1 国際奉仕
国際奉仕とは、ロータリーの第4奉仕部門の一つで、国際理解、親善、平和を推進するために実施する全ての活動をいう。
初期のロータリーには、国際奉仕の概念はありませんでしたが、第一次世界大戦中の1917年ころより、第一次世界大戦中、アメリカやカナダ、ヨーロッパのRCが確知の避難民や傷病兵、復員してくる軍人に対する援助活動などの歴史的背景を受けて、「奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人及び地域社会のリーダーの世界的親交によって、国際間の力後平和を推進する」という国際奉仕の概念が、1922年の綱領の第6項目として明文化され現在に至っています。
2 国際奉仕の限界
世界で紛争や戦争など有事の際には、国際ロータリーは中立を守る立場にあり、当該国のロータリ-クラブとロータリアンは、それぞれ国法を遵守しなければならず、これらの国々との間では友情や親睦を築くことは困難になります。
世界の恒久平和の推進を願うロータリーの国際奉仕活動も有事の際には限界があるという矛盾をはらんでいます。
現在のロシアのウクライナ侵攻がそうです。
3 我がクラブの国際奉仕活動
我がクラブの国際奉仕活動は、主に姉妹クラブとの活動です。
我がクラブの姉妹クラブとして、フィリピンのイントラムロスRCとアメリカのサウス・サンフランシスコRCがあります。
サウス・サンフランシスコRCとの活動は、青少年交流です。コロナ感染症の前までは、岸和田市内の高校生とサウス・サンフランシウスコの高校生が隔年に行き来して交流していました。
次にイントラムロスRCとの活動の内容ですが、
1995-1996 岩出正次会長
深堀井戸の設置(非飲料用)
会員から募金、2000ドル
岩出、谷川、浜中 江家1000ドル 合計3000ドル
1996-1997 浜中会長 。
交換学生受け入れ 5名
学生に中古のパソコン購入のため10万円を援助
1997-1988 谷川会長
交換学生受け入れ 5名
1998-1999 河合会長
医療ホーム、シングルマザーの育児援助
兎唇患者の手術援助
貧困学生への奨学金援助
交換学生(8名 インターアクター)
1999-2000 〆野純一会長
交換学生4名
2000-2001 西野公朗会長
内反足奇形の子どもたちへの治療補助
2002-2003 山口会長
識字率向上のための募金活動
フィリピンでのチャリティーゴルフ 8名参加
2004-2005 寺田会長
交換学生7名
恵まれない子どもたちを対象とした2次元超音波心臓検査
2006-2007 谷口会長
就学ませの恵まれない子どもたちに勉強道具が入ったボックを送る
2010-2011 坂東会長
30周年記念式典に参加
4歳から6歳までの子どもたちに教育プログラム等を教えるZOTOLearningCenterの設備用具購入費用を援助
2011-2012 奥会長
台風により被災した最貧築避難所の医療支援のための義援金20万円
2013-2014 藤井会長
台風庇値にGAバッグ(小学校低学年の学用品と生活用品)1500個を6名の会員が訪問して配布
2017-2018 池内会長
SitioBabo小学校の校舎・通学路の改修工事。電気工事、7名が現地訪問
2018-2019 辻林会長
SitioBaboの子どもたちの識字率甲7条の為ICT導入、5名が現地訪問
2019-2020 山本新一郎会長
地震被害に遭った先住民の子どもたちの校舎建設
文房具を贈る
以上のような私たちの小さな交流の積み重ねが、親善そして世界平和に繋がるのでは
ないかと思っています。
以上