木戸伸男会長
本日もご出席、有難うございます。
先週、5日・6日 二日間 和歌山城ホール、ホテルグランヴィア和歌山に於いて 2022-2023年度 国際ロータリー第2640地区 地区大会が開催されました。昨年・一昨年と新型コロナ感染拡大の為、規模を縮小、日程も短縮して開催されましたが、3年ぶりに予定通り開催されました。ご参加下さいました会員方々には、誠に有難うございました。又、大会2日目の最後に、2640地区から「ポリオ・プラス寄付優秀クラブ賞」表彰、国際ロータリークラブから「END POLIO NOW」 感謝状を受けたことをご報告申し上げます。
1日目の講演は、熊野本宮大社の宮司 九鬼家隆氏「甦り熊野本宮」、2日目は午前中に、公開講演 株式会社島精機製作所の創業者である島 正博氏の「変革する力、チャレンジする力 愛と創造と気で挑む」、午後は地区大会記念講演 有人宇宙システム株式会社の 前村孝志氏の「日本人は月に立てるのか~日本の宇宙開発の現状と将来~」 3つの講演を拝聴しました。和歌山出身の方々の講演でしたが、最後の日本の宇宙開発の現状、日本のロケット製作の現場~種子島宇宙センターの発射台、国際宇宙ステーションでの宇宙飛行士の日常生活等ビデオを交えての講演は、具体的な映像と解説があり興味深いお話でした。前村氏は過去に6回のロケット打上げ執行責任者の経験があり、失敗はないそうです。ロケットの発射成功率は、過去の確立として95パーセントだそうで、すなわち20回に一度は失敗するそうです。それと、宇宙飛行士の生活の中で一番大変なのは毎日の排泄で、具体的な映像で機器の使用方法など興味深い講演でした。ちなみに、前村氏は、20回に一度は失敗するロケットには絶対乗りたくないし、日本の宇宙飛行士の低収入(1,000万円以下だそうです)でこんな不自由な生活をしたくないと、笑いを誘って、締めくくっておられました。
以上、会長の時間でした。