岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2007〜2008年度RIテーマ
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会長の時間
例会より
制作:資料管理・OA委員会

〜会長の時間8月〜
 2007年8月3日
 皆様こんにちは。大変暑い日が続いております。ご機嫌お伺い申し上げます。
 8月は、会員増強、拡大月間です。本日の卓話は、会員増強委員会の畑田委員長で、色々なアイディアで増強のための万策を考えていただいておりますので、よろしくお願い致します。
 本日は、会員増強について考えてみたいと思います。先日ガバナー月信に、2640地区の会員数が、5月31日、2595名で6月末が2452名と、6月末に143名退会があったとのことです。どうして毎年、毎年仲間が減って行くのでしょうか!三軒パストガバナーは、もう一度「ロータリーとは何か」を問い直し、我々が実践すべきは、「職業人としての倫理、道徳を高めるために最高の努力を続ける」という、ロータリーの職業奉仕に邁進する以外にないのではないかと思うと書いてありました。また、ボイドRI元会長は、会員を増強する最も良い方法は、強いクラブを作ることであるといわれています。真に強いクラブとはとても魅力的です。強いクラブは友情、親睦、それに有意義な奉仕の機会をもたらします。その様なクラブは地域社会とのかかわりや、今後何十年経っても親しく付き合えるような同じ考えを持った友人たちに、出会うチャンスを与えてくれます。強いクラブ作りが大切であると書いてありました。ロータリーの魅力をもっと知ってもらうために、奉仕を広く世界にという活動の方向を「地元への奉仕」へと、積極的に地域づくりに参画し、地域の人の目に見える奉仕活動へと、会員が汗を流してみるのも一つの方法では、とも書いてありました。
 会員増強の基本は、ロータリーという活動の楽しさを一人でも多くの方々に伝えたい、仲間を増やしたいが出発点だと思います。より力強い、魅力のあるクラブ作りに努力してまいりますので、皆様のご協力、よろしくお願いします。
 前年度の米山記念奨学会一人当たりの寄付額は38,814円で、2640地区で一番の額となりました。また、ロータリー財団の一人当たりの額は4位でした。本当にありがとうございました。本年度もよろしくお願い申し上げます。
 友好クラブの郡山アーバンRCの鈴木会長から、コシノヒロコさんが名誉会員になられましたと知らせてこられました。

 2007年8月10日
 こんにちは。
 本日のゲストとして、羽衣国際大学の窪田一道様に来て頂いています。よくお越し下さいました。どうぞごゆっくりロータリークラブの例会を楽しんで下さい。
 8月4日(土)の地区クラブ会員増強委員長会議に畑田委員長、地区委員の平瀬会員ご出席ありがとうございました。
 先週の会員増強の卓話を聞いて、今まで何人かの人に入会の勧誘をしましたが、いまひとつ押しが弱かったのではないかと反省し、もう一度挑戦しようと思っています。会員の皆様、会員増強にご協力よろしくお願いします。
 本日は、やすりと味噌の話をしたいと思います。やすりの歴史は1997年に飛鳥池遺跡から7世紀中頃から8世紀初めのものが出土しました。日本最古の鋳造貨幣とされる「富本銭」の仕上げに使用されたのではないかといわれています。また海外では、ギリシャのクレタ島で紀元前2000年頃につくられた青銅製のやすりが見つかっています。やすりの材料は、現在は圧延材を使用しているが、明治20年頃(1887年)までは、砂鉄を原料とする玉鋼を使用していた。玉鋼は日本刀の材料で、刀に使用されるのは高級品で、少し品質の劣るB級品がやすりの材料として使われていました。やすりの製造工程は、目立ての後、最も特徴のある味噌付けがあります。やすりの表面に均一に塗ります。味噌の効用は、780℃に熱したやすりを、20℃の水に入れた時にやすりの表面に冷却を妨げる水蒸気膜が付着するのを味噌が防ぐので完全な焼入れができます。また、V字形の溝になったやすり目からの焼き割れを防ぐ作用があります。味噌の調合は、昔はやすりメーカーの企業秘密だったそうです。しかし、職人の話を聞くと、味噌は古ければ古いほど良いという人もいれば、新しければ、新しいほど良いという人もいます。塩分や色についてもまちまちで、実験によれば味噌の色、味、鮮度の違いは、焼入れの効果には関係ないそうです。
以上、やすりと味噌の話です。

