岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2016〜2017年度RIテーマ
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例会より
制作:資料管理・OA委員会


〜会長の時間8月〜
 2016年 8月 5日  第1931回

リオオリンピックがいよいよ明日の朝に開会式です。また、寝不足の人が増えるかもしれませんが、健康にはお気を付け下さい。
先日の規定審議会で採択された立法案に対しては、本年8月15日までに全クラブの有効投票の少なくとも5パーセントの反対表明があると、その効力が一時保留とされます。前回、資料をお渡しいたしましたが、目を通していただけたでしょうか。ロータリー情報・規定委員会で検討していただいた結果、問題の多い案件がいくつかあります。確かに、時代に合わせて柔軟性を持つことも重要ですが、良き伝統を守っていくことも大事です。例会を開く方法、会員種類、また何をもって出席とするかに関するより多くの裁量がクラブに認められました。私たちのクラブは今まで通りだからいいというのではなく、あまり自由すぎるクラブと友好的に付き合っていけるかという問題があります。後程、皆様のご意見を聞きたいと思います。よろしくご検討下さい。
さて、8月2日〜8月6日は大暑(たいしょ)の末候で、「大雨時行(たいうときどきにふる)」です。この時期の雨と言えばしとしとというより入道雲から降る大粒の雨を思い出します。しかし、昨今はゲリラ雷雨など、より激しい天候の変化がたびたびあります。ゲリラ豪雨は地球温暖化とは違い、都市のヒートアイランド現象が原因です。都市での様々な対策が有効なのですが、現実にはなかなか難しい問題です。
明日までで暦の夏は終わり、明後日、8月7日は立秋です。
1年中で一番暑く感じる時季なのに、「暦の上では」という言い回しとともに涼しさのきざしを探そうとしてしまいます。8月7日〜8月11日は七十二候では「涼風至(すずかぜいたる)」です。木陰などでふと涼しい風を感じることがあるとうれしく思います。陽射しも心なしか和らいで感じることもあるでしょう。
次の8月12日〜8月16日は「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」です。カナカナカナ(キキキキキ)というヒグラシの鳴き声は夏の終わりを告げる物悲しさを感じるのですが。実は、このセミはもっと前、7月初めから鳴いていたのです。夏の間ずっと鳴いているのですが、鳴き声が気づいていないだけなのです。

 2016年 8月19日 第1932回

皆さんこんにちわ。お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。
オリンピックの結果に一喜一憂し眠られぬ暑い夜を過ごしている方も多いと思います。私は8月11日の「山の日」に同窓会があり、旧交を温めてきました。
さて、今月は会員増強・新クラブ結成推進月間です。同窓会の折にも情報収集し、会員になってくれそうな人を探していました。しかし、なかなか増強は難しいものです。お盆には他にもこの時期にだけ会うような人もいます。その人にも何年か前から徐々に入会を勧めているのですが、まだもう少しかかりそうです。
会員一人一人が常に増強の意識を持って、様々な機会をとらえてロータリーの広報を兼ねて入会にふさわしい人材を探してください。仕事関連、地域の友人はじめ、奥さんの友達、子供の友達などなど視野を広げてふさわしい人材を探してください。
8月17日〜8月21日は七十二候では「蒙霧升降(ふかききりまとう)」です。残暑の厳しさは相変わらずですが、朝夕はひんやりとした空気が心地よく感じられます。
早朝に森や水辺に霧が立ち込め、幻想的な風景が見られるのもこの頃です。有名な摩周湖や軽井沢などの霧は夏に多いことで知られています。


  2016年 8月26日 第1933回

二十四節気の処暑(しょしょ)とは暑さが止むという意味です。暑さのピークは過ぎつつあります。
七十二候では8月22日〜8月27日は「綿柎開(わたのはなしべひらく)」です。柎(ふ・うてな)とは花の萼(がく)のことです。七月から九月にかけて綿の花が咲きますが、その1ヶ月後ぐらいに丸い実を包んでいた萼(がく)がはじけ、中から綿毛に包まれた種が飛び出してきます。この綿毛が木綿の原料なのは皆さんご存知の事と思います。
江戸時代、大阪では河内木綿などの特産物もありました。また、泉州は戦後、綿織物の産地でもありました。泉州地域のロータリークラブにも繊維産業の関係者が多数いました。今、泉州では繊維関係の仕事は激減しています。新たな地域産業を育てていかないと会員の増強も難しいかもしれません。
処暑の次候は8月28日〜9月1日「天地始粛(てんちはじめてさむし)」です。早く涼しさを感じたいものです。
二百十日を迎えるこの時期は台風の季節でもあります。先日から3つの台風が相次いで東日本から北海道を襲っています。台風10号は来週火曜日にも日本に上陸しそうです。
また、9月1日は防災の日、関東大震災記念日です。日本でも4月14日に熊本地震があったばかりですが、8月24日にイタリア中部とミャンマー中部でも大きな地震がありました。どちらも大きな被害が出ています。
台風は予測ができますが、地震は予測ができません。普段から災害対策をしておくことが重要です。
大阪では9月5日に「大阪880万人訓練」というのが数年前から行われています。
災害に対する備えは万全でしょうか。災害対策も災害の前の対策・災害時の行動・災害後の対策といくつもの段階があります。災害の種類によっても対応が異なってきます。
普段からしておくべきこととして「バックアップ」ということを考えてみましょう。例えば、パソコンデータのバックアップの重要性は普段の仕事でも大事なことです。この原稿も紙・携帯・ノートパソコンにコピーしています。違った媒体にバックアップを取るということも大事でしょう。また、違った場所にデータを保存することも大事です。医療分野では、お薬手帳を携帯電話に写メしておくだけでも、いざという時に役立ちます。
災害対策の備品や備蓄も自宅だけに置いておくだけでは、自宅が津波で流されたり、火災で焼失すれば使えません。自宅が地震で倒壊しても取り出せないかもしれません。庭の物置や仕事場や車の中など複数個所に分散しておくことも重要かと思います。
個人の場合、食品や水は、備蓄するだけではなく順番に普段から使いながらという方法がいいようです。しかし、企業などで備蓄する場合は「救缶鳥プロジェクト」という方法もあります。これは、消費期限3年のおいしい缶詰のパンを2年間備蓄し、その後回収されたパンは残り1年で国際貢献に役立てようというものです。是非検討してみてください。「救缶鳥プロジェクト」http://www.panakimoto.com/index.html