岸和田東ロータリークラブ 国際ロータリークラブ第2640地区
2007〜2008年度RIテーマ
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制作:資料管理・OA委員会

〜会長の時間 08年 3月〜
 2008年03月07日
 皆様こんにちは。先日の3月5日は、暖かさに誘われて越冬した虫たちが這い出し、花の蕾も少しふくらみ、春の到来を感じさせる二十四節気の一つの啓蟄でした。また、奈良東大寺二月堂の修ニ会(お水取り)が、3月1日に始まり14日まで繰り広げられます。これが終わるといよいよ春が目で、肌で感じることができるでしょう。2007〜2008年度も残すところ4ヶ月となりました。ご協力よろしくお願いします。
 本日のお客様は、三浦会員の後任の野村證券、木村真教岸和田支店長様です。例会を楽しんで下さい。三浦会員には約2年半の間、奉仕活動、親睦活動にご家族ともどもご参加いただきありがとうございました。新任地でのご活躍をご祈念申し上げます。
 報告事項として、4月7日(月)〜13日(日)まで、サウス・サンフランシスコ青少年訪問団が来岸します。学生16名と随行員のロータリアン4名の計20名です。4月11日(金)例会に出席していただき親睦をはかる予定です。正面会員、ホストファミリーをお受けいただきありがとうございます。また、日野国際委員長にはいろいろとお気遣いいただきありがとうございました。
 3月は識字率向上月間です。識字能力の向上を図る目的で1997〜98年度RIの強調事項に指定され、1997年7月、理事会で7月を識字率向上月間と定められました。しかし2006〜07年度より3月に変更されています。地域の識字水準がその地域の生活水準に直結するという観点から、この月間中に読み書き計算の出来ない人たちに援助するために、既存のプログラムを通じて向上に取り組むことになっています。現在、発展途上国で15億人とも20億人ともいわれている人々が読み書きができません。文字を読めるということは、貧困から脱却するための手段です。また、世代から世代へと引継ぐことができるのです。読み書きの出来る両親は、読み書きの出来る子どもを育てることが出来るので、一度家族が読み書きを覚えると、そこには識字が定着します。読み書きの出来る両親は、より健康な子どもを育てる可能性が高いのです。昨年度より、のびのびになっていたフィリピン・イントラムロス・マニラRCとのWCS「スクールボックス」の配布が実施されたという報告があり、時期的に大変有意義な活動であったように思います。皆様ご協力ありがとうございました。

 2008年03月14日
 皆様こんにちは。ここ2〜3日、春らしい暖かい日が続いています。隣の庭のこぶしの白い花がたくさん開花し、回りを明るくしています。しかし、世の中は政治の混迷、円高、株価の下落、とどまるところを知らない原油高、それに関連して、食料品、衣料品、原材料とありとあらゆる物の値上げと、あまり明るくない話題ばかりですが、春だけは確実に手の届くところまでやってきました。気持ちだけでも明るく持ちたいものです。
 報告事項として、3月9日(日)の春木川、轟川一斉清掃に(池内、坂本、山本(新)、片山、水田、深井、辻林、各会員)ご参加いただきありがとうございました。
 ヨウ・ブン・リンさんご卒業おめでとうございます。社会に出てますますのご活躍、ご祈念申し上げます。また、和田会員には、米山奨学生、ヨウ・ブン・リンさんのカウンセラーとして、一年間本当にご苦労様でした。ありがとうございます。
 3月は識字率向上月間です。識字運動の重要性について、3−H補助金の生みの親とも言うべき、クレム・レヌフ元RI会長は、「ポリオ・プラスは、3−Hプログラムの一つの重要な産物ですが、識字プログラムはその重要性の故に最も利益をもたらす、そして長続きするプログラムだと思っています。というのは、識字プログラムは世界に10億人以上もいる現世代の非識字者ばかりでなく、この識字能力という価値のつけようもない贈り物を受け継ぐ次の世代の人々にも有効だからです。」と述べておられます。
 RIの識字率向上運動は、「貧困の連鎖」を断ち切ることを直接の目的としているが、その過程において、地域の保健、衛生状態の向上、医療面での知識の充実、人口抑制、テロリズムの抑止をもたらし、最終的にロータリーが目指す世界平和の実現に寄与するものです。これらを実現するために私たちロータリアンは参加、協力しなければならないと思います。

