第2246回例会報告[2024年8月2日(金)]

会長の時間

 川植康史 会長

先日、クラブ活性化ブログムに参加してきました。グループの形の討論でしたが、和歌山2クラブと、堺のクラブの方といろんな話の交流ができました。

会員数の減少の話が出ましたが、その中でも、会費を下げることは必要だけども、下げたから入会するものではない、払った会費に、にあったものを、得ることができたら、そこから口伝えに輪が広がっていくと言う話が出ました。その通りだと思います。

大阪RCや、神戸RCは、入会希望者が多く、多数の方が入会を待っている状態です。そのようなクラブは、やはりあの人と同じ会に入りたい、素晴らしい卓話を聞いて知識と見識をふかめたいたということで、やはりそこに魅力があるからなんだと思います。

我々のロータリークラブのなかでも、こんな経験ができた、利他と利己、4つのテストをはじめとする、こんな気づきがあったと言う成功事例を積み上げていくことが大切だと思います。

 

卓話

「よもやま話」

池内清一郎 会員

池内清一郎 会員

1 日本の人口減少

先日、令和6年1月1日時点での日本の人口について発表がなされ、約86万人の減少 1億2156万人

今後の人口の推移

世界一のスピードで人口減少が進んでいる。

2 婚姻数、離婚数

婚姻率 戦後すぐは増加  束縛からの解放 延期していた婚姻を行うなど

の理由から急増(第一次結婚ブーム)

以後横ばい

1970年ころ  団塊の世代が成人したことによる第二次結婚ブーム

その後、婚姻数の低下 価値観の変化 経済面、若年層人口の低下等

直近  婚姻数  約50万件

離婚率 戦後婚姻数の上昇と合わせて離婚も上昇、その後1960年代までは漸減

その後、ゆっくり上昇し、2000年代初頭にはピークを迎えた後は、婚姻数の低下に連動する形で漸減傾向にある

2020年の統計では、婚姻数約50万件  離婚数約18万件

離婚率  離婚が多いか少ないかを比較するときに統計学上使われる数値で、

人口1、000人あたりの離婚件数のこと

計算

年間離婚届出件数/人口×1,000

すなわち、離婚している夫婦に対するパーセンテージではない

日本の離婚率は。1,47(2022年)

韓国 2.1 シンガポール 1.8 イギリス   1,8

3 離婚に伴う親権

現在の民法  単独親権(民法819条)

改正法が成立 離婚後 共同親権または単独親権かを父母の協議により選択協議が難しい場合は、裁判所が決定

虐待、DV等の場合は単独親権

 

母親に監護実績があり、父親との共同親権に強く反対しているような場合も母親の単独親権となる可能性がある

ただし、子の監護の分掌を認めることが条文化された

 

問題点  裁判所の役割が大きくなったが、それに応えるだけの人的等の整備がなされているか

 

トピック

8月度 会員誕生日