第2234回オンライン(ZOOM)例会報告[2024年4月19日(金)]

会長の時間

   山元芳裕 会長

 

皆さんこんにちは。

4月11日・12日と郡山アーバンコスモスロータリークラブ合併・創立記念例会に友好クラブの代表として、郡山まで行ってきました。合併は1月1日に行われておりました。

当日は、メンバー会員・友好クラブ・姉妹クラブの皆さん、44名で開催されました。

メンバー会員の小口健太郎氏が営まれる、四季彩一力で華々しく開宴され、終始熱気にあふれた記念例会となりました。

現在、どこのクラブも会員減少が目立つ中で、クラブ運営にも障害が出ているクラブも少なくありません。

今回、合併を機に44名のクラブになったそうです。今後の発展を期待したいですね。

さて、私達クラブも会員の減少が気になりますが、次年度に向けての会議、会合が取りおこなわれています。

先日、13日土曜日には、新旧クラブ協議会が開催され、今年度の役員、委員長と次年度の役員、委員長の引継ぎ、打ち合わせなどを開催されました。次年度もロータリアンとしての有意義な活動ができます様に会員の皆様に宜しくお願い致します。

郡山アーバンコスモスRC会長原稿

 

卓話

「地区に出向してみて」

坂本光文 会員

坂本光文 会員

私が初めて地区に出向させて頂いたのは、2019年中野パストガバナー年度に幹事として出向しました。次年度には当クラブよりガバナーとして輩出される藤井パストガバナー年度がありましたので、大石会員が副代表幹事・米本会員が研修委員・河畑会員が青少年交換委員として4名で地区に出向しました。

次年度の野村ガバナー年度含めての6年間で、幹事を4回・研修委員・オンツー委員会委員長として地区の役職を務めさせて頂いております。

出向した当初は、ロータリーについてまだまだ未熟な私が地区に出向して大丈夫かと不安でいっぱいでしたが、大石会員に助けて頂きながら少しずつですが、地区での役割が出来る様になりました。

ここからは地区の組織について進めたいと思います。

皆様もご承知の通り、ロータリーは単年度で組織運営されています。地区も同様ですがクラブと違う点は委員会が多い事です。各奉仕部門に属する委員会や、単独で活動する委員会など通常のクラブに無い委員会が多くあります。

『地区を運営している組織』

・ガバナー

・副ガバナー(ガバナー経験者)はガバナーの不在時や緊急時に代行されます。

・ガバナー補佐8名(当地区は8分区有りますので分区の代表として出向)

・地区代表幹事・並びに地区副代表幹事

(副代表幹事は次年度のガバナー輩出クラブより出向)

・地区幹事(年度によっては地区特別幹事)5名から10名

上記の役員は毎月一回ガバナー事務所で運営会議を行います。(副ガバナーは別)

会議の内容としましては、地区内行事の運営と検討、そして各委員会からの事業計画の報告及び予算案を審議いたします。

その他にも各委員長が招集する部門別委員会が有ります。

ここで余談ですが、次年度の地区役員になった場合は当該年度が始まる12月もしくは1月よりガバナー補佐・幹事予定者合同会議が始まります。

次期ガバナーが、1月アメリカに於いて次年度のRI会長の国際協議会の研修を受講し、帰国後に地区役員及び各委員会委員長に対しての地区チーム研修会(2月)を開催。また、次に開催する次年度会長を対象としたPETS(3月)の開催。当該年度が始まる前の最後に地区研修・協議会(4月)に開催します。

ロータリーは7月より新年度が始まるのでここまでは、ガバナー補佐・幹事予定者合同会議として前半の大きな行事が終了します。

正式に第1回目のガバナー補佐・幹事合同会議は7月から始まります。

これらの流れは、クラブの次年度理事会と同じになります。

次に各奉仕部門に属する委員会や、単独で活動する委員会など通常のクラブに無い委員会を紹介します。(委員会の名称が変わるところも有りますが、活動内容は変わりません)

* 「地区戦略計画委員会」はパストガバナー・ガバナー・ガバナーエレクト・ガバナーノミニーで構成されています。

クラブで取り組みたい重要な課題や問題などを、具体的な解決策や決定をどのように戦略計画の課題として取り組むかを推進する委員会です。

* 「情報規定委員会」は国際ロータリーの諸規定につき、各クラブへの基本的理解と認識が深まるように努める。また、決議審議会・規定審議会に提出された案についての地区としての検討を行う。

* 「危機管理委員会」は災害等における安否確認等のシステムの構築、各種のハラスメント等の防止に対応する。

* 「ローターアクト委員会」は当地区内にある7クラブがスポンサークラブとなりロータアクトクラブをお世話しています。

ロータアクターは年齢が18歳以上であれば会員になれ、また近年はロータリアンと同等の地位であると認めています。

当地区のロータアクトクラブは清掃奉仕・献血活動や地区内の行事に於いて活動して頂いております。

ロータアクトクラブも、また日本国内にいくつかに分かれているゾーンの会議や年1回開かれる全国大会にも参加されています。

【ローターアクトの目的は、青年男女が個々の能力開発に当たって役立つ知識技能を高め、それぞれの地域社会における物質的、あるいは社会的なニーズと取り組み、親睦と奉仕活動を通じて全世界の人々のあいだによりよい信頼関係を推進するための機会を提供することにある。

