岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
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第1540回例会 2月22日(金)

 『 神戸ビエンナーレ 
      いけばな未来展映像より 』
柳 澤 宗 甫 会員


  暗闇に足を踏み入れるとスポットの照明に映し出される作品とともに、ジャズピアノの音楽が妙に楽しい気分になる。真っ黒なタペストリーのような布に真っ赤なバラ。黄色、紫、赤、水色…王朝カラーの和紙につけられたプリザーブドのバラの群れ。お客様はその布の中をジャズピアノを楽しむように散策する。異様な空間でもある。グレーの花台に乗る真白な花器、コンテナー内に映し出されるお花の映像は花台やコンテナーに映し出され、動く造形を醸し出して実に珍しい花空間となる。
私はポスターの女性の髪が美しいバラで飾られていたのでそれをイメージして女性美のやさしさを作品づくりのポイントとした。
 2007年10月6日から始まり,11月25日までメリケンパークで開催された、神戸ビエンナーレのいけばな未来展。会場は総て港神戸らしくコンテナーの中。2つのコンテナーをぶち抜いて、美しく中はホワイト系に塗られている。
 色んな流派から約500名の方の参加となった。
私たち嵯峨御流花結びの会は5期にわたりの展開であった。いずれの作品にも音楽と映像をとりいれ、あるものは水に反映する映像の花であり、あるものは切り竹の白の部分に映像を当て、まるで万華鏡のような動きが新鮮であった。また、あるものは壁面と水面を利用し、いずれも音楽と映像と花のコラボレーションを楽しむ作品づくりをした。
 外では間伐材を使用しての大きな大作がコンテナー間にアクセントとしてそびえ、夜には地面にも屋根にも色んな色彩を駆使しての映像が訪れる人々に楽しみを与えてくれた。
 神戸ビエンナーレ…私どもの華道家吉田先生が韓国の光州のビエンナーレに招待され、何度か花展をされた。私共も光洲で1週間韓国の生活の雑器に花をいれ、同じ花展を神戸ファッション美術館で開催したおり、神戸市長から先生が依頼されて実現となった。本日は、しばしいけばな未来展にご案内いたしましょう。