岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2012〜2015年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会


〜会長の時間8月〜

◆これがロータリー(5)◆
Rotary精神─
基本的にはRotaryは人生哲学であり、それはServiceの哲学である。Serviceの哲学はService above selfのことを意味する。
「Fundamentary, Rotary is a philosophy of life that undertakes to reconcile the ever present conflict between the desire to profit for one’s self and duty and consequent impulse to serve others. This philosophy is the philosophy of service − “Service above self”」
だからRotaryのServiceとは地域社会の進歩の過程においての必要を満たし、その変遷につれて変転する必要に適応することを目的として立案され実践されるものなのだ。従って単なる心の持ち方ではなく実際的活動を意味する。言いかえるとRotary精神とは奉仕の哲学であり、Service above self(超我の奉仕)の活動を意味しているのだ。別の表現をするなら他人に対する思いやりの心、助け合いの心(Thoughtfulness of and helpfulness to others)の実践と云ってもよいであろう。

和歌山ロータリークラブ  小 中 義 美

◆ひと口基礎英語◆
  What does it taste like?
  どんな味ですか?

 2015年 8月28日 第1888回 

こんにちは、日中は暑いのですが朝夕は過ごし易くなってきました。秋という季語はまだ早いのでしょうが季節の移り変わりを感じます。夜は虫の音が聞こえてきますし、季節は進んでいます。夜の街中はお祭りの準備一色です。
8月22日の土曜日、市長、役所の幹部の方、教育委員会の方々に派遣学生の帰国報告がなされました。出発時と違い異文化を体験したせいか、生き生きとした発言、報告がなされました。派遣学生達の報告は一人持ち時間1分としましたがもっと話したいという高校生が多いのにはびっくりでした。
さて、今日皆さんのお手元に当地区の記念誌が配布されています。P91には当クラブの記事も掲載されていますのでご一読下さい。

◆これがロータリー(6)◆
奉仕の理想─
奉仕の理想(Ideal of Service)という言葉は1922年のLos Angelsの大会で改訂された綱領の初めに出ている。これの日本語は奉仕の理想と訳されているが、その適否は別問題として、抽象的表現だからその本意はつかみにくいように思う。
Serviceを奉仕と訳すのは日本人の感覚から云っても若干問題でしょう。塚本パストガバナーが云われるようServiceはそのまま使った方がよいようにも思う。Paul Harrisの著書のRotarian Ageの翻訳で米山パストガバナーはServiceを奉仕と訳さずに原語のまま使っておられる。Idealには理想と云う意味の他に観念と云う意味もあり、又ofは同格を示しているのだからIdeal of Serviceは奉仕の観念、奉仕の気持と云ってもよいかと思う。
1911年ミネソタR.C.の会長 F.Collinsが提唱した“Service not self”がPaulその他の人々によって、自己否定が過ぎるとの批判をうけ“Service above self”と改められた経過からみてもRotaryの云う奉仕の理想は最高水準を意味するものではなさそうに思う。
本来RotaryのServiceは横の関係を示すもので日本流の縦の関係を示すものではない。Thoughtfulness of Others, Helpfulness to Othersの気持を何よりも優先させる哲学であると解したらと思うこれを実践的な立場から云えば奉仕の理想は次の様に表現出来るかと思う。即ち
 ○職業奉仕では高い道徳的水準の推進を。
 ○国際奉仕では国際親善と相互理解の推進を。
 ○社会奉仕ではよりよい地域社会造りに努力を。
の3方針の最高の努力を指すものではないだろうか。

国際ロータリー第2500地区ガバナー
海田 司氏は2008年4月20日付け月信12号で
■「奉仕哲学」の立場に立つとき。「Service Above Self」の持つ意味は、ロータリアンは常に「Service」という理念を念頭に置いて生活せよということであります。そして、真の「Service」の意味である完全な利己と利他との調和を追い求め、それを実践せよ。 
■しかし、利己と利他との調和がはかれぬ場合、利己を優先するか、利他を優先するかは、それぞれのロータリアンのロータリー観・人生観に委ねられるのであります。いずれに致しましても、ロータリアンたるもの、利己と利他との完全なる調和という「Service」の理念の追求と実践のため日々研鑽すべきであり、その意味から「Service Above Self」を「自己研鑽の奉仕」と訳された、小堀憲助氏の訳は的確な表現であると思います、と。

和歌山ロータリークラブ  小 中 義 美

◆ひと口基礎英語◆

   That’s too much for me.
   それ、私には多すぎます。