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会長の時間 10月 |
2017年〜2018年度
岸和田東ロータリークラブ会長
池 内 清 一 郎
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2017年 10月20日 第1984回 |
「ロータリーの卓話について」
山本圭一郎様本日は入会式です。後ほどよろしくお願いします。美馬様ようこそお越し下さいました。例会楽しんで下さい。
やっと月信が届きましたので、その内容について報告します。地区大会については先週ご報告しました。選挙人会議の議題についてご意見のある会員は私か上林幹事までお寄せ下さい。今週まで、選挙人の立候補がありませんでしたので、私と上林幹事が選挙人となりますがよろしいでしょうか。次に、新入会員研修会が開かれます。3回に分けて開催されますので、入会3年未満の会員の皆様ご都合のよい日に是非ご参加下さい。地区内のクラブ活動報告として、当クラブの上林幹事の報告が5頁に掲載されています。今年8月のサウスサンフランシスコRCとの青少年海外派遣事業についての報告です。当クラブの8月の出席率が100%となりました。ご協力ありがとうございました。
本日は、卓話についてお話しします。当クラブでも30分程度の卓話の時間を設けています。この卓話は、ポール・ハリスらが設立したクラブの初代会長に選ばれたシルヴェスター・シールが、自身の職業である石炭業界の話をしたことが始まりであると伝えられています。クラブの第7回例会以降、会合が食事つきなり、afutar−dinner−speech=卓話が通例となりました。卓話は、ロータリー関連の話に限らず、職業や業界の話、趣味の話、時事問題などをテーマに話をされますので、いろいろな知識を得ることができるとともに、その会員の人となりを知ることもできます。
このように卓話は、例会において重要なものでありますので、会員の皆様今後ともよろしくお願いします。
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2017年 10月27日 第1985回 |
「四つのテストについて」
田川様あと1回です。よろしくお願いします。
10月21日、相撲見学と夜の食事会が開かれ、多くの会員の皆様に参加していただき、ありがとうございました。また、企画していただいた親睦委員会の皆様ご苦労様でした
今日の会長の時間は、「四つのテスト」についてお話しさせていただきます。
「四つのテスト」を提案したのは、シカゴRCのメンバーで訪問販売業のオーナーであったテーラー氏です。世界恐慌による会社倒産が続出する社会にあって、ロータリーが掲げる「奉仕の理念」が企業姿勢として見直されるようになっていた1932年、テーラーが倒産の危機にあったアルミ器具メーカーの経営再建を依頼され、提案したのが「四つのテスト」でした。
Is it truth 真実かどうか
Is it fair to all concerned みんなに公平か
Will built goodwill and 好意と友情を
better friendship 深めるか
Will it beneficial to みんなのために
all concerned なるかどうか
truthには、誠実という意味があります.fairは等しいという感覚よりも、公正なというニュアンスが強くfair and squareで公明正大なとなります。to
all concernedは関係者全員という意味で、取引の相手方全員を含んでいます。
goodwillには、「店の信用」という意味があり、ここでは信用と親睦を築くことになるか と問いかけています。そして、beneficialは、有益な(利益がある)という意味で「ためになる」という言葉の裏に「儲けになる」という意味が含まれています。
このように「四つのテスト」は、商取引に関する提言であって、四つの問いかけの全てに相手方の姿が見え、その相手に対する配慮を訴えています。
この「四つのテスト」の使用権が、1942年にRIに渡され、テーラーがRI会長になった1954年に版権もRIに譲られました。
1915年に制定された「ロータリー倫理訓」が1931年に頒布禁止に追い込まれ、1951年には廃棄が決定されましたので、ちょうどこれと引き換えに「四つのテスト」がその位置に置かれたことになります。
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