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『 卓 話 』 |
「岸和田市内の交通情勢と
今後の交通安全対策について」
岸和田警察署 交通課長
警視 片 桐 浩 様
(担当:深井正夫会員)
1 大阪府下の交通事故発生状況(平成27年中)
※特徴
・自転車、二輪車乗車中の死者数が激増
・高齢者の死者数が全体の約4割
・若年者(16歳〜24歳)死者数が激増
・信号無視が原因の死者数が増加
・夜間帯における死者数が全体の半数超
・幹線道路における死者数が6割超
・交差点等における死者数が全体の7割超
2 岸和田市内の交通事故発生状況(平成27年中)
※特徴
・飲酒関連事故が多発(飲酒運転の検挙が府下の
警察署でトップ)
・ひき逃げ事故が多発(府下の警察署で上位)
3 今後の交通安全対策
○自転車対策
・「大阪府自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」H28.4.1施行高齢者(65歳以上)の方はヘルメットの着用に努めること
自転車損害賠償保険に加入すること(H28.7.1施行)
・自転車運転者講習制度(H27.6.1施行)一定の危険な違反行為をして2回以上検挙又は事故を起こした運転者は講習を受講
※自転車安全利用五則の遵守
○高齢者対策
・多発地区を重点とした交通安全教育の実施
・ヘルメットの着用に努めること
・運転免許証自主返納の推奨
○二輪車対策
・速度取締り時等において二輪車に対する安全指導
・二輪車に対する指導取締りの強化
○若年者対策
・高校生に対する交通安全教育の推進
・教習所に対する働きかけ
○交差点対策
・通勤・通学時間帯に目立つ交差点活動を実施
・信号無視違反の取締りの強化
○夜間・幹線道路対策
・速度超過及びシートベルト違反を重点とした取締り強化
・高速走行抑止システムの導入
○大阪府警のホームページの活用
「ある日突然、大阪で死亡事故にあわないための50の心得」
○危険予測運転の励行
「だろう」運転事故のもと、「かもしれない」運転励行
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