岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2007〜2008年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会

〜会長の時間10月〜

 2010年10月1日

 お客様の徐群様、岸和田南RC米山カウンセラーの齋藤博陽様、岸和田南RC笹倉太司様ようこそいらっしゃいました。本日は卓話をよろしくお願い致します。
入会の米本直樹様おめでとうございます。この日が待ち遠しかったです。後ほど入会式をさせていただきます。
 遅ればせながら9月11日のロータリー財団委員会へ出席していただきました中井会員、ご出席と詳しい報告をありがとうございました。また、地区GSE委員会委員の夏原会員会も委員会へのご出席ありがとうございました。
 10月は職業奉仕月間であり米山月間でもあります。
ロータリーの特徴は職業奉仕と今年度のRI会長レイ・クリンギンスミス氏が所信表明で強調されました。私もロータリーと他の奉仕団体との相違点は職業奉仕にあると考えています。しかし、職業奉仕とは何かが分かりにくいというのが問題です。分かりやすい表現として、私は近江商人のこころ、「売ってよし、買ってよし」に加え「作ってよし、支えてよし」と「環境によし、地域に恩返し」この2つを付け加えたいと思います。近江商人の「売ってよし買ってよし」については、4つのテストと共によくとりあげられていますので省略いたします。2番目、3番目の私の創作部分について説明させていただきます。まず「作ってよし」は会社で社長を含め働いている人にとって良い会社かどうかです。作る喜び働く喜びを感じているか。喜びに値するしごとであるか。過労になっていないかどうかです。そして「支えてよし」は、働く人を支える家庭生活に焦点をあてたものです。職場が安定していて安心して家庭生活を送ることができるか。家族の精神面も含めた健康管理、翌日に向けて元気をとりもどしているか、次世代に向けての労働の再生産の環境は整っているかどうかです。家族との団らんの時間や子どもを産み育て育むことへの時間、余力があるかどうかです。次に「環境によし、地域にお返し」ですが企業の内容が水銀中毒にみられるような社会環境破壊や自然破壊につながらない事はもちろんですが、男女平等、セクハラ、パワハラや社会的な問題を範疇に入れたいと思います。社会は常に発展していきます。企業家は著作権や建築法、差別の問題などに対して時代遅れにならないよう勉強が必要です。そして「地域に恩返し」ですが、そんなふうにして得た利益を社会に還元する事です。この八方に気配りのある企業精神を学び実践することではないかと考えています。ロータリーのネットワークを活用して地域の先人としての企業人でありたいと考えます。一人一人がロータリーの代表であり、営業マンであると考えていますがいかがでしょうか?

 2010年10月8日

 お客様の綾野浩司様ようこそいらっしゃいました。例会をお楽しみくださいませ。
報告です。 
 10月5日(火曜日)7時からIM6組GSE受け入れ打ち合わせ会議が浪切ホール4階会議室にて行われました。地区委員の夏原会員、平瀬国際奉仕委員長、ご出席ありがとうございました。又国際奉仕委員会の皆さまには前もっての準備会をありがとうございました。訪問団は11月19日に例会に出席されます。皆様のご参加、ご協力よろしくお願い致します。
 10月6日(水曜日)今年度初めての茶道体験授業が行われました。柳澤会員には早朝からの準備、長時間の又感動的な授業をありがとうございました。
 2640地区中国の米山修了生主催による上海シンポジュームに河合会員、雪本会員が出席します。ご成功と無事のお帰りをお祈り申し上げます。
 さて、ノーベル化学賞が鈴木章さんと根岸英一さんに贈られます。さわやかな、秋晴れにふさわしいニュースでした。特許を申請せず、研究成果を公開し産業界で自由に使用されるようにしたとのことに感動しました。なかなかマネのできないことで、ロータリーの職業奉仕の鏡のようなかただなーと思いました。
今日も職業奉仕月間にちなみましてお話しをさせて頂きます。
 「国連子ども権利委員会」の日本担当委員でドイツの教育学者ロタール・クラップマンさんが8月に大阪にきて講演を行い「日本の学校での競争と特に一人親家庭の貧困が子供に『価値がない情けない自分』と思わせて孤独感や幸福感の低さを助長している」と指摘しました。日本の大人はもっとこの点に目を向けるべきだとの意見があります。ロータリーはこの一番弱い立場の子供達を守るために職業奉仕の方面からも取り組む事が出来るのではないでしょうか。手帳の職業宣言の第6条に自己の職業上の手腕を捧げて、青少年に機会を開き、他人からの格別の要請にもこたえ、地域社会の生活の質を高めよとあります。
 4つのテストや職業宣言を自分の中で理解・昇華し、具体的に我々の仕事にどのように反映するかを考えていきたいと思います。

