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『 卓 話 』 |
「地域包括ケアシステムと
地域包括支援センターについて」
岸和田市地域包括支援センター
萬寿園中部
社会福祉士 富士田正和 様
主任ケアマネジャー 西村 順 様
(担当:辻 政秀会員)
1. 地域包括支援センターとは
・介護保険法にて規定
・設置目的
高齢者が住み慣れた地域で安心して過ごすことが出来るように、包括的、継続的に支援を行う地域包括ケアを実現すること。
・岸和田市内には市の委託にて6箇所設置
2. わが国の高齢化の現状
日本の総人口:約1億2729万8千人
65歳以上の高齢者人口:3189万人(高齢化率25.1%)
平均寿命・・・男性:80.21歳 女性:86.61歳
参考資料:総務省統計局国税調査報告
2013年10月1日現在推計人口
3. 65歳以上の高齢者のいる世帯割合
4. 高齢社会の問題点
(1)少子高齢化
(2)要介護・要支援認定者の増加
(3)単身及び高齢者夫婦世帯の増加
(4)認知症高齢者の増加
(5)介護の担い手の不足
・見守りや介護が必要な人が増えているが、支援する人がいない。
・医療介護にかかる費用が増大している。
5. 地域包括ケアシステムって何?
(1)地域包括ケアシステムの定義
地域の実情に応じて、高齢者が、可能な限り、住みなれた地域でその有する能力に応じた自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制をいう。
高齢者が出来る限り住みなれた自宅で、最後まで生活出来るように自宅、地域の環境を整える。
6. 地域包括ケアシステムのイメージ
7. 地域包括ケアシステムに向けて
(1)本人が健康で自立した生活が出来る(介護予防)
(2)本人の身体状況に合った住まい(サービス付き高齢者住宅)
(3)利用できるサービスを増やす(ボランティア、民間サービス)
(4)地域住民同士の助け合いが出来るようなネットワークを作り
(5)地域包括支援センターやケアマネジャーの相談窓口としての役割
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