第2135回オンライン例会報告[2021年8月27日(金)]

会長の時間

 岡本平仁 会長

 

 

皆様、こんにちは!

この1週間、お変わりなくお過ごしでしょうか?

決して無理などをなさらないようして下さい。

 

まず、お知らせから

(公財) ロータリー米山記念奨学会より達成クラブ表彰のお知らせ

この度クラブ寄付金累計額が規程の表彰額になりました。達成クラブとして推奨し、感謝状を贈呈いたします。感謝状は貴地区ガバナー事務所(地区事務所)宛に開催時期に合わせて送付し、 地区大会での表彰後、お渡ししていただく予定です。

☆表彰年月2021年6月30日 ☆表彰名称 8000 万円 達成クラブ

*「達成クラブ表彰」はロータリー年度末の普通寄付金・特別寄付金合計累計額が、 1千万円に達したクラブ、また以降1千万円増額ごとに表彰されます。

 

オリンピックが終わって3週間、8月24日から東京2020パラリンピックが始まりました。

パラリンピックの起源は1948年、医師ルードウィッヒ・グッドマン博士の提唱によって、ロンドン郊外のストーク・マンデビル病院内で開かれたアーチェリーの競技会です。第2次世界大戦で主に脊髄を損傷した兵士たちの、リハビリの一環として行われたこの大会は回を重ね、1952年に国際大会になりました。

さらに1960年のローマ大会からはオリンピック開催国で、1988年のソウル大会からはオリンピックの直後に同じ場所で開催されるようになります。

もうひとつのオリンピック

当初はリハビリテーションのためのスポーツだったパラリンピックですが、現在はアスリートによる競技スポーツへと発展しています。出場者も「車いす使用者」から対象が広がり、もうひとつの(Parallel)+オリンピック(Olympic)という意味で、「パラリンピック」という公式名称も定められました。

スポーツの話題をもう一つ

雨による順延で心配しておりました高校野球ですが

明日、準決勝が行われます。残った4校が全て関西勢という初めてのことらしいですが

これも雨の影響でそうなった気がしております。

雨天順延による延期により、練習場の確保等で関西勢に有利に働いたのかなと

要因は、それだけでは無いと思いますが。でも、天候が回復してほっとしてます。

 

さて、今日は何の日でしょうか?

今日は、記念日について紹介します

男はつらいよの日

1969年8月27日に『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開されたことに由来

以後、48作にも及ぶ世界最長の長編シリーズとなりました。

卓話

「絵本 100万回生きたねこ」

近江和代 会員

近江和代 会員

皆さん、こんにちは。

今日は、リモートでの卓話ということで、機械音痴の私にとっては一大事なのですが、上林会員の助けをお借りして、何とか準備ができました。

コロナ感染による自粛生活が長引く中で、一人の時間や自宅で過ごす時間が増えた事で、皆さんの生活にも何か変化があったのではないでしょうか?

私はしばらく遠のいていたウオーキングを再開しました。

一日一万歩とはいかないまでも、40分程度で8000歩くらいを歩いています。

夜の道を何も考えず、星を眺めたり、家々の明かりに目を向けたり、時には川の流れる音や虫の声に聞き耳を立てたりしながらの楽しいワクワク探検隊は、アッという間に到着、解散となるのです。

他にも、俳句作りや、日本語検定試験などにも挑戦しました。

俳句は初めてロータリーの友に投稿してみた作品が運よく掲載されて、とても嬉しく思っています。

私は、日本の言葉にとても興味があります。日本語は綺麗で素敵ですが、同じ意味を持つ言葉でも、何種類もの言い方があります。

近頃は、家でテレビやラジオのニュースなども聴く機会が増えました。

例えば、ワクチンが足りない。

ワクチンが足らない。  皆さんはどちらの言い方をしますか?

どちらも正解ですが、多くは前者を使います。

それでは同じ読み方でも意味の違う漢字はどうですか?

例えば,「みる」  見る、 観る、 診る、 看る, 視る

次に, 「うたう」 歌う、 唄う、 謡う、 詠う、 吟う  など、

本当に日本語は複雑です。そして、私の好奇心は益々旺盛になって、天気予報を聞けば雨の種類や雪の種類にはどんなものがあるのか?調べてみたくなるのです。

近頃では、指先1本で検索できる時代ですので便利ですね。

因みに、雨には、通り雨、にわか雨、長雨、時雨、春雨、夕立、秋雨、五月雨、など

それから雪には、細雪、淡雪、粉雪、ボタン雪、綿雪、初雪、吹雪、豪雪、積雪,等々で

何百種類もあるそうです。そんな複雑怪奇であって、とても美しい日本語が私は大好きです。

そして、本にはそんな言葉の力がたくさん詰まっていると思います。

そこで私が今日皆さんにご紹介するのは、「100万回生きたねこ」と言う絵本です。

私がこの絵本を手にした理由は、100万回も生きたと言い切っている事に心が動いたからです。

どんな小説や、ドラマ、映画でも永遠の命は夢であり希望であり追い求めるものであるのだけれど、生き返る事、転生する事を成し遂げたねこの話がどんなものなのか?

ましてそれが絵本というのだから、これは買わずに帰れない。となった訳です。

この絵本には、死にました。とか、埋めました。とか、嫌いでした。などの言葉が繰り返し使われています。絵本にしては、表現が少々乱暴かと思うのですが、内容は生きることや

愛について、とても深く、温かい物語だと思っています。

果たして、何度も死んで何度も生き返る事は幸せなんでしょうか?

この本は、そのことについて「いいえ」と言っています。

たったひとつの愛に生きる事は、100万回生きる事に値する、或いはそれ以上の素晴らしい事だと言っているのではないでしょうか。

以前読んだ、瀬戸内寂聴さんの本の中で「今日を生ききる」という表現をされていた事を思い出しました。「生きる」より「生ききる」 「食べる」より「食べきる」

「読む」より「読みきる」  「走る」より「走りきる」の方が力強さや達成感があると書いてありました。

私自身も、過ぎた事は水に流して、まだ来ていない明日を思い悩まず、今日に集中する事 「今日を生ききる」そんな毎日を積み重ねていきたいと思います。

 

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