〜会長の時間 1月〜

2016年　1月22日　第1906回　 皆さんこんにちは今日も寒さが堪えます。週末、もっと寒くなるとの予報、暖かい服装でお過ごし下さい。 本日は卓話講師として森田クリニック・院長の森田照男先生に「６０歳を過ぎて気になる病気〜泌尿器科領域について〜」をテーマにお話を戴きます。森田先生、どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、先週末の土曜日、広報委員会・社会奉仕委員会共催の「友を読む会」が開催されました。岸和田商工会議所女性会からゲストとして３名（坂口会長、笹部副会長、田辺理事）をお迎えし、「少子化について思うこと」をテーマに、各ゲストのスピーチ、その後各テーブルに別れて意見交換がございました。忌憚のない意見がなされ、最後に各テーブルの代表者から纏めの発表があり、出生率を上げる試みについても様々な観点からの意見もございました。両委員会の皆様、当日のご準備をありがとうございました。 個人的な話題になりますが、翌日の１８日、日曜日から月曜に掛けて鎌倉に出掛けて参りました。日曜日でもあり鎌倉は大勢の人出、寒くてもやはり集客力の有る街でした。主目的は鎌倉近代美術館の見学です。鶴岡八幡宮の境内にある鎌倉近代美術館は６５年の借地権契約が今月一杯で満了の為、閉館となります。この建築物は坂倉準三が設計した著名な建物でもあり、是非見学をと思い立った次第です。翌日月曜日は積雪、雪の中、北鎌倉から鎌倉に掛けて歴史探訪をしてきました。次回は花の季節、５月〜６月に掛けて是非訪れたいと思いました。 ◆これがロータリー（21）◆ 例会出席の意義:─ 例会出席奨励の理由についてClub奉仕部門の補足資料324号には次のように書いてある。 １）Rotaryの原則である知り合うことと親睦とはClub例会に出席することによって最もよく伸展させることが出来る。 ２）Rotarianは業界を代表することを承諾しているのだから若しも例会に欠席すれば業界の人々に持ちかえるべきRotaryの御土産をもち帰ることが出来ない。 ３）充分知識あるRotarianになるためには、例会に出席して、ClubのProgramや活動からRotaryを学ぶ必要がある。又Clubにおいても活動する会員となることによって完全に同化される。 ４）RotarianはRotaryを学ぶべき場所は例会なのである。GolferがRinksで、TennisはCourtで練習するように。 ５）R.C.はRotarianが集まり、各自の商品を他のRotarianのそれと交換し、その経験を更に豊かにする宝を持ち帰る１つの市場である。 例えば各自の商品として、友情、親睦、微笑、及び温かい挨拶を持参して出席し、逢う人毎にこれを提供し、その代りとしてClubに到着した時よりも必ずより多くの精神的利益を得て帰途につくことになり、例会を欠席する人々はこの有利な交換の機会を失なうことになる。これが例会に出席する意義なのです。お解りいたゞけたでしょうか。万一これが理解出来ない方がおられるとしたらRotaryを退会される べきであろう。 会員の出席率が100％であることは誠に結構なことだが実際問題として全会員が長期間100％出席と言うことは可成り無理があるように思う。私共は人々の噂を信ずるものではないが、相当のインチキ（Phony）100％もあるようだ。R.I.の元事務総長Jones Means氏はそのSpeechの中で次のように述べている。 「往々にして、あるClubでは続けて100％の出席記録を得ようとして記録を作ることに執着することがあるが、若しこれが正しい形でなされるとすれば必ず良心的な会員は退会することになりかねない。斯くして会員が減ることはClub活動を鈍ることになる」と。R.C.の活動には良心的な例会出席こそが望ましい。常に90％それ位であれば当然それを誇りにしてよいと思う。この位なら出席にとりつかれることにはならないであろう。 良い出席は目的達成の手段であっても決して目的ではない。出席の意義を理解することにより、ホームクラブへの出席が如何に重要であるかを理解されたと思うが、80年度の規定審議会（80−93）でホームクラブへの出席を30％以上と義務付けられたことはもっともだと思う。 和歌山ロータリークラブ　　小　中　義　美 ◆ひと口基礎英語◆ 　Thanks to all of you, I had a wonderful time. 　　みなさんのおかげで、とても楽しかったです。 　2016年1月29日　第1907回　 皆さん今日は、久しぶりの雨でお湿りが有り難いです。 さて、今朝弊社に元青少年交換学生で財団奨学生でもあった中野華子さんが来られました。 ２０１２年９月４日に当クラブにて卓話をして下さいました。２０１４年４月から在コンゴ民主共和国日本大使館で仕事をされています。２年ぶりの帰国となりコンゴ民主共和国（旧ザイール国）の現況とお仕事についてお話を拝聴しました。１月５日に帰国され、２月１１日には再びコンゴに向けて出発です。詳細につきましては、次回の例会にてお話させて戴きます。 さて、いつもの勉強をしたいと思います。 ◆これがロータリー（22）◆ 出席競争：（Attendance Contest）─ R.I.の出席競争はR.I.理事会が随時決定する国乃至地理的地域にあるClubの出席競争に関する取定めである。※ ※主として欧州大陸南部、北アフリカ及び地中海地域のClubの出席競争である。賞品として Rosanoff Attendance Trophyが授与される。（手続要覧，19，1978） 一般に地区での出席競争はR.I.の出席競争とは別個のものである。従ってその出席競争規定はR.I.の出席競争規定に準拠しなければならないものでもなく、その解釈は地区ガバナーの判断にまかされている。在来出席については所定時間の60％出席しさえすれば有効であるとする考え方は地区ガバナーの指示のない限り無効である。特に1978年以降は所定時間の60％を出席すれば有効であるとする根拠は全くなくなってしまったのだからどんな意味でも例会の出席は所定時間出席によって承認されるものである。即ち例会の出席は100%時間出席して初めて有効である。従って若しも在来の慣行を容認するとなればそれはRotaryの規約違反となるのみでなく、S.A.A.としてもその任務怠慢の責任を負わなければなるまい。S.A.A.はClub例会での早退防止についてはそれなりの配慮をすべきであろう。 在来ともすれば例会出席競争の100%出席率についての信憑性について問題提起がないわけではないが、ガバナーはこれに対して何等手を打っていないのが実状であろう。又100％出席Clubがそれに値するRotary活動をしているかどうかも討論されたことがない。Rotaryの出席は手段でこそあれ決して目的ではない。出席率100％Club必ずしもそれに値するだけの活動をしていない実証も数多く知られている。私は提言したい。地区での出席競争は出席記録にとどめ、順位の決定は廃止すべきだと思う。強いて希望ならA.B.C.位の順位を示す程度で充分にその目的は達するであろう｡ ※ ※Rotaryの規約では例会出席は極めて厳格である。一定以下の出席率は会員の資格の喪失につながる。Rotaryの例会出席の意味については前項に述べたが、Rotaryでは出席なくしては始まらないのである。而し陪審員又は証人として法廷に出席しなければならない日でも議会に出席する日でも欠席理由としては認められない。そうなると余程の幸運でもない限り又健康でもない限り長期に渡り100％連続出席は出来ないのが普通であろう。 日本のR.C.は出席率は極めて良好で世界一である。100％Clubも決して少なくない。自然のまゝなら結構だが。例会場を早退しても恥しく思わないようなRotarianが100%出席率を誇ってもナンセンスではなかろうか。 和歌山ロータリークラブ　　小　中　義　美 ◆ひと口基礎英語◆ 　How did you like it?　いかがでしたか？

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