木戸伸男 会長
皆さんこんにちは ズーム例会 ご出席有難うございます。
ご存じの方も多いと思いますが、先月 納涼家族例会で素晴らしいダンスを披露して頂いた久米田高校ダンス部が、8月17日 「第15回日本高校ダンス部選手権全国大会ビッグククラスの部(通称ダンス甲子園)で見事優勝し、日本一に輝きました。「だんじり」をテーマにしたダンスで、迫力と躍動感あふれる演技で会場を圧倒したそうです。後ほど、フジテレビが取材した映像をご覧いただきます。
新型コロナウイルスがいまだ収束せず、毎日メディアで感染者数が報道されています。今や日本が世界一の感染者数だそうです。若い人のワクチン摂取率が低いからでしょうか、私(高齢者)は4回目摂取、終了しました。
ワクチンですが、メディアで英語の表示を見ると (vaccine)となっています。
「ヴァクシイーン」 と発音するそうです。日本語の発音とは大分違いますよね。
語源を調べてみると、ラテン語の(vacca)に由来するそうです。発音は「ワッカ」雌牛のことです。18世紀、英国の医学者ジェンナーが牛の病気「牛痘(ぎゅうとう)」に着目し、世界初のワクチンを開発しました。古代から中世にかけて、感染力の強い「天然痘」は人々を苦しめてきました。
酪農地帯で暮らすジェンナーは、「乳搾りの女性は天然痘にかからない」との話をヒントにして、人間の天然痘によく似た牛の病気「牛痘」に着目し、これが天然痘のワクチンの発見になりました。ワクチンという言葉は「ラテン語の雌牛」からきています。ジェンナーの研究に協力した雌牛と乳搾りの女性に敬意を表してのことです。
それから約200年後、世界保健機構(WTO)は1980年5月に天然痘の世界根絶宣言を行いました。
このジェンナーは、医師としてだけではなく、他の研究学者としても有名でした。
「カッコウ」という鳥には、自分の卵を他の鳥の巣に産み付け、その巣の持ち主である鳥に育てさせる という習性があります。卵からかえったカッコウのヒナは、その巣の持ち主である鳥の卵を全て巣から落とし、子供になりすまして育ててもらうのです。カッコウがこのような驚きの行動をとることを、最初に発見したのがジェンナーでした。
以上会長の時間を終わります。