第2151回例会報告[2022年1月21日(金)]

会長の時間

 岡本平仁 会長

皆様、こんにちは。

本日の例会も宜しくお願いします。

 

皆様、体調は万全ですか!?規則正しい生活を心がけ、睡眠を充分とって下さい。免疫機能を高めれば、コロナなんかに負けません!きっとです。

2週間前の例会で、第6波が始まったと思いますと言いましたが、想像以上急速に流行してきました。

前年度より引き継いでおります、コロナ感染症不安による例会欠席の時は、無理をなさらずに対応をして下さい。専用の欠席届がありますので、その場合の欠席時には提出をお願いします。

 

1月は、職業奉仕月間です。私自身、地区において職業奉仕委員会副委員長を務めておりまして、(コロナの影響により活動がままならない状態でありますが)職業奉仕を考える機会が多くあります。職業奉仕は、ロータリー活動の全てに通じる奉仕で、基礎となる奉仕だと思います。

職業奉仕を表現するには、どう表現したらよいのか悩み考えてしまうのですが、私は次のように思っています。「ロータリーのことを学び、知ろうとするロータリアンが、社会活動に実践し行うこと。その活動が、すなわち職業奉仕となる。」です。

皆様も是非、職業奉仕月間中に職業奉仕についてどう表現したらよいか、考えてみて下さい。

 

恒例の今日は何の日?ですが、11年前の今日1月21日

2011(平成23)年1月21日、吉本工業所属のお笑い芸人・間寛平氏が、人類初のアースマラソンを完走、ゴールした日です。

アースマラソンは同氏が立ち上げたプロジェクトで、陸地:マラソン、海上:ヨットで地球一周を走破する企画。

2008(平成20)年12月17日に、大阪府のなんばグランド花月前をスタートした同氏は、赤道と平行した日本とほぼ同経度の場所を進んでいきました。

途中のトルコで、前立腺がんが発覚するも、医師の治療を受けながらでのアースマラソン続行を選択。幾多の困難に見舞われながら、その度に打ち克ち、走行距離:約41,000km 日数:約766日を見事走破し遂げました。

記念日:ライバルが手を結ぶ日

156年前、旧暦1866(慶応2)年のこの日、長州の木戸孝允、薩摩の西郷隆盛らが土佐の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、倒幕の為に薩長同盟(薩長連合)を結んだ日です。

薩長同盟は、江戸時代後期(幕末)の慶応2年1月21日(1866年[1]3月7日)に小松帯刀邸[2][3](京都市上京区)で締結された日でもあります。

 

以上、会長の時間とさせて頂きます。有り難うございました。

卓話

「あら大変 男女平等 日本は遅れている」

坂東桂子会員

坂東桂子会員

1月は職業奉仕月間です。「職業奉仕」を中心に私なりに感じていることをお話いたします。

最近の新聞にブームかと思われるほど、女性の働き方についての記事が目立ってきました。昨年からの4つの記事を紹介します。

 

この4っつの記事は、理工科系の女子の割合が世界と比べ日本が大変遅れている。思うように働けない女性の解消が日本経済の成長を左右するという内容です。女性の働く環境問題とロータリーの職業奉仕がどうかかわるかを考えてみました。

職業奉仕の手引きー実践しようーを紐解くと、職業奉仕はロータリーの目的の1~4項のなかの第2項を土台としており、ロータリーの核心と解説されています。その第2項では職業を価値ある社会への奉仕と考え、高い倫理基準を持って行い高潔なものにする、とあります。職業奉仕でなじみが深いのが4つのテストと行動規範です。

行動しようの実践の例としては「女性のキャリアー向上や仕事と生活のバランス・次世代への生活と仕事のバランスに焦点を置いたセミナーが紹介されています。このような問題は先ほどの新聞記事とつながると思いました。

 

そこで。社会や職場の女性の職業環境を調べてみました。

【世界銀行の「女性・ビジネス・法律」レポート】のスコアでは日本は40年前からスコアが低いところに留まり、韓国より低い状態です。

【世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ指数」】では153か国中121位でG7では最下位です。しかもこの40年間改善されていません。経済的にどんどん世界から取り残されると解説されています。

世界では女性の問題の解決には女性議員や女性管理職を増やす事が最も有効と言われています。1980年フランスで始まったクオーター制は現在ではアジアでも多くが採用されています。政党での女性議員割当、法的な候補者規制、比例候補者の50%を女性にすることなど色々ありますが、日本・米国は未だです。男性を含めての産休や育児休暇制度など女性の働く環境に関する法律がどんどん変わっていってます。

 

ロータリーは「多様性、公平さ、開放性をうたっています。ロータリーが結成された当時には考えられなかった、女性会員の誕生、ポリオ、地球温暖化、性認識の問題が浮上してきました。ロータリーは変化する社会に対応してきました。職業奉仕では女性の働く環境の問題が重要課題になっていきています。企業人としての対応が求められています。

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