『 トピック 』 「10月度会員誕生日｣　 「沈 様への10月分奨学金｣　 『 卓　話 』 「私の生い立ちと中国の戸籍制度」　米山奨学生　沈 彦 君 様 本日の卓話で私の生い立ちと中国の戸籍制度を紹介致します。 第一部では私の生い立ちです。私は中国江蘇省無錫市に生まれ。無錫市は総面積4787.61平方キロメートルで、江蘇省の南部、長江デルタの中部に位置し、中国で有名な水産物と米の古里で、近代化された工業都市でもあります。上海から高速鉄道で38分の距離にあります。 私は1995年から2007年まで地元の無錫市連元街小学校、勝利門中学校、第三高等学校に通い、2007年から2011年まで南通大学で日本語を専攻して勉強してきました。大学卒業後幸運にも母校である南通大学に推薦され、桃山学院大学大学院に留学させて戴きました。 第二部では中国の戸籍制度を紹介します。中国では戸籍を「戸口(ふぅこう)」といい、戸籍を「農村戸籍」と「都市戸籍」に峻別し、住民の管理と都市と農村の人口移動、特に農村から都市への流入を厳しく制限することです。1998年代以降、特に21世紀に入って以来、産業化、市場経済の発展などに伴い、戸籍制度改革が進められていますが、大きな課題がまだ残っていて全面的な改革が要望されています。 （担当 ： 亀 井 亮 雄 会員）