『 トピック 』 |
前会長・幹事への感謝状及び記念品の贈呈
雪本孝治 前会長 安井八州夫 前幹事
地区委員委嘱状の伝達
・会員増強・維持委員会 委員 平瀬有里会員
・米山学友小委員会 委員 雪本孝治会員
・財団研究グループ交換小委員会 委員 夏原晃子会員
7月度会員誕生日
横田 昌也会員
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初めに、昨年度の雪本会長、安井幹事をはじめ役員の皆様には 無事担当年度を終えられましたこと、おめでとうございます。又私の年度への細やかな申し送り、熱いご支援を頂きましたこと、この場をお借りしましてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
さて、私のロータリー観についてですが、先程の会長の時間に少し触れさせていただきましたが、職業の異なる会員が親睦を深めることにより、人生哲学や職業倫理について語り合い、豊かな人生を探求していくところ。そして奉仕という実践をもってこの理論を行動化することが大切であるというものです。
低迷を続ける世界経済のなかで、地域のリーダーシップを担うロータリアンの職業倫理は明日への希望の光となることでしょう。ロータリーは職業人として、自分はどのように社会に貢献して行くのか、そのポリシーを熱く語り合える仲間がいるところ、さまざまな職種の人達から、角度の異なる意見を聞き、井戸の中の蛙にならないよう、研鑽を積むところでありたいと思います。
ロータリーでの研鑽の第1歩は例会に出席することといわれています。
皆様は毎週の例会で何を楽しみにしていらっしゃいますか。どのようなことに喜びを感じておられるのでしょうか。例会の楽しみ方は、ロータリー年齢により変化することでしょう。「例会や卓話の感動こそが退会を予防する」「ロータリの長続きの秘訣は例会、卓話での感動である」と言われます。卓話を担当するにあたりましては、卓話が聞いていただく会員の研鑽になり、楽しみ、喜びにつながるかどうかに配慮いただき、十分に準備、練習して本番に臨んでいただきたいと思います。そして聞かせていただく会員は熱心に、温かく卓話を聞くことが大切です。マナー良く、話を聞くことはロータリアンとしては初歩的な、社会人としても大切な事だと思います。卓話は入会時期や得手不得手があると思いますので、100%満足できるものとは限りません。しかし、お互いの状況を理解し、アドバイスをしたり、されたりして研鑽を深めていただきますようお願いもうしあげます。話の不得手な方がロータリーに入り話が上手になったといわれればこんな嬉しいことはありません。その事は地域活動で、業界活動で大いに役立つことでしょう。
親睦と奉仕、この二つはロータリでは車の両輪にたとえられます。どちらが欠けても前に進みません。「最も奉仕する人は最も報われる」奉仕の活動の中から生まれる喜びと、知恵を出し合い、汗をかくことから生まれる、連帯と信頼、友情と信頼を大切にしたいと思います。
さて、今年度のRI会長テーマは「地域を育み、大陸をつなぐ」 米田眞理子ガバナーの地区活動方針は「今を大事に行動し、ロータリーの未来を築こう」です。そしてそのキーワードは “育もう、友愛の心”です。
今年度RI会長レイ・クリンギンスミス氏はロータリーと他の奉仕団体との大きな違いは、職業奉仕にあることを強調されました。RI会長テーマを決めるに当たり、ロータリー以外の人々をも視野に入れた言葉、理解しやすい言葉を選んだそうです。
RI会長テーマと地区キーワードの言葉をつなげると、「友愛の心をもって、地域を育む」・「友愛の心を持って、大陸をつなぐ」となります。「友愛の心をもって、地域を育む」にはどうしたら良いでしょうか。まずは、自らの中でロータリー活動を熟成させ、自分の言葉で、照れなく説明できるようになりたいと思います。「ロータリーとは」「ロータリーの目指すところは」などについて、会員一人一人がいつでもスピーチできることを目標にしたいと思います。今年度はRI会長の意向に沿って職業奉仕に焦点を当てた学習会を行いたいと思います。テーマをクラブの手帳に記載されている「4つのテスト」と「職業宣言」とし、これらの成り立ちとロータリーでの位置づけをロータリーの歴史と照らし合わせながら勉強し、そのうえで「それでは私達は職業人として、家庭人としてどうあるべきか」「実践は?」等の議論を積み重ねて行きたいと思います。
次に、「地域を育む」ことを考える時、ロータリーの活動が理解され、岸和田東RCの存在が認識されなければならないと思います。それにはまず、私達自身が地域の他のグループを知ることが大切です。お互いに知りあってこそ、手をつなぎ助け合い、影響しあうことができます。数ある地域の優秀なグループをつなぎ、私達も仲間としてつながることが、地域への貢献の第一歩となることでしょう。「ロータリーの友愛の心」を「発信」して地域をつなごうではありませんか。今年度の岸和田東RCのクラブ会長テーマを「地域へ発信しようロータリーの心」とさせていただきました。
