〜会長の時間6月〜

2016年 6月　4日　第1922回　創立40周年記念式典

皆さんこんにちは。本日はご多忙の中、岸和田東ロータリークラブ４０周年の記念式典にご臨席賜り誠にありがとうございます。先程、加藤４０周年実行委員長より紹介がございましたが、当クラブは１９７６年、昭和５１年６月５日に、岸和田ロータリークラブをスポンサークラブとして創立され、このたび４０周年を迎える事になりました。この長い歴史の中で、当クラブに対してご尽力戴きましたみなさま・諸先輩方に､この場をお借りして心より感謝申し上げます。 ロータリークラブは１９０５年、米国、シカゴの街に誕生致しました。以来、１１１年、全世界２００カ国以上の国々に広がり現在はクラブ数が約３５０００、会員総数が約１２２万人に達しています。ロータリーとは職業倫理を重んずる職業人、専門職業人の集まりです。その組織が地球の隅々まで拡大するにつれて、ロー-タリーは世界に目を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになりました。ロータリーには目的（旧綱領）が四つございます。 その３番目に「ロータリアンは個人生活、事業生活、社会生活に常に奉仕の理想を適用すること」と書かれております。 社会生活に適用されるものとして今までの中で最も印象深い社会奉仕は、２０周年の年に、葛城山林道に３６カ所の道標を設置致し、登山道にも道標を設置したことです。かなり大がかりな作業でありましたが登山者には大変喜ばれ、現在まで毎年、林道の清掃奉仕をかねてメンテナンスを行っています。この事業は、その年度２６４０地区の「意義ある業績賞」を受賞しました。 また、目的の４番目に「国際間の理解と親善と平和を推進すること」とございます。思い出深い国際奉仕、青少年奉仕は２６年前、１９９０年の夏、岸和田市が姉妹都市を締結致しました中国は香港に近い汕頭市に旧泉州高校インターアクトクラブの高校生を引率し、汕頭市第一中学の学生と交流をしたことでございます。その頃はメールもなく、ＦＡＸと電話で汕頭市政府の方とやりとりをしました。香港に一泊、ビクトリアピークからの眺望が思い起こされます。香港の宿は中国側が準備して下さいました。香港での乗り継ぎも思い出深いものがあります。渡航の準備もほとんど自前で行いました。残念ですが中国語が堪能であった河合元会員も亡くなりました。 古いお話をさせて戴きましたが先月３１日より、岸和田市の姉妹都市青少年受け入れ事業でサウス・サンフランシスコ市の高校生達が岸和田に来ています。この事業も国際奉仕部門活動の一つです。彼らは約１週間のホームステイを通して異文化を学びます。この後の祝賀会に来てくれる予定です。 このほか、４０周年の記念事業もいくつかございました。これらに尽きましては、事業担当からご紹介させて戴きます。 創立４０年周年は通過点であります。多岐に亘る奉仕活動ですが「地域に良いことをしましょう」この言葉をモットーに諸先輩が築かれたクラブの歴史を更に飛躍・発展させねばと考えます。 本日はお忙しい中、記念式典、祝賀会にご臨席を賜りありがとうございました。簡単ではございますが、４０周年にあたってのご挨拶とさせて戴きます。ありがとうございました。

2016年 6月10日　第1923回

皆さんこんにちは、気温が３０℃ですか？梅雨の中休み、暑くなりました。 ６月はロータリーの暦では「ロータリー親睦活動月間」です。４０周年記念式典・祝賀会で「親睦」を燃焼させた思いがあります。 本日の卓話講師として田口様、ようこそいらっしゃいました。卓話をどうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、６月４日土曜日に開催されました４０周年記念式典、祝賀会を皆様のお陰で無事終える事が出来ました。それぞれのご担当分野で長きに渡りご準備を戴きましたこと厚く御礼申し上げます。様々な課題が残りましたが、次回の周年事業に向けて反省そして改善し、より良きものにしたいと存じます。 後ほどの委員会報告で上林国際奉仕委員長より詳しいご報告がございますが、４０周年式典に先立ち５月２８日〜２９日にかけて韓国はソウルへ出掛けて参りました。一泊二日と短期間で時間に追われたソウル国際大会でございましたが楽しんで参りました。一番近い外国なのに足を向けることなく過ごして参りましたが、これを機に又出掛けたく思いました。 さて、あと２回しか勉強の機会がございませんが、本日もお付き合い下さい。 ◆これがロータリー（33）◆ Rotaryの親睦とは─ ある古い会員でClubの指導と称して、例会での坐り方、姿勢、洋服の着こなし方まで口やかましく云って、例会中も一言の私語を許さない人があったことを聞いたが、これはRotaryの本質をはきちがえた一種の宗教的統制を導入したものだ。どんな意味でもRotaryは全体主義的統制に服すべきものでない。 Rotaryでは親睦と友情を深め乍ら奉仕を行ない、奉仕を行ない乍ら効果的な親睦が増進され、更に効果的な奉仕をうみ出すと云うような自転作用の営なまれることを期待しているのだ。 1960〜70年(理)にR.I.はClub委員会の中で親睦委員の名称を親睦活動委員会と変更し、レクリエーションや社交活動も奨励しているが、その狙いは親睦の醸成こそがRotaryの活動の原動力であると評価し、これに積極的に取組むべきことを示唆しているのだ。然し乍らRotaryの親睦活動は往々にして、その目的をはきちがえ、それ自体を目的とすることがないとは云えない。Rotaryの諸会合が第三者から見た場合、その目的が全く不明な場合が少なくない。そこにRotaryはお金持ちのお遊びと思われる嫌いがあり、浄財を投じ乍らも自慰行為と思われたり、逆効果的となる奉仕活動も出てくるのである。 ゴルフ会も結構、旅行も結構、又各種大会の開催も結構であるが何れも奉仕の理想を追求するための一過程としてとらえられるような配慮が好ましいと思う。この辺がRotary活動の在り方としても、むつかしい点だ。余りにも奉仕の理想の追求に熱心すぎると、Club活動は厳粛で笑いのない実践倫理運動となってしまうし又余りにも親睦和合に重点をおきすぎるとお金持のお遊びと見られることになり、良心的Rotarianを絶望させることにもなりかねない。この辺のことはClubの運営責任者の腕の見せどころであり、又無限の努力が要求される所である。唯、ここに注意すべきことはRotaryの親睦とはこの両者の間の「橋渡し」をするものではないと云うことであろう。 Paulはその論文Natural Rotarianismの中で次のように述べている。「Rotarianの共通の仕事に強力せよ。意見が同じでない場合は常に、寛容と理性をもって当れば我々は友愛をもって報いられるであろう」と。 和歌山ロータリークラブ　小　中　義　美 ◆ひと口基礎英語◆ 　　What's the population of this town? 　　　　この町の人口は何人ですか？

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