岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2007〜2008年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会

〜会長の時間2月〜

 2011年 2月 4日

 1月30日次世代フォーラムが開催されました。思ったようには、参加人数が伸びませんでしたが、充実した内容でまずまずの成功であったと思います。山本新一郎実行委員長、横田昌也コーデイネーターお疲れさまでした。雪花の散る大変寒い一日で、体調が悪く為る人が出ないのかと心配していましたが、山本委員長のカイロの差し入れもあり会員や生徒さん達の事故もなく、ほっとしています。後ほど詳しい報告があると思いますが、皆様ご協力ありがとうございました。
 さて、2月に入りました。2月23日はロータリーの創立記念日です。1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。それから、つぎつぎ各地にロータリークラブが生まれ、今では200以上の国と地域にひろがりました。ロータリーは職業倫理を重んずる実業人・専門職人の集まりですが、その組織が地球の隅々にまで拡大するにつれ、世界的な幅広い奉仕を求められるようになりました。世界を理解し、国際的な好意と親睦で、平和に貢献することが求められています。
 そこでロータリーは2月を世界理解月間と定め、世界への貢献の実績を会員に知らせ、支援を推進することにしています。平和に貢献と言えば、緒方貞子さんです。
 国連難民高等弁務官として活躍された緒方貞子さんは日本で2番目のロータリー財団国際親善奨学生として1951年にアメリカに留学したのだそうです。緒方さんに続いてロータリー財団から留学して、この弁務官事務所「UNHCR」で働くことを選んだ日本人女性が8人になりました。国際協力機構で平和構築の仕事をしている人やパキスタンや・アフガンの難民キャンプで難民保護等している人など世界で活躍されています。
 ロータリー財団国際親善奨学生(ロータリー世界平和フェロー)として学ぶ奨学生は、国際平和に寄与する科目を持つ修士コースを擁する8つの大学、7つのロータリーセンターで学びます。東京三鷹にある国際キリスト教大学はアジア地域から選抜された大学です。この大学の東ヶ崎潔記念ダイアログハウスの建設資金に先日私達も寄付を送らせていただいたところです。センターでの目的は
1)平和、紛争等の研究、指導、知識の波及 
2)リーダーの要請 
3)財団、クラブが協力することの推進
です。先日偶然緒方貞子さんのテレビインタビューを見ました。文化の差、経済の差を国内的な問題、国際的な問題に分けて考えていくのが大切と話されていました。
 私は時々「国境を超える医師団」に寄付をして「アフガンの写真展」をみて、ただ心を痛めるばかりですがロータリーでも少し役に立っているのだと嬉しく思います。