 2008年03月21日
 皆様こんにちは。まずもって、谷口会員ご退院おめでとうございます。
 昨日は、「春分の日」の休日でした。春分とは、冬が去って春らしさが日ごとに感じられるとされる日だそうです。一雨ごとに、雨が春を呼んでくるようで、桜のつぼみも随分膨らんだように思えます。
 本日は、卓話講師として、検事の佐賀元明様、良くお越しくださいました。のちほど卓話、よろしくお願いします。
 報告事項として、昨日私どものクラブのホストで、関西空港ゴルフ倶楽部において、イーストクラブゴルフコンペが開催されました。7クラブ(堺東、河内長野東、海南東、田辺東、御坊東、和歌山東、岸和田東 各RC)参加者、61名、内岸和田東10名の参加でした。ご参加の皆様、大変ありがとうございました。親睦を深めることができたと思います。
 識字向上むけに開発された教授法とは、CLE(Cancentrated Language Encounter)という言語教育法です。「国際ロータリー識字運動の父」といわれる、オーストラリアの9630地区パスト・ガバナーである、リチャード・ウォーカー博士が1970年代に学科長を務めるブリスベン高等教育カレッジのR&Dセンターで原住民のアボリジニへの英語教育のために開発されました。
 CLEの特徴の一つは、「イマージョン学習」で、イマージョンとは「浸透、浸ること」で、学習者がその言語の読み書きにどっぷりと浸る様なカリキュラムを組む。二つ目の特徴は、「足場方式」、学習者が指導を必要とするうちは、しっかりと足場を組み、個人的指導も充分行うが、読み書きの能力が向上すると、少しずつ足場をはずして自力で能力を伸ばせるようにする。次にCLE教育法には、二つのタイプがあります。第一は、最初に先生が学習する基本単語をもとにストーリーを作ります。その後、受講生たちが想像力や独創性によってストーリーを変える。それに基づいて問題やパズルを先生が作り、活気ある授業を展開する。第二は、「アクティビティ」(活動)、低学年では、紙器を利用してパペット人形を作るとか、画用紙でお面を作るとか、簡単な工作的作業です。しかし、タイやトルコなどの成人女性には、料理や裁縫、手工芸などより実用的で収入に結びつくようなものも取り上げられます。
 CLE教授法は、対費用効果の点でも卓越した教授法であり、授業の教材はすべて手作りであり、その教育効果の成果は、先生方の工夫と準備段階の努力によって上がります。性質上、授業もクラスによって、あるいは先生によって、より柔軟で多様になる傾向があるために「指導者講習セミナー」を頻繁に開くことが一定の水準を保つのには望ましいといわれている。1985年に、タイの四つの小学校でCLE教授法が成功を納め、この識字運動に対して1989年、ロータリー財団から大口プロジェクトに対しての3−H補助金が与えられました。1992年にタイ政府が正式にCLEを教育プログラムと認定し、1997年までに6000万人の子ども達に識字教育を受けさすことに成功したそうです。この成功をうけて周辺のバングラディシュ、ネパール、フィリピンなどでも正式に識字教育が行われるようになりました。本日は、識字教育のための教授法をご紹介しました。

 2008年03月28日

皆様こんにちは。このところ、春になったなぁ〜と思える暖かい日が続いて、この26日に大阪管区気象台が、大阪城西の丸庭園の桜(ソメイヨシノ)の標本木の枝に、開花宣言の基準となる、5〜6輪の花を確認し、開花宣言をしました。平年より四日早く、昨年より一日早いそうで、約一週間で満開になるそうです。桜の花は、日本人の大好きな花で、国花です。また、花ことばは、純潔です。
 本日のお客様は、飛翔館高等学校インターアクトクラブの顧問、樋口八重子先生、インターアクター佐久川愛さん、土井悟さん、津田真依子さん、小林祐子さんです。どうぞ、例会を楽しんでください。また、卓話での海外研修の報告、よろしくお願いします。
 報告事項として、3月23日、次年度地区研修セミナーに河合、河ア、平瀬、各会員にご出席いただきました。
 3月27日、地区大会記念ゴルフコンペが紀伊高原ゴルフクラブで開催されて、雪本、藪、徳山、和田、各会員と私の5名で参加して、親睦を深めてきました。各種行事にご出席、ご参加ありがとうございました。
 飛翔館高等学校(泉州高等学校)インターアクトクラブの設立の経緯についてお話します。
 1984〜85年度、藩野林太郎ガバナーは東京高等師範の出身で、初代泉州高等学校、尾崎兵次校長の先輩でした。そのような関係からガバナーより尾崎校長に、インターアクトクラブ設立の要請があり、その時の岸和田東RC、大原甚之丞会長が学校に幾度も足を運び、その結果、1985年6月15日に学校の集会室で創立集会を開くことになりました。しかし、藩野ガバナーの体調が悪く、月山和男ガバナーエレクトに代理出席していただいたそうです。1985年8月24日に認証状伝達式が行われて、泉州高等学校インターアクトクラブが設立しました。その時の岸和田東RC会長は、上林功氏でした。設立23年余りのうち、顧問の樋口先生には、18年の長きにわたり、ご尽力いただき本当にありがとうございました。

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