岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2007〜2008年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会

〜会長の時間10月〜
 2007年10月5日
 皆様こんにちは。秋らしくなり、ずいぶん過ごしやすくなりましたね。早いもので、皆様のご協力によりまして、3ヶ月が過ぎました。ありがとうございます。
 安井環境保全委員長には、久米田池、春木川、轟川清掃の打合せ会議にご出席いただきありがとうございます。
 10月は、職業奉仕と米山月間です。チェスリーR・ペリーが述べている「職業奉仕はいかにして生まれたか」について、今日はお話をしたいと思います。ロータリーの草創期に最も貢献したのは、ポールハリスを除いていえば、チェスリーR・ペリーをおいてほかにいません。彼はシカゴロータリークラブの初期会長を務め、ロータリー国際連合(国際ロータリーの前身)の初代事務総長に就任、以後32年間事務総長を務めた方です。
 1905年、商工会議所、同業組合、共同募金、赤十字社、ボーイスカウト、産別労組も存在せず、ラジオ、テレビは言うにおよばず、飛行機もなく、自動車もほとんどなく、所得税も、女性の投票権もない時代のシカゴに友情とビジネスを結び付け、それによってビジネスも栄え、友情も深めることが出来るのではないかという、アイディアをもった一人の男が現れました。ポールハリスです。
 弁護士の仕事の合間に、友情を深めることと、商売を発展させることの二つを目的とした、新しいクラブ、会員を各事業、あるいは、専門職業から一人ずつに限定することによって、見知らぬ人たちではあるが、商売敵を含まない明るい雰囲気のクラブを作りました。ポールハリス著「My Road to Rotary」の中に、創立当初のロータリアンは、優しい心と友好的な精神から、にじみ出るあらゆる方法で、お互いを助け合いました。主としてビジネスの中でお互いを助け、成功するように援助し合うことに努力を傾けられました。その方法が良いとされる場合は、お互いに顧客となり、必要な場合には、お互いに相手のためになる様に力を貸したり、助言を与えたりしたのです。しかしながら正すべき商慣行があったのも事実ですし、最高の品質とはいいかねる商品やサービスを取り扱っているロータリアンとは取引が出来ないし、また他人にそれを勧めることもできません。こうしてより高い基準を考え出し、それを実際に履行する必要性が、誰の目にも明らかとなってきました。
 ビジネスにおいて、ロータリアンという言葉は、「純銀」と同義語でなければならないということになったのです。これこそ私たちが今、職業奉仕といっているものの萌芽であると確信し、それはまた、友情と商売を混ぜ合わせたことから生まれる必然的な結果でもあったと述べられておられます。
 以前にも述べましたが、買う身になって物を売る、使う身になって物を作る、受ける身になってサービスをする。即ち相手の身になって職業に励むことが、職業奉仕の基本だと思います。
次週は、貴多野ガバナー補佐をお迎えしての、ガバナー公式訪問のためのクラブ協議会を開催いたしますので、担当の各委員長様にはご出席よろしくお願いします。


 2007年10月12日
 皆様こんにちは。山の手のだんじり祭りも終り一段と秋らしくなり、昼夜の寒暖の差が大きくなりました。風邪などひかないように、充分気をつけていただきたいと思います。
 本日は、ガバナー補佐の貴多野様、よくお越し下さいました。例会後のクラブ協議会でのご指導、よろしくお願い申し上げます。また、米山奨学生ヨウ・ブン・リン様、卓話をよろしくお願いします。
 次に悲しいお知らせですが、病気療養中の藪和弘会員の奥様がご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。
 10月は米山月間でもありますので、米山記念奨学会について少しふれさせていただきます。米山奨学事業は、1952年、東京RCが米山梅吉氏の遺徳を記念しての「米山基金」が始まりで、留学生を支援する国際奨学事業として、多地区合同奉仕活動となっている民間最大の奨学団体です。目的は、ロータリーの理想とする国際理解と相互理解に努め、国際親善と交流を深めるために優秀な留学生を支援し、世界平和の創造と維持に貢献することです。この事業の資金は、ロータリアンの皆様の善意の寄付によって賄っています。2007年度の奨学生は、810名(43ヶ国)で本年度予算は14億5千万円です。累計奨学生は、1万3902名で109ヶ国になるそうです。また、2640地区の本年度奨学生は29名です。我がクラブでもマレーシアからの留学生、ヨウ・ブン・リンさんの世話クラブとしてお世話させていただき、また、和田会員にはカウンセラーとしてご協力いただいております。ありがとうございます。今年度も米山特別寄付として、1人3万円を目標としておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 2007年10月19日

