第2186回例会報告[2023年1月20日(金)]

会長の時間

  山元芳裕会長

皆さんこんにちは。

例会見学でお越しの松本由美様、ようこそ岸和田東クラブの例会にご来場いただき有難うございます。ぜひ楽しいひと時を共有して帰ってください。

さて、木戸前会長がおられなくなり、寂しいAテ-ブルになりましたが、お元気なころのお写真をテ-ブルにお飾りして、6月までの毎回、会員の皆さんのご来場を待っております。また、ひと声でもかけて懐かしんでください。

12月末で今年度の前半が終わり、1月より後半がスタ-トいたしました。前半の欠席のメークアップはしましたか。新会員におかれましては、メークアップの意味と仕方をご存じでない方もおられるかも知りません。入会時の推薦者や幹事または先輩会員に教えてもらってください。

今週末から寒気団が大阪付近まで下りてくるそうです。寒くなると熱燗でお鍋を囲んで温まるのが最高ですね。

年末からお正月にかけて、てっちり鍋を食べた方も多くおられることでしょうね。淡路島の三年フグを紹介いたします。

40年ほど前から南淡路、福良の港ではふぐの養殖が行われているそうです。フグの養殖産地は多く、熊本・長崎、愛媛、福井など2年間養殖をして800グラムほどで出荷していたそうです。25年前に生産量が増え価格が低迷し、目方売りのフグでは1キロ2000円ほどの生産原価で、1300円ほどにしかならず、福良の養殖は低迷しました。

そこで、淡路では、もう1年養殖期間を長くしてフグの目方を増やそうと考えたそうです。養殖魚はいつ死ぬかわからず、3年目のリスクを追って1.2~1.8kgのフグを造り上げました。鳴門海峡の急速な海流で永く泳ぎ、フグの身も引き締まりおいしいフグが食卓を飾るようになったそうです。

 

卓話

「“工場(企業)見学”あれこれ」

職業奉仕委員会<br />
山本新一郎委員長

職業奉仕委員会
山本新一郎委員長

落ち着きかけては再燃を繰り返していますコロナ禍ですが、今年は昨年まで全く影を潜めていたインフルエンザも猛威を振るっており、ダブルパンチを食っている状況です。岸和田東RCの皆様方に置かれましては、やはり年配の方も多いのでくれぐれも注意して戴きたいと思います。そこで、クラブの活動もなかなか活動しにくい状況が続いています。そんな中で、昨年度の職業奉仕委員長の坂東会員によってクラブの活動として行いたい活動のアンケート調査が行われました。その結果、最も皆さんの要望が大きかった活動が、「工場見学」でした。あまり外にも出られず、悶々とした中でとにかく外に出た活動を行いたい!という皆さん方の強い要望が見て取れます。そのような要望を受け、今年の職業奉仕の活動は、その「工場見学」を行いたいと思います。

しかしその前に、その「工場見学」というものについてその目的や実際にどのような形で行われているかを考えてみたいと思います。

 

工場見学が持つ意味】 見学者を受け入れる目的は、①製造プロセスを知ってもらうこと、②生産設備を知ってもらうこと、③生産者の顔を知ってもらうことなどを通じて、企業へのロイヤリティを高めること、とされています。また副次的に、④プレゼンテーション能力の向上、⑤見られる工場づくりを目指すことによる5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の進展、⑥見学者からのフィードバックによる工場改善ポイントの獲得なども期待できる、とされています。

 

【地域一体型で行う】 工場見学を1社単独でなく、地域で共同して行うことで、集客力を大幅に高めることができ、まちづくりにもつなげられるメリットが生まれてきます。モノづくりの工場の多くは中小企業であり、経営資源には限りがあります。しかし地域一帯型なら全国から、さらには海外から見学者を呼び込むことすら可能になるとされています。

非常に多くの企業、地域で様々な「工場見学」が行われている中、今回はそのなかから表のような「工場見学」をご紹介します。

 

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