11月2日〜11月6日は「霜降」の末候である「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」です。北国や高い山からはとっくに紅葉の便りが届いていますが、平地では紅葉前線がこれから日を追って南下します。見頃は葉が色づき始めてから三、四週間後。昼夜の温度差が大きいこと、十分な日射し、適度な湿度があることが美しい紅葉の条件とされていますが、今年はどんな色に染まるのでしょうか。
岸和田ではいつも11月の20日すぎぐらいが見頃です。
先週の金曜日、岸和田南RCとタイのサトーンRCの姉妹クラブ提携調印式・歓迎会に出席してきました。私たちもウォータープロジェクトを共催しているタイのサトーンRCの人たちと交流してきました。サトーンRCは会員数90名ぐらいですが、70%が女性会員らしいです。なぜ、女性会員の割合が多いのか聞いてみますと、友達、知人と声をかけているうちに、女性がたくさん集まったとのことです。元々、女性の企業家も多いのでしょう。
30日(日)には、ボーイスカウト岸和田第5団の30周年式典に出席してきました。指導力を持った青少年を自然の中で育成に努めてこられた活動は我々も参考になるかと思います。また、13日の久米田池の清掃活動で共に汗を流すことになるかと思います。
今月は「ロータリー財団月間」です。後程、ロータリー財団委員会の〆野委員長から委員会報告がありますので、今日は少し別の点からお話ししたいと思います。
私たちは財団に募金し、また場合によりその募金を奉仕活動に使うわけですが、募金の種類は大きく分けて2つあることをご存知でしょうか。一つは「義援金」、もう一つは「支援金」です。
義援金は、被災者に直接届くお金です。被災した自治体が被災状況などに応じて配分額を決め、被災者に現金で配布します。行政が配布することから、被災者の数を正確に把握した後でないと分配が行われないため、被災者に届くまでは時間がかかることが多いです。
支援金は、被災地で活動するNGOやNPOなどの支援団体に届くお金です。使い道は、支援団体が団体の活動内容に応じて決めます。被災地域での要望に応じて各団体が柔軟に使用できるため、すぐに活用されることが多いです。
私たちも間違った使い方をしていることがあったと思います。これからは間違わないようにしたいと思います。
また、この「義援金」という漢字にも問題があります。本来は「義捐金」でした。「捐」は(捨てる事)です。戦前の新聞の表記はもちろん「義捐金」でした。新聞が「義援金」と書くようになったのは、昭和21年に告示された当用漢字表に、そしてその後継となる常用漢字表にも「捐」が入らなかったためです。
「喜捨」(惜しみながらでなく、また義理で仕方なくというのでもなく、ただ喜んで捨てる。)この気持ちこそが「義捐」の要諦ではないでしょうか。
「写真で財団100周年を祝おう!」という企画がロータリー財団100周年を記念して行われています。皆さんが行った「よいこと」を写真でご紹介ください!写真を紹介するには、ハッシュタグ(#100ActsofGood)を付けてご自身のソーシャルメディアに載せてください。また、掲載時に写真の簡単な説明を添えてください。公園のゴミ拾い、募金の呼びかけ、読み聞かせボランティアなど、小さな行為でも大きな意味をもつことがあります。"小さな"活動をみんなでシェアし、大きなインパクトを生み出しましょう!「世界でよいこと」の活動例をwww.rotary.org/100actsofgoodでご覧ください。
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