岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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第1691回例会 5月13日(金)


  犬は心の友  』 泉北ドックスクール 代表  山 口 郁 夫 様


 縄文時代から今まで犬は人の傍らで暮らして時には大切な財産を守り、時には猟で人を助け、人の為に役立ってきました。
 これらの習性を利用して警察犬・災害救助犬・盲導犬・介助犬・セラピードック等人の為に役立っています。
 一般に日本でのしつけ・訓練はプロの訓練士が警察犬訓練法で怖い人が力ずくで教えていました。
一方ヨーロッパ式訓練法は犬に優しく、道具を圧力では無く天罰として使用し、褒めて教えます。「マテ」はありません。盲導犬も同様、怖いから待つのではなく動いてはいけない犬の心を養っています。
ヨーロッパの犬は幸せです。特にドイツでは徹底されていて「犬税」があります。犬の先進国ではペットショップに犬は置けないしプロの訓練士はいません。
 犬は言うことを聞きたくない従いたくない動物です。隙があれば人の事を馬鹿にします。朝一番に飛びつかれたり、人の口に近づけると一日犬に実権を握られます。人はリーダーです。迷わず犬に白黒をはっきりしましょう。
 そして犬は人間社会で育つので、犬が群れをなして公園で走り回る事は良くない、人が遊んであげるのが一番良い。人が愛情を持ち、力で抑えないでコントロールできる様になりましょう。少しでも楽に飼える犬が増え、殺される犬が減るよう願って、今より飼い主が簡単にコントロールできる方法を探す目的で訓練世界大会等に日本代表としてヨーロッパに出かけています。
 人の生活に伴侶として大人しく・邪魔にならない・楽に飼えるように育てよう。忙しく慌ただしい生活の中で常に心を癒してくれる犬の存在は大きいです。人の心のプラスアルファーになるよう今日からしっかりしつけましょう。


                               ( 卓話担当:渡辺泰敏会員 )