を明るくする運動・泉州国際市民マラソン協力」等々ございます。
私は、まず地域の足元から固め、2月の「平和と紛争予防/紛争解決月間」に意識を高めることが出来ればと思う次第でございます。
本日は元阪神タイガース投手、湯舟敏郎さんに講演をお願いしています。現在、全プロ野球のチームがキャンプ中です。大谷翔平選手が負傷で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を断念しました。プロ野球も話題にたえませんが、この後、湯舟さんの講演、テーマ「今年の阪神タイガース」を楽しみにしたいと思います。
それでは、3ロータリークラブの益々のご活躍と皆様方のご健勝、ご多幸をご祈念申し上げましてご挨拶にさせて頂きます。

 2017年 2月24日 第1956回

今日は、新しい仲間を迎える日です。岩出善久様、河畑啓造様
早くクラブに慣れて活躍して下さることを願っております。
2月23日〜2月27日は「雨水」の次候である「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」です。春になると大気中に水滴や細かな塵が増え、また、霧やもやのために遠くの山や景色がぼやけて見えることがあります。また、煙や雲が上に上がらずたなびいたように見えることもあり、こうした現象を古来「霞」と呼び慣わしてきました。なお、歳時記では、霧は秋の季語とされ、春に出る霧を霞と呼び、夜の霞は朧(おぼろ)と呼ぶようです。
昨日はロータリー創立記念日でした。20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商業道徳の欠如が目につくようになっていました。ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。
こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。それからは志を同じくするクラブが、つぎつぎ各地に生まれ、国境を超えて、今では200以上の国と地域に広がり、クラブ数35,263、会員総数1,227.217人(2016年11月30日RI公式発表)に達しています。そして、これら世界中のクラブの連合体を国際ロータリーと称します。
このように、歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。
今月は「平和と紛争予防/ 紛争解決月間」です。皆さんは『シャーローム』という言葉をご存知でしょうか。『シャーローム』はヘブライ語で「欠けることのない状態」を意味する言葉で「平和」を意味します。また、ヘブライ語の挨拶のひとつでもあり、日本語の「こんにちは」に相当します。ラビア語の『サラーム』はユダヤ人のこの習慣をアラビア化・イスラム化して取り入れたものです。
「欠けることのない状態」が平和を意味する言葉ということは、非常に奥深いと思います。しかも、それが挨拶の言葉というのは素晴らしいことだと思います。しかし、穿った見方をすれば、それほど得難い物なので、常に望んで交わす言葉となったのかもしれません。
皆さんは『ユートピア』という言葉をご存知ですね。よく使われる言葉ですが、ルネサンス期のイギリスの思想家トマス・モアはギリシャ語で「理想郷」を意味する言葉『ユートピア』を作った時、「ウ・トポス」というどこにもない場所という意味の語をあてました。
平和や理想郷は得難いものなのです。そのために、常に努力して実現しようと励まなくてはならないものとも言えるでしょう。
9月の「基本的教育と識字率向上月間」の会長の時間に「プログラム教育の重要性」についてお話ししましたが、ようやく日本でもプログラム教育が始まるようです。ちなみに、現在の小学生の親に一番人気の習い事は「プログラミング教室」だそうです。