 2010年10月15日

 雪本孝治会員・河合利晴会員には第2640地区米山学友会の上海シンポジウムへのご参加・無事帰国おめでとうございます。また、河合会員におかれましては長年のご活動、お世話への感謝状授賞おめでとうございます。
 米山記念奨学会は「友」の特集にもありますように1952年に制度が発足して以来今年度で40周年を迎えます。1967年に財団法人化され、外国人留学生に対する民間の奨学金支援団体としては日本で一番大きな団体です。特にアジアの学生が日本への理解を深める事に貢献しています。1985年には元米山奨学生の横の連絡会「米山学友会」が設立され、その主催で上海シンポジウムが行われました。留学生の5割を占める中国籍の中国人は一般市民として来日します。ロータリーを認めていない中国からやってきて、日本で勉強、交流し、「米山学友会」という国際的な横のつながりを持つ人になるわけです。このような人材の育成は日本の、世界の未来に夢と希望をもたらすことでしょう。累計奨学生数は、約1万4千人・100カ国に上ります。奨学生の選考は、最初は海外のロータリークラブの推薦制度でしたが手続き上の問題で、2001年度から大学推薦制度が開始され、2007年度から「現地採用」制度がベトナムを対象に試行されております。
 米山記念奨学会は皆様のご意見に答えようと、感動していただくためにと、目に見える奨学会への改革、改編に努力されています。どうぞ皆様ご自身の、粘り強い研究とご理解、ご協力をお願い申し上げます。

 2010年10月22日

 さすがの暑さも遠のき、さわやかな秋・読書の秋・天高く馬こゆる秋が訪れてまいりました。18日地区大会記念ゴルフ大会、お天気にめぐまれ、和気あいあいと行われたことと思います。ご参加の皆さまありがとうございました。
 16日土曜日には来年1月30日(日)に行われます「次世代フォーラムの打ち合わせ会議」をありがとうございます。「明日へつなごう親父の背中・おふくろの背中」・過去を見据え、現代を観察し、未来を考える若者の力を育てる取り組みです。特別講演のタイトルは「歴史をつなぐ、地域をつなぐ」です。寺田会長年度でありました2005年度のロータリー創立100周年度に記念行事として第1回次世代フォーラムが産業会館でおこなわれました。今回は第2回目で山本新一郎実行委員長のもと場所やシステムが改良・発展されています。皆様のご協力どうぞよろしくお願い致します。
 さて、皆様ロータリーを楽しまれていますか?ちょっと忙しくなっていますがよろしくお願い致します。いろいろな取り組みの中の会議で、意見を述べ合うことで親しみが深まることを期待します。ロータリーは出会いの場・人生の道場と言われています。週1回の例会で十分知り合えない方と、親睦旅行、その他のいろいろな活動を通じて交流を深めたいと思います。31日の親睦日帰り旅行楽しみにしています。親睦委員会の皆さまよろしくお願い致します


 2010年10月29日

 お客様の関西国際空港RC第6組IM実行委員会奥田皓策様ようこそいらっしゃいました。例会をお楽しみください。
 緑の畦と曼殊沙華は私の好きな秋の光景の一つです。が、それも終わり一気に涼しくなりました。身近にいろんな秋をみつけて楽しみたいと思います。
 今日は国際ロータリーの新しい長期計画についてお話ししたいと思います。と申し上げましても2007年〜10年の長期計画についてですが、まず、国際ロータリーの使命の文の中に「地域社会のリーダー」という言葉が加えられました。従って国際ロータリーの使命は「奉仕と高い倫理基準の促進」「事業と専門職務と地域社会のリーダーのあいだの親睦をとおして、世界理解と親善、平和を推進すること」となりました。そして、2007〜10年度の長期計画の優先項目として、次の7つが上げられています。
 「ポリオの撲滅」「ロータリーについての積極的な広報活動の推奨」「会員の教育研修方法の改善」そして4つ目は「会員組織の質と量における世界への拡大」5つめが「職業奉仕への取り組みの強調」そして「青少年の育成その他に対する組織内指導能力の活用」7つ目が「長期計画の手順の実施」となっています。新しい優先項目ではロータリーの特色であります職業奉仕の見直しが強調されています。ロータリアンは自身の専門的分野での奉仕活動は勿論のこと、事業や職業に関連ある団体に加入参加し、倫理的立場で指導的役割を果たすように勧められています。又、ロータリアンの専門的知識と経験を十分生かす事によって、特に職の無い人々の職業技能を開発し、職業奉仕の新しい道を開き、専門的職業能力の開発を奨励するために、学習や情報の硬化や開発するための職業フォーラムを企画することも必要とされています。つまり、ロータリアンは「自らの職業哲学の在り方だけではなく、職業技能を与えるという奉仕活動を推奨するという」ということで、今までとはちょっと違った方向へ舵が切られたように思います。これには「近代的職業奉仕」という言葉が使われています。
 このことにつきましては、「職業奉仕委員会」や「友」を読む会でじっくりと議論していただき、先輩方々に解説もお聞きして、意見を交換したいと思います。個人的にはここまでするとなると大変だな―という感想です。