岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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第1815回例会 1月24日(金)

卓 話


「役者の仕事とその日々」」

サンミュージック大阪 森 本 真 也 様

(担当:平瀬有里会員)

本日はお招きいただきまして誠に有難うございます。サンミュージック大阪所属森本真也です。以前10月に岸和田マドカホールにて上演されました、清水伸吾作・演出による銀春庵の舞台で平瀬さんと共演し、以後懇意にさせていただきこの度ここで卓話をさせていただくことになりました。まだまだ未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします。
さて、役者、俳優と聞くと皆様はどのようなものをイメージされますでしょうか?真っ先に浮かんでくるのはやはり映画やドラマで活躍している人々ではないでしょうか。実は、私は最初そういった知識は全くなく単純に役者とは華やかで格好良くて人に感動や生きがいを与える夢のような職業だと思っていました。
ところが現実はそんなに甘いものではありません。日々トレーニングをしてひたすらオーディションを受け、そしてその中から這い上がってきた人がいよいよスクリーンに映ることが許されます。とてつもなく険しい道のりです。ほとんどの役者の方々はアルバイトをしながら舞台で経験を積み、技を磨き、さらに10年、20年と経験していってやっと芽が出るなんていうこともよく聞きます。またその逆もあります。
こうして私が役者として続けていけるのは、心の中にある熱い情熱を表現したい、誰かに伝えたい! そういう気持ちがあるからやっていけているのではないか、そんな気がしています。去年あたりからCM、映画等、映像の仕事にもいけるようになり、益々これから技を磨いていかなければどんどん置いていかれる仕事です。
将来の夢は、自身のチームを作り、日本国内に留まらず世界に向けても感動や驚きを伝えられる人になりたい、そのように思っています。まだまだ知識も技術もないので、はなはだ夢物語ですが、それでも想い続けていればいずれは道は開けてくるのもだと、自分に言い聞かせています。どうぞ、またテレビや映画館で見かけたときは応援していただけると幸いです。長々と失礼いたしました。本日は本当にありがとうございました。