岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2012〜2013年度RIテーマ
更新履歴
クラブ運営方針
行事予定
役員・委員会構成
委員会活動
会長の時間
例会より
制作:資料管理・OA委員会
 

第1796回例会 8月23日(金)

『 トピック 』

サウス・サンフランシスコからの帰国報告 坂本道子会員

平成25年度、岸和田市青少年海外派遣事業で8月13日〜20日、サウス・サンフランシスコ市へ随行、無事帰って参りました。
厳しい審査をかいくぐって派遣生となった彼等15名は期待と不安を抱えながらも本来の目的、青少年交流を立派に果たし、行き、帰りでは声のトーン、表情にも大きな変化を見せ、大いにEnjoyした一週間となりました。その間、ご当地のロータリアンには口筆では言い尽せないお世話を受け、この事業そのものがロータリークラブなくしては実施出来ないプログラムである事を見て参りました。私、個人にとっても今時のすばらしい高校生を認識した、いい機会となりました。
来年は、サウスからの高校生、ロータリアンの方々を大いに歓迎し、私達の岸和田東ロータリークラブの心を日本のすばらしいお土産として持って帰っていただくべく、会員全員で準備をしたいですね。随行の一員として参加出来ましたことは私の人生にも大きな思い出となりました。ありがとうございました。

卓 話

「 能 【兼平】 」 加 藤 寿 昭 会員

本日は、金剛流能【兼平】をご覧頂きたいと思います。
各流儀とも、凡そ200番ほどの演目が有り、五つのジャンルに分けられています。初番目物(脇能物)は、神がシテで寺社の縁起を語ったり、国土繁栄や五穀豊穣を言祝ぐものです。二番目物(修羅物)は、主に源平の武将の亡霊がシテで、生前の壮烈な戦いの様子を再現する内容です。三番目物(鬘物)は、主に源氏物語に登場する女性や、歴史上の女性がシテで、優美な舞が中心となって展開されます。五番目物(切能物)は、天狗や鬼や龍神がシテで、テンポが速く変化に富んだものです。そして残った四番目物(雑能物)は、以上の中に納められない多種多様な分野の曲です。
さて、【兼平】は木曾義仲の重臣・今井四郎兼平がシテで二番目物です。主君の義仲は木曾を領地にしているため、俗に木曾義仲として名を馳せていますが、勿論源氏の一統ですので源義仲であり、頼朝・義経の従兄弟に当たります。
数々の武勲を立てましたが、最後は頼朝と仲違いをし頼朝の命を受け追討に向った義経と近江の粟津で合戦となり自刃、最後まで戦った兼平も遂に自刃した様子を、義仲を弔うため木曾から来た僧侶(ワキ)に、語って聞かせる内容です。
それではごゆっくりご覧下さい。