『 「心・技・体」相撲界より学んだもの』
間口グループ 株式会社 間口 代表取締役社長 前 田 克 巳 様 |
【講演内容】
1.今回の事件に思うこと(私見)
2.相撲の歴史
3.私の入門時の思い出話
4.戦うと言うことについて
5.相撲の歴史に残る方々の相撲への思い
【講師プロフィール】
名 前 前田克巳(まえだよしみ)
生年月日 昭和22年5月23日生まれ
出 身 大阪府大阪市住之江区
学 歴 大阪府立今宮工業高等学校
建築科1年中退
現 職 株式会社 間口 代表取締役社長
(昭和44年入社 旧間口運輸株式会社に入社)
相撲経歴 昭和38年10月 二子山部屋入門
昭和44年 7月 二子山部屋力士 廃業
最高位 元幕下10枚目
初代 二子山親方(初代 若乃花)付人
相撲関係所属団体・役職
西日本実業団相撲連盟 会長
全日本実業団相撲連盟 副会長
日本女子相撲連盟 名誉顧問
大阪府相撲連盟 顧問
日本相撲連盟7段
株式会社 間口 相撲部 総監督
アマチュア戦歴
昭和61年 大阪府大阪市府民市民相撲大会
個人 準優勝(39歳)
昭和62年 国際相撲選手権大会 個人3位(40歳)
平成元年 第44回国民体育大会大阪府代表
団体3位(42歳)
平成2年 国際相撲選手権大会 大阪府代表
団体3位(43歳)
横綱大鵬・柏戸の活躍により、大相撲が全盛期の頃、歴史が大好きな文学少年だった私は、高校入学後間もなく、体の大きさ故にスカウトされ、何もわからぬまま全く経験のない相撲の世界へ入ることになりました。
入門した二子山部屋は、封建的な相撲社会でも特に稽古が厳しいことで有名で、壊れるくらいに体当たりを繰り返す日々の中で師匠や先輩からの熱い指導に触れ、真の優しさとは厳しさを伴うということを身をもって学びました。また、6年の力士生活の中でも「土俵の鬼」と呼ばれた四十五代横綱初代若乃花という偉大な師匠の付き人として側近で過ごしたことは、私の人生において大きな財産となりました。
昭和44年、怪我のため力士廃業を余儀なくされ、失意の中、帰阪。
縁あって、株式会社間口(旧 間口運輸)に入社しました。一般社会と相撲社会のギャップに戸惑いながらも、出会った方々の導きによって無我夢中で邁進すること40年。現在、微力ながらも企業で責任ある立場となりました。相撲界と一般社会、世界は違えど、常に人のご縁の尊さ、有難さを深く感じる半生だったように感じております。
企業経営に生かす、角界の教え
相撲界、師匠から学んだ生き方は、相撲界を離れた第二の人生においても、私を支えてくれました。経営理念や社是でも謳われているとおり、弊社は100年前の創設時から、人を大切に歩んできました。お客様を大切に、また企業資源である『社員=人材』を大切に。物流においても「心・体・技」の精神を貫いております。
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『 閉会の挨拶 』
次回ホストクラブ 岸和田北ロータリークラブ 会長 廣谷 静一郎様 |
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まず、岸和田東RC様は今年度創立35周年目の年となります。その記念事業として今までに3回もの大きなイベントを行い、また本日もこのように岸和田4クラブの合同例会のホストクラブとしてお世話下さいました。今年度の会長、坂東様をはじめとし、各担当役員の皆様には本当にお忙しい年であったと思われます。本日は本当に楽しい例会をありがとうございます。
さて、来年度は私ども岸和田北RCがホストクラブの担当となっております。来年の2月21日火曜日に4クラブ合同例会を行いたいと思っております。来年度の岸和田北RCクラブ会長、幹事をはじめ会員一同で頑張りまして、本日のような楽しい例会が出来るように努力致しますので、来年度も会員の皆様がご参加くださいますようにお願い致しまして、簡単ではありますが、私のあいさつとさせて頂きます。
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