岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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第1817回例会 2月7日(金)

トピック 』

2 月度 会員誕生日 

川 植 康 史 /寺 田 美 昭 /池内 清一郎 各会員

米山奨学生への奨学金授与式

米山奨学生 沈 彦君様

卓 話


「 法律よもやま話 パート4 」

 池 内 清一郎 会員


1.盲導犬
「身体障害者補助犬法」では、
盲導犬とは、道路交通法で定める盲導犬であって、国家公安委員会が指定した法人から認定を受けている犬が、視覚障害者と共にハーネス(犬の動作を知るための白い胴輪)を付けているとき」と規定されている。
現在、日本では、視覚障害者の方 約30万人

2.盲導犬が初めて紹介されたのは
1938年(昭和13年)盲導犬をともなってアメリカの青年が旅行の途中に立ち寄ったのが最初
1957年(昭和32年)盲導犬の第1号が誕生
現在、日本での訓練施設は10法人が設置し、全国で活躍している盲導犬は
1070頭

3.盲導犬が育つまで
仔犬は、生後50日でパピーウォーカーと呼ばれるボランティアの家庭に預けられ、1歳になるまで育てられる。
生後1年を迎えた犬は施設に戻り、6〜12ヶ月間盲導犬になるための訓練を受けます。
使用者を終えた犬は、使用者を迎えることとなりますが、1ヶ月間、訓練施設で犬と共に生活しながら指導を受ける。
最も大切なのは、人と犬との信頼関係を築き上げていくこと。

4.現状

身体障害者補助犬法では、「国、地方公共団体、公共交通機関、飲食店、宿泊施設等不特定多数の者が利用する施設の管理者等は、その管理する施設等を身体 障害者が利用する場合、盲導犬を同伴することを拒んではならない。」と規定している。
しかし、「レストランに入ろうとして断られた」とか、ホテルで「犬はどうも、、」と言われたなどの声を聞くことがあるのも事実
視覚障害者にとって、盲導犬は単なる「ペット」ではない。
どんな場所でも盲導犬が受け入れられる社会にならなければならない。
盲導犬の訓練施設に対しての援助制度もない。