 2011年 2月 19日

 皆さんこんにちは。
 お忙しい中、又寒い中、本日の記念講演会にようこそいらっしゃいました。ありがとうございます。私は岸和田東RCの2010年から11年の会長の坂東桂子です。常日頃は、RCの活動をご支援、ご援助下さいましてありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
岸和田東RCは今年創立35周年を迎えます。そこで、今年度のテーマを「地域に発信しようロータリーの心」と致しまして、3つの記念事業を企画致しました。一つは昨年の8月に行いました、地域フォーラム、今年に入っての次世代フォーラム、そして3つ目が本日のこの記念講演会でございます。
「ロータリーの心」をどのように地域の皆様にお届けしようかといろいろ考え、皆様にロータリーの例会を体験していただくのはどうかと、記念講演会を公開とし、例会形式で行う事にいたしました。
オープニングから鐘を鳴らしたり、ロータリーの歌を歌ったりしていますが、いかがでしたか?毎例会、私達の例会はこの様な形式で進行されています。世界中どこへ行っても同じ形式で行われます。例会で私達は人格を高めようとお互いに、仕事や人生について語り合い、学び合うわけです。
 本日は皆様に3つの事をお伝えしたいと思います。
先ず一つ目ロータリーの生まれです。
 ロータリクラブは1905年にアメリカ、シカゴで生まれました。はじめはたった4人のメンバーが「心を許して語り合える仲間を作りたい、それを仕事に生かしたい」という事でお互いの家を順に回って例会を開きました。それでロータリークラブと言う名前ができたわけです。今年で106年目を迎えます。今では世界で約200カ国、130万人、日本では10万人、この岸和田では一番古い岸和田RCをリーダーに岸和田北RC、岸和田南RC、そして岸和田東RCの4つがあります。約130人の会員が活動しています。
2つ目です。RCはどんな人が会員なのでしょうか。
 RCでは仕事を持っている人、例えば企業家や専門職のかたで、親睦・交流とボランテイア活動を志す人たちを会員として迎えています。
3つ目です。RCはどんなことをしているですか。
 まず、例会で人格を高めることを大切にしています。理論だけでなく行動することも求められています。特に仕事をする時にはみんなのためになるかどうかを基本に行動することをモットーにしています。これが他のボランテテイアグループと違うところです。ちょっとプログラムの裏を見て頂きます。4つのテストというところがありますが、ロータリーではこの4つのテストを合言葉にして、仕事や会社の運営を考える事にしています。そして、ボランテイア活動ですが、国際的なネットワークを使って、地域社会や国際社会の環境、平和、貧困、教育、水問題について奉仕活動を行っています。
「ロータリーの心とは」世界の皆が仲良く、楽しく、平和に生活できるように、自分の時間とささやかな力を出し合いましょうと言う事にほかならないと、私は思っています。本日は、村上和雄先生をお招きしまして、仲良く、楽しく生きていく秘訣をお聞きしたいと思っています。生まれてから死ぬまで、DNAにお世話にならない方はいらっしゃらないと思います。そのDNAのことからのお話だそうです。
 皆様どうぞ、最後までごゆっくり例会をお楽しみ下さいませ。

 2011年 2月 25日

 お客様の瀬戸嗣郎岸和田市民病院院長ようこそいらっしゃいました。後ほど、卓話をよろしくお願い致します。
 2月19日には、公開記念講演会が例会形式で行われました。約180名の参加だそうです。大盛況で本も全部売れました。大勢の方に喜んで頂いて嬉しい限りです。大石実行委員長、上林副実行委員長又親睦委員会、ご協力いただきました会員の皆様ありがとうございました。チャリテイーにして入金を寄付すれば、人数もつかめて良いと後からアドバイスを受けました。今後の参考にしたいと思います。
 3つの大きな記念事業を終え、坂東丸も中間地点、折り返し地点に到達しほっとしています。皆様のご協力に感謝申し上げます。明日、26日の打ち上げは大いに楽しみたいと思います。飛び入りも結構ですので、どうぞたくさんの方にご参加いただきたいと思います。
 そして、姉妹クラブでありますマニラ・イントラムロスRCの創立30周年記念式典にご出席いただきます、正面団長をはじめメンバーの6名の方々どうぞよろしく又無事のお帰りをお待ちしています。
 世界理解月間にちなむ医学界のお話しを致します。
 日本の睡眠医学のパイオニアであります立花直子さんは『「世界知らずの」の日本の医師からの脱却』というエッセイの中で、睡眠医学の世界は、この10年は良くも悪くも米国の論理に引きずられていると述べています。日本にいるとよく見えない、世界の学問を進めている業界の約束事やお作法があり、日本の医師はそれに気がつかず動かされていること、何事も製薬会社がらみの予算や研究費取得が目につき、それが常識になっているのが世界の流れなのだそうです。当然研究目的も結果も製薬会社に有利な方向に誘導されると公言されているのだそうです。彼女はこの流れには賛同しかね、結果を出すための研究グループから外れました。
 ロータリーもそのような米国の風潮、文化を反映するものが押し寄せてきているのかもしれません。先日の村上先生の講演を聞きまして、いただきます・御馳走様の文化を持つ私達の感覚を信じ、大切にしたいと思いました。職業奉仕を大切と考える、日本のロータリー観を誇り高く持ち続けるので、良いのだと思いました。