岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2007〜2008年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会

〜会長の時間 08年 5月〜
 2008年05月09日
 皆様こんにちは。 5月の風薫る若葉の季節は、本当に清々しい気持ちにさせてくれます。ゴールデンウィークもだいたい良いお天気に恵まれて、大変いい休日になったのではないかと思います。しかしながら、ミャンマーでは、大変大きな勢力のサイクロンが発生して、約2万3千人もの死者と4万人以上の不明者が出ている様です。近年、とてつもなく大きなハリケーンや台風が発生し被害をもたらします。これも地球温暖化が拘っているのでしょうか?温暖化防止のために、小さなことからこつこつと子や孫のために、もっと真剣にアクションを起こさなければならないと思います。
 本日は、このあと待ちに待った、木村真教さんの入会式を行います。おめでとうございます。ロータリーのすばらしさを体感し、実践して下さい。泉大津RCの丹農秀知様よくお越しくださいました。どうぞごゆっくり例会を楽しんでください。
 RYLAについてです。国際ロータリーでは、Rotary Youth Leadership Awards(ロータリー青少年指導者養成プログラム)の頭文字をとって、RYLA(ライラ)といっています。14歳から30歳までの若い人のためのプログラムで1971年に公式に採用されました。若い人々に指導者及び善良な市民としての資質を身に付けるとともに、それを伸ばすことを目的としています。(第2640地区では、留学生を除いて13歳から30歳までです。)
RYLAの始まり
 アメリカでは、1949年頃から、カリフォルニア、ミシガン、ペンシルバニアの各州の、数地区で高校生の男子を集めて指導者キャンプというものを開発しました。参加者が指導能力を得る機会、場所を得て、自分の指導力を磨くというプログラムです。これが教育的レクリエーション活動による、指導者キャンプ方式のRYLAの始まりです。一方1959年オーストラリアのクィーンズランド州が自治権獲得100周年を祝うため英国のアレクサンドラ王女をお呼びした時に、王女と同世代の青年達を招いて記念式典に参加させ、王女に会わせました。全オーストラリアから集まった若者達のお世話をブリスベンRCがしましたが、彼らが大変素晴らしい若者達であったことから、ロータリアン達はこの催しを毎年行うことを決め、各クラブから2人ずつの青年を選んでブリスベンに招待し1週間、文化・社会・教育プログラムに参加させることにしました。これがセミナー方式のRYLAの始まりです。
 RYLA(ライラ)には、指導者キャンプ方式とセミナー方式の2つの方式があるようです。
このところ、毎日の様に青少年にかかわる報道が新聞紙上をにぎわし、社会が悪い、教育が悪い、親が悪い、本人が悪いと互いに責任をなすりつけ合っていますが、今後青少年達にとっては、ライラの様なプログラムは意義のあるプログラムになる様に思います。

 2008年05月16日
 皆様こんにちは。この2〜3日は、すばらしい天気に恵まれて、気分は爽快なはずが何かもう一つ心の底から晴れやかになれない日が続いています。それは、先週のミャンマーのハリケーンに続いて今週は、中国四川省の地震で何万人もの死者と何百万人もの被災者がでて大変な状況になっている様です。お見舞い申し上げますとともに、何か少しでもお役に立つことが出来ればと思っています。その節には、ご協力よろしくお願いします。私達の足元にもいつ起こるかもしれない、南海、東南海地震、確立が30年で50%などと、また一昨日新聞では、上町断層地震について報道されるたびに不安になります。心の準備だけはしておかなければいけないと思います。
 報告として、5月9日(金)リーガロイヤルホテル堺において「第2640地区女性ロータリアンの集い」が開催されて、藤井、坂東、平瀬各会員が出席され、オブザーバーとして辻林幹事と私が出席してきました。次回の開催のホストを岸和田東RCが担当することになったそうです。
 本日のお客様は、卓話講師の服部匡志先生です。よくお越しくださいました。のちほど、卓話よろしくお願いします。
 中井会員が木曜日AM8:00〜9:00、京都ホテル、京都モーニングRCでメーキャップされ、バナーを交換しました。
 本日は、先日第2640地区「女性ロータリアンの集い」がありましたので、女性ロータリアンの誕生についてです。
 1905年にポール・ハリスによって創立されてから、ずっと男性会員のみだったロータリーに女性会員が初めて入会したのが、1978年のことでした。そのころロータリーでは、女性の入会が正式に認められていませんでしたが、初めて女性の入会を認めたのは、米国カリフォルニア州、デュアーテRCでした。しかし、このことによって国際ロータリーから除名処分を受けました。同クラブはカリフォルニア州第一審裁判所に提訴したが、RIの処分を支持する判決があり、これを不服として同州の控訴院に上告し、1986年3月、女性会員の入会拒否は違法である判決を受けました。しかし、RIがこれを不服として米国連邦最高裁判所に控訴しましたが、1987年5月4日に最高裁判所は、カリフォルニア州控訴院の判決を支持し、その執行を命じるという判決が下りました。
 この判決をうけて、1987年6月号の「THE ROTARIAN」誌に「もちろん、米国以外の諸国のクラブにはこの判決はなんら拘束されるものではない。女性がロータリーに入会できるよう会員規定の変更を求める提案は、1972年以降の規定審議会に5回にわたって提出されたが、いずれも否決されて今日に至った。しかし女性会員を認めようとする与論は次第に強まってきている。この様な事情を背景にRI理事会は、女性の入会を認めるかどうかは、各ロータリークラブ独自に決定できるようにRIの定款の改正案を1989年の規定審議会に提出することを考えている。」とあり、1989年シンガポールで開催の規定審議会3日目の制定案89〜54入会資格より、男女の差別を撤廃する案件が承認されて、女性の入会が正式に認められました。これをうけて日本では、第250地区(現在の第2500地区)北海道清水(現在の清水)RCに、女性会員松田郁子氏が誕生しました。女性会員の誕生から19年がたち、女性会員の活躍は目覚しいものがあります。
 2007年6月の資料です。全世界ロータリアン総数は1,224千人、女性ロータリアン178千人、全世界クラブ数32,943クラブ、女性会員のいるクラブは25,228クラブです。また、全世界532地区に女性ガバナー51地区あるそうです。日本では、2,315クラブ、会員97,672人、内女性ロータリアン3,364名です。
 私どものクラブも、2010〜11年度には初めての女性会長が実現することになっています。