*  「学友委員会」は米山記念奨学を卒業した人達や、現役の奨学生との交流会をお世話したりなどの活動をしています。

*  「研修委員会」はパストガバナーが委員長(ラーニングファッシリテーター)として地区が開催する3大研修を指導し纏めていくのが役目となっています。

*  「RLI委員会」はRLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)の事です。

ロータリー・リーダーシップ研究会は質の高いリーダーシップ教育を通じてロータリークラブを強化するための、草の根の多地区リーダーシップ開発プログラムです。

次のステップとしてDL(ディスカッションリーダー)のプログラムもあります。

*  「会員増強委員会」は会員増強を目的として活動する委員会です。

*  「公共イメージ委員会」、ロータリーを一般の方に紹介し、ロータリーの活動に対する理解、評価、支援を促すことを目的とした委員会です。

*   「ITガバナー月信委員会」はガバナー月信を担当しています。

*   「オンツー委員会」は国際大会への参加を呼び掛け、地区ナイトの開催を計画し実行する委員会です。

『社会奉仕部門』は4つの委員会で構成されています。

*   「職業奉仕委員会」は職業奉仕委員会の基本は「四つのテスト」です。

ロータリアンの行動規範では、個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動する。取引の全てにおいて公正に努め、相手とその職業に対して尊重の念をもって接する。自分の職業スキルを生かして、若い人びとを導き、特別なニーズを抱える人びとを助け、地域社会や世界中の人びとの生活の質を高める。職業倫理意識の向上をめざす委員会です。

*   「地域社会奉仕委員会」は社会の変化に適応した、地域のニーズを満たす奉仕活動の遂行への手助けを行う。その他にもRI及び地区からの地域社会奉仕に関する情報伝達や災害時における地域対応計画と啓蒙活動行う。

*   「青少年奉仕委員会」は次世代のリーダー育成が目的として青少年交換委員会やインターアクト委員会と連携し、地区の青少年奉仕活動の推奨し地区として可能なサポートを行っています。

*   「国際奉仕委員会」は各クラブの国際奉仕活動への情報提供の発信や、7 重点分野の奉仕活動にはロータリー財団の地区補助金、グローバル補助金を積極的に活用してもらう為の手助けを行っています。

社会奉部門にはその他に2つの委員会があります。

*  「インターアクト委員会」は地区内にある12のクラブがスポンサークラブになって、それぞれのクラブが地区内の高等学校にあるインターアクトクラブをお世話しています。

インターアクトクラブが行う学校内や地元地域でボランティア活動のサポートや、その他に異文化についての学びや、国際親善に貢献する為、海外研修のサポートします。(近年はコロナ過の影響で国内研修になっています)

当クラブも以前には旧泉州高等学校のスポンサークラブだったそうです。

* 「青少年交換委員会」は高校生を対象とした若い世代の学生に海外で生活する経験を通じて、語学の習得に留まらず、健全な人材を育成することを目的にしており、小さな親善大使として相互理解、文化交流を通じて、世界平和の構築に寄与している委員会です。2640 地区では、2023 年7 月に再開し、現在は3名の日本人学生をアメリカに派遣し、アメリカから2名の学生の受入れをしており、今年の1 月からは2名の学生をオーストラリアから受入ています。

尚この委員会には当クラブの河畑会員が委員として出向されています。

『ロータリー財団部門』は5つの委員会で構成されています。

ロータリー財団の標語は、「世界でよいことをしよう」であり、ロータリー財団の使命は、「ロータリアンが、人々の健康状態を改善し、質の高い教育を提供し、環境保護に取り組み、貧困をなくすことを通じて、世界理解・親善・平和を達成できるようにすること。」を目的とした委員会です。

ロータリー財団は、「寄付」を資金とし、財団プログラムが運営されていますので、基金と寄付の推進を行うと共に、ロータリー財団の補助金を管理しています。

地区ロータリー財団委員会は、以下の小委員会と共に活動して参ります。

  • 財団資金管理・推進小委員会

補助金の管理を徹底し、適切な補助金管理についてロータリアンにセミナーで情報や研修を提供します。

地区における財団への寄付の推進と、寄付者の表彰・認証を管理します。

また、ロータリー平和センタープログラムへの参加の推進と管理を担当します。

  • 財団補助金小委員会

ロータリー財団補助金の実施と、クラブが補助金を活用して、人道的・教育的・職業的活動等を実施出来るよう支援します。

  • ポリオ・プラス小委員会

ポリオ根絶活動をロータリアン及び地域社会の方々に広報、募金活動を企画します。

尚この委員会には佐藤会員が出向されます。

  • 財団監査委員会

地区のロータリー財団補助金使用実績などを監査します。

 

*「米山記念奨学委員会」は奨学生の募集、選定、世話クラブ関連の各種の事務手続き行い、また米山寄付への推進を目的として業務を行っています。

本年度は地区全体で22名の奨学生をお世話しています。

①次年度奨学生選考に係る業務の遂行(学校説明会・奨学生面接会・選考会等)

②クラブ米山委員長会議・カウンセラー研修会の開催

  • 米山奨学期間終了式(旧卒業式・修了式)の実施
  • 奨学生へのカウンセラーオリエンテーション、奨学生確約宣誓式(旧入学式)の開催
  • 学友会の運営及び活動の支援を行う

尚この委員会には辻会員が出向されます。

以上が地区を運営している組織となります。

また、当該年度のガバナーが所属するクラブがホストクラブとなり、地区大会並びに地区ゴルフ大会を開催します。

地区の役員はそれぞれの大会の実行委員長をサポートします。

最後に、地区に出向した事により出来た沢山の人との出会いが私にとっての素晴らしい財産となっています。

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