 2007年8月24日
 本日は、卓話講師の佐々貴様にお越しいただきました。後ほどよろしくお願い致します。
 皆様、お盆休みはいかがお過ごしでしたか。
日本列島は猛暑が続き、岐阜、埼玉県で74年ぶりに40.1度という最高気温の記録を塗り変える日があったかと思えば、昨日の様な稲光りと激しい雷雨、何か地球環境の歯車が狂ってしまった様な事が多くなってきました。全世界的に、これも地球温暖化の現象かも知れませんね。子供や孫の未来のために、もっと真剣に環境問題を考えなければいけない様に思います。
 8月18日に地区クラブ雑誌・広報、IT委員長会議があり、夏原、仲本委員長ご出席ありがとうございました。また、8月19日インターアクトクラブの難波、高島屋前での24時間テレビの募金活動に、山元委員長他、ご参加ありがとうございました。
 8月11日に地区クラブ会長会議があり、まずGSE派遣団の紹介があり、本年度の派遣先は、イギリス、ウェールズ地方で期間は、2007年10月6日から11月3日までです。受入は、2008年3月29日から4月27日の予定だそうです。その節には、ご協力よろしくお願いしますとのことです。
 次に、平原ガバナーの2007年〜2008年度の運営方針の説明があり、RIテーマ「分かち合いの心」自分がいらないものを分かち合うのではない。強調事項の水についても充分に考えてほしい。各クラブに合った奉仕活動を行ってくださいと。また、地区運営方針「ロータリーを楽しもう」、「地区大会を成功させよう」、「国際大会に参加しよう」、1クラブ1奉仕、1ロータリアン1奉仕、身の丈に合った奉仕活動を実践して下さいと強調されていました。また、国際ロータリー第2640地区危機管理委員会が設置され、設置規定ができたとの報告がありました。この規定は、地区において実践する新世代育成プログラムに参加する全ての青少年(新世代)の安全と健康および健全な生活を守り、交通災害、自然災害などの事故、災害からの保護と身体的、性的、
精神的虐待あるいは、ハラスメントを防止すると共に、いかなる事態が発生した場合の適切なる対応のために必要な事項を定めるものであると説明がありました。不測の事態に備えるのは大切なことだと思います。

 2007年8月31日

 皆様こんにちは。残暑の厳しい日が続いております。いかがお過ごしでしょうか。お伺い申し上げます。
 本日は、ビジターとして岸和田南RCの佐藤様、ゲストとして米山奨学生、ヨウ・ブン・リン様よくお越し下さいました。例会を楽しんで下さい。
 報告事項として、大河内会員が8月17日から24日まで岸和田市青少年海外派遣高校生15名と岸和田市の引率者3名で、岸和田市の姉妹都市である、サウス・サンフランシスコ市へ、岸和田東RCの代表として行っていただき無事帰国されました。現地では、姉妹クラブであるサウス・サンフランシスコRC会員の皆様が、大変よくお世話をしていただいたそうです。大河内会員、ご苦労様でした。また、8月25日、地区クラブ青少年ライラ委員長会議に平松委員長、ご出席ありがとうございました。
 今日は、日本人の歩き方「ナンバ」についてお話したいと思います。子供の頃、少し緊張したとき、右手と右足を同時に出して歩いたことはないですか。これは、緊張のあまり起こったことではなく、遺伝子のなせるわざらしいです。太古の昔から、日本人はごく自然に右手と右足を同時に出して歩いていました。
 それが明治になり、西欧式の歩き方、つまり右手を出せば、左足を出すという現代の形に矯正されたといわれています。なぜ日本人は右手右足を一緒に出して歩いたのか、ものの本によると農民が田、畑で鍬をふるった仕草からきているのではないかと推測されています。古来の歩き方を「ナンバ」といい、日本の民俗芸能の基本動作となって伝承されています。能、歌舞伎、盆踊り、剣道の構えなどにそれが見られます。浮世絵で、東海道五十三次の中で、飛脚が文箱をかついで走っている姿も右手を出して走っているとき、右足をちゃんと出しています。剣道の構えは、右手を上に構えれば、右足が前に出ています。また、歌舞伎の花道の六方を踏むのも「ナンバ」です。いま歩くと大変違和感を覚えますネ。「ナンバ」とは別に人の歩き方で面白いのがあります。武士が道を歩くとき、道路の中央を堂々と歩き、曲がるときは直角に向きを変えることになっていたそうです。目付役は大変だったらしいです。皆が守ろうとしないために、目付は役目がら模範を示さなければならなかったからです。しかし時代劇映画では、「ナンバ歩き」といい、「直角曲り」といい、見たことがありません。時代考証を正確に再現すれば、どのような映画になるか想像して下さい。