 2008年05月23日
 皆様こんにちは。
 一昨日、公園を散歩していると、これまでの若葉のむんむんとした香りの風が随分爽やかな風に変わってきて、大変気持ちのいい季節になりました。自宅の庭では、みかんの白い花がとても甘い香りを漂わしています。この季節、日本は色とりどりの花が咲き乱れて、樹々の若葉が輝き、一番美しい時ですね!
 さて、5月12日起こった中国四川省大地震では、日が経つにつれて、死者5万人以上、負傷者29万人以上、不明者3万人以上と報道されています。災害救助に出動した日本の医療チームも中国側の事情でやっと昨日から活動を始めたようで、一人でも多くの人々を治療していただきたいと思います。しかし、もっと被害の大きかったであろうミャンマーのハリケーンについてはミャンマー政府が援助を拒んでいたこともあって、本当の事態は判明していません。一刻も早く援助を受け入れて復興に向けて進んでいただくことを願っています。クラブで何かできないか、年度末も近づいて来ていますがご相談して決めたいと思います。
 本日のお客様は、卓話講師の河ア茂様です。よくお越しくださいました。のちほど卓話よろしくお願いします。そして入会予定者の岡部長禮様、ありがとうございます。入会式のできる日を楽しみにしています。
 報告事項として、5月18日(日)の京都への日帰り親睦旅行に、多数の会員、会員ご家族にご参加いただき、横田親睦委員長はじめ親睦委員会の皆様、ありがとうございました。本年度最後の親睦委員会の行事で、大いに親睦を深めていただいたと思います。ありがとうございます。
 今週は何をお話しようかと、ロータリーの友を漁っていると、2002年5月号にイギリスのフーカーというドクターが言う「不老長寿十ヶ条」というのを見付けましたので読まれた方もいらっしゃると思いますが、ご紹介したいと思います。

(1)自分で自分が年を取ったと思わないこと。自分で自分を年寄りにしたらおしまい。
(2)気を若く持てば身体はおのずから若さが出てくる。病気も気からだ。
(3)前途に希望をかけ、楽しみを持ち、何十年もまだ生きる計画を立てよ。
(4)過去を過去として葬らしめよ。つまらぬことを思い出して悔やむな。
(5)何事にも腹を立てるな。笑って暮らせ。
(6)すべての思慮を精密にすべし、頭を使うことは、老いの最大の予防である。
(7)常に新鮮な外気を大量に吸え。
(8)金銭の計算を忘れないのはいいが、あまりこれにとらわれすぎるな。
(9)食べ物は、できるだけ淡白に。そして、その量はなるべく節せよ。
(10)何か打ち込める娯楽(趣味)を持て。

 現代のこのストレスの多い中ですが、少しでも健康で元気に年を重ねたいものです。ここでもう一つ、起こってくる物事を、プラス思考に考えれば鬼に金棒ではないでしょうか。

 2008年05月30日
 皆様こんにちは。このところ天気の移り変わりが早くて、ぐずついた日が多くなり、この28日には、九州南部が梅雨入りしました。もう少したつと近畿地方も梅雨入りするはずです。一年中で一番嫌な季節ですが、しとしとと降る雨に濡れる樹々の緑は、風情があってもいいのです。梅雨の雨を楽しむ余裕を持ちたいものです。
 本日のお客様は、ガバナー補佐、貴多野泰夫様です。よくお越し下さいました。クラブ協議会でのご指導よろしくお願いします。
 報告事項として、5月24日(土)のロータリーを語る会にご出席の皆様、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。
 今日は、ずいぶん古いロータリーの友に、佐藤千寿パストガバナーの職業奉仕についての話がありましたので、ご紹介したいと思います。
 ロータリーの原点ともゆうべき「職業奉仕」が形骸化していると憂いておられます。また、職業奉仕について、あまり語られなくなったのは、RI主導で、国連、赤十字の様な奉仕活動が活発になったころからだとも述べておられます。
 ジェームス・ラムベス元RI理事は、職業奉仕を明快に、我々がしなければならないあれや、これやの事柄でなく、ロータリアンが、いかに生きるかという生活態度であると、また、1975年モントリオール国際大会委員長のジャック・プライトは、「職業奉仕とは、我々がその職業において、また職業を通して、他人に幸福をもたらすことであり、他人に奉仕することである」とあります。佐藤千寿パストガバナーの愛唱する言葉に、「幸せになりたいと思うなら、まず人を喜ばせることを考えたまえ」だそうです。そして、「あの人と知り合えてよかった、あの人と商売させてもらえてよかった、あの店で食事して楽しかった、あの電車の車掌さんの一言で心がほのぼのとした」などと常にそう思い、そう思われるようなロータリアン、その様な自分でありたいと思う、とあります。私たちもこの様な自分である様にこころがけたいものです。