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  「薀蓄(うんちく)」
 
 
 
 
 坂 本 光 文 会員
 
 
 『April Fool』
 
 4月1日はエイプリルフール(April Fool)と呼ばれ、「人をからかうような、害のない嘘をついてよい日」として、日本だけでなく世界中で親しまれていますが、なぜこのような習慣ができたのでしょうか?
 なぜ4月1日なんでしょうか?早速、その意味・歴史・由来を調べてみました。
 エイプリルフール(April Fool)の「April」は英語で4月、「Fool」は英語で「ばか者、ばかな、ばかにする」という意味ですが、「April
                        Fool」を日本語で直訳すると「四月馬鹿」、になります。英語での意味は「4月1日に騙された人」、漢語で表現すると「万愚節(ばんぐせつ)」、フランス語では「プワソン・ダウリル(四月の魚)」という意味になります。もし、貴方が4月1日に友達から嘘を言われ、騙された後に、「エイプリルフール」と言われたら、「4月1日(嘘をついても良い日)に騙されましたね」という意味になります。ちなみに、フランスで4月1日(嘘をついても良い日)が「四月の魚」と言われるのは、「4月はたくさん魚が釣れるのに魚座でない」事からだと言われています。(魚座は2/20〜3/20生まれの方、4月1日はおひつじ座です。)
 
 エイプリルフールの歴史・語源・由来を調べてみた。
 
 世界中の人々から親しまれているエイプリルフールですが、この歴史はどうなっているのでしょうか?現在、正確な起源はわかっていませんが、起源説として、色々な説が伝えられている為、以下に挙げてみました。
 
 (1)グレゴリオ暦導入説
 
 1564年国王シャルル9世がグレゴリオ暦を採用し、1年の始まりを4月1日から1月1日に移した事で、これに反発した人々は4月1日を「嘘の新年」とし馬鹿騒ぎし、子供たちは、1月1日にお年玉をもらい、4月1日にごまかしの贈り物をやりとりした事から始まったと言われています。
 
 (2)仏教説
 
 インドの仏教徒たちは、3月25日〜3月31日までの1週間、座禅を組んで修行しましたが、つらい修行が終わった4月1日には、悟りの境地から再び現実の世界に戻ってしまう為、からかいの行事を行うようになった事から始まったと言われています。
 
 (3)ノアの箱舟説
 
 洪水から難を逃れたノアは、洪水がおさまった頃を見計らって陸地を探す為、ハトを飛ばすが、ハトは陸を見つける事ができず、戻ってきます。伝説ではこれが、4月1日とされており、無駄な事をさせられる日からエイプリルフールが始まったと言われています。
 
 (4)イエス・キリスト説
 
 イエス・キリストがユダに裏切られた(ユダはイエス・キリストの居場所を銀貨30枚で売った)という事実を忘れないように設けられたと言われています。
 
 (5)古代ローマのお祭り説
 
 古代ローマでは1年に1日だけ主人と使用人が入れ替わるというお祭りが行われており、このお祭りからエイプリルフールが生まれたと言われています。
 
 以上のようにエイプリルフールの起源にはいくつかの説がありますが、日本では、大正時代(1912年-1926年)に西洋から日本に伝来して広まりました。「万愚節(ばんぐせつ」と呼ばれる時代もありましたが、現在では「エイプリルフール」と呼ばれ、人々から親しまれてます。
 
 
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