そして二つ目の言葉「友愛の心をもって、大陸をつなぐ」ですが、ロータリーの大切な奉仕部門に「国際奉仕」があります。「国際間の理解、親善、平和の推進」が目標の一つです。そのためには何をしたらよいでしょうか。国際ロータリーの今年度の強調事項の1番は「平和と紛争予防」「紛争解決」です。地区では初めての国際平和奨学生を送り出すことを目標の一つに掲げています。わがクラブでは今年度も「国際交流」「ロータリー財団」「米山奨学」を3本柱とした寄付活動の充実を目標と致します。加えてWCSを企画していこうではありませんか。そして身近な国際親善、近隣に在住する外国籍の人々の現状にも目を向けたいと思います。在住の言葉の不自由な人や研修に来ている若者が孤立することなく、日本で心豊かに生活し、良い思い出を作るのに協力したいと思います。これが、草の根の国際平和に育っていくと信じます。
その他今年度のRI強調事項は全部で6項目あります。「疾病予防と治療」と3番「水と衛生問題」は昨年に引き続きの強調事項です。今年度新たに加えられた強調事項「母子の健康」については開発途上国での母子の健康は勿論ですが日本では特に虐待問題への支援がこの項目に入って来るのではないかと思います。5番目が「基本教育と識字率向上」6番目が「地域社会の発展」です。この6番目の地域社会の発展」についてはRIからの通達を読ませていただきます。
「地域社会における、地元企業家や地域社会のリーダー(特に女性)の育成強化、特に若者のために、相応かつ生産性の高い職に就くための雇用機会の開発、経済発展を支援するために、地元団体や地域社会ネットワークの能力開発、経済と「地域社会の発展に関連する研究の支援」です。RIも世界の経済低迷に心を痛めていることが良く分かります。
地区目標はRI会長の6つの強調事項と青少年プログラム、ポリオ撲滅、ロータリー財団支援、米山奨学事業の支援です。
今年度は従来の年度と異なることが2点あります。一つは、国際大会が例年より1カ月早い来年の5月中旬にニューオリンズで行われます。2つ目は、地区大会が例年より半年早い今年の11月に堺市で行われます。国際大会は都合のつく方は出来るだけ参加していただきますようお願い申し上げます。地区大会は全員参加が目標でお願い致します。
さて当クラブの運営につきまして、各部門委員長にお願い申しあげます。しっかりと部門全体をまとめ、全員への目配りをしていただきたいと思います。そして一人一人がロータリーに参加しているのだという実感が掴めるように活躍の場を考えて下さいませ。雪本年度からの最大の申し送り事項であります、インターアクト委員会についてですが、今年度から4大奉仕から、新世代部門を独立させて5大奉仕部門になりRIの意向を尊重しまして、岡部委員長を中心に当クラブの方針にふさわしいインターアクトクラブのスタイルを研究していただきます。そして会員全体の意思統一を図ったうえで、新しい高校の選考と調査へと進みたいと思います。新クラブ設立へ向けて1歩、2歩とゆっくり前進していきたいと考えています。
今年度からRIからは「ロータリーの友」6月号に掲載されていますように大きくは6つの要綱改定案が提示されています。これにつきましては当クラブでは谷川泉ロータリー情報規定委員会委員長をリーダーとして細則の変更、改定を討議いたしまして奥年度に引き継ぎたいと思っています。
さて、今年度、わがクラブは35周年記念行事で多忙になりますが、大石武徳35周年記念事業実行委員長のもと、クラブ全体が一致団結行動し、そのことに喜びを感じるクラブでありたいと思います。
最後にクリンギンスミスRI会長の言葉をご紹介します。
「私達が時間と労力という代償を支払うことができるならば、私達は必ず成功することができる」「少数のひとびとでも思慮と熱意があれば世界を変えることができる」です。
皆様と一緒に気持ちの良い汗をかく1年でありたいと思います。どうぞご協力ご支援をよろしくお願い致します。
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『 幹事就任の挨拶 』 大 河 内 忠 継 幹事 |
幹事という大役を仰せつかり、責務の重大さに身の引き締まる思いがしています。
クラブは創立35周年を迎える節目の記念年度であり、坂東会長のクラブ方針「地域へ発信しようロータリーの心」を理念に、さまざまな地域グループとの交流や貢献などでお互い知り合い知ってもらう活動や行事が予定されています。すべての行事に参加は難しいと思いますが、積極的な参加をお願いし親睦を深めて頂きたいと思います。
クラブ幹事要覧に幹事の重要な役割は「クラブは効果的に機能するよう援助することである」と書かれています。
微力ながら一つ一つがんばってまいりますので、この一年、会員皆様、各委員長様、理事、役員の皆様にご指導、ご鞭撻をお願い致しまして、簡単ですが挨拶といたします。
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