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『 トピック 』 |
「 月下美人の会 」
11月13日(水)17:30〜Cafeのだて
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『 卓 話 』 |
「受けがたい人の命をいただいて」
安福寺 住職 伊 藤 正 哲 様
この地球上には、870万種もの命があり、その中たった一種類が「人間」の命です。この命をいただいたことは、誠にありがたいことです。
また、私たち一人一人が命をいただくには、一代目の親が二人、二代目の親が四人、三代目八人…そして、二十五代には、なんと三三五五万人余もの命が横一列に並びます。私たちの命は、脈々とつらなっています。
「人の生、受けるはかたし。 やがて死すべきものの
今、命あるはありがたし。」(法句経)
けれども、命あるものには必ず終わりがやってきます。命終(みょうじゅう)です。その時が近づいてきて、「私の人生は何だったのか」「やり直せるものなら、やり直したい」と思うようです。生まれさせていただいた甲斐がありません。
そういうことのないように、日々、感謝の心で暮らさせていただき、身も心も安楽に最後を迎えたいものです。
(担当:岩出正次会員)
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