 皆様こんにちは。毎日毎日暗いニュースばかりが紙面を賑わしています。幼い子供の命が奪われたり、中学・高校生の自殺、また、暴力団のピストルによる殺人事件、老舗の賞味期限の改ざんと、いったい安全、安心の国、日本は何処へいったのでしょうか!
 本日の卓話講師として岸和田市まちづくり推進部、東岸和田駅周辺整備課から、野中道弘様、橋正悟様、よくお越し下さいました。よろしくお願い致します。
 報告事項としまして、10月15日、飛翔館高校インターアクトクラブの例会に山元委員長ご出席ありがとうございました。また、12月23日から27日まで、タイへの海外研修に顧問の先生と生徒4名が参加するそうです。つぎに10月15日、泉南RCのホストで、第一回近隣会長幹事会があり、各クラブが活発な奉仕活動や会員増強などの発表があり、我がクラブももっと積極的に活動しなければという焦りと刺激を受けて帰って来ました。
 10月は職業奉仕と米山月間です。今日は職業奉仕について少しふれさせていただきます。第2650地区、山崎パストガバナーは、ポールハリスの「嵐が荒れ狂っても、ロータリーは立っています。なぜでしょうか?どのようにして?なぜなら、恐れや抗争や猜疑心を土台とせず、友情、寛容、人の役に立ったという永遠・不滅の岩を土台としているからです。という言葉を大切にしているそうです。また、職業を通じて人のお役に立つ」という崇高な精神が、職業奉仕そのものであるからです。と述べておられます。相手の身になって、職業に励むことが職業奉仕の原点であると思います。また、私たちは職業人として、一人ひとりの仕事を通じて社会に貢献しています。働く目的は、生活の糧を得るため、能力向上のため、生きがいを求めるため、仲間たちとふれあいのため、などあるかもしれません。最も大切なことは、仕事を通じて社会の発掘に寄与することだと思います。ポールハリス語録に「社会に役立つ人間になる方法はいろいろありますが、最も身近で、しばしば最も効果的な方法は、間違いなく自分の職業の中にあります。」「ロータリーは人間の中にある最上のものを引き出し、発展させました。」とあります。
 私の職業は、金属熱処理業で百パーセント下請け企業です。いかにお客様に満足のいく品質、納期、価格(加工賃)を提供させていただくことが職業奉仕につながると思って、私は仕事に励んでいます。

 2007年10月26日

  
 
 皆様こんにちは。
 本日は、ガバナー公式訪問です。第2640地区ガバナー平原祥彰様、地区代表幹事宇田勝彦様、第6組ガバナー補佐貴多野泰夫様、よくお越し下さいました。ありがとうございます。岸和田東RCあげて歓迎させていただきます。ガバナーには後ほど卓話をよろしくお願い申し上げます。
 今年度が始まって、はや四ヶ月が過ぎようとしていますが、これといった活動もせず、皆様に大変申し訳なく思っている所でしたが、先ほどガバナーとの懇談で物凄いパワーをいただきました。残り8ヶ月を楽しみにしていただきたいと思います。
 今日は、皆様よくご存知の「四つのテスト」について少しお話しをさせていただきます。1932年にハーバートJ.テイラーによって提唱されました。四つの短い質問は、倫理的行動の簡単なチェックリストといわれています。ニクソン大統領の法律顧問だったジョンW.ディーン三世が講演の中で、ニクソン政権のもとで、ウォーターゲート事件に拘りをもった私たちが、たとえ時々でも「四つのテスト」に照らしていたならば、この様な事件は起こり得なかったと、述べられたそうです。新聞紙面に毎日の様に職業倫理にかかわる事件が載っていますが、ロータリアンでない事を願っています。
 ロータリアンとして私たちは、どんな時でもあらゆる決断のとき、この四つのテストを心の片隅にとどめておくべきです。生涯を通して、職場、家庭、地域社会であれ、真実かどうか、みんなに公平か、好意とすばらしい友情を築き、みんなのためになるかどうかと、意識していかなければならないと思います。