会長 上林史和
みなさんこんにちは!
先週のこの時間に佐藤選手の活躍で、阪神タイガース優勝と予想をいたしましたが、まずはオープン戦9勝2敗2分勝率8割で優勝しました!選抜高校野球もはじまりましたし、海の向こうでは大谷選手も活躍しております。今日も少し野球のお話です。
コロナ禍における今年のプロ野球は、飲食店などの営業時間の短縮要請にならい、午後9時までに試合を終えられるように9回打ち切りが決定されました。これは歴史上初めてのことだそうです。これによってなにが起こるかというと「引き分け」が急増するのではないかということです。全試合の1割くらいが引き分けになるのではとも言われています。また延長を戦う余力を考慮する必要がないので、投手の起用方も変わるのではないでしょうか。2020年の平均試合時間はセパともに3時間を超えています。今回の措置は時短が目的だとされています。現代はお茶の間のテレビが娯楽の王様でなくなり、ひとりひとりがパソコンやスマホで動画やゲーム、SNSを楽しみます。プロ野球の3時間というのはなかなかの集中力を要しますし、これを機会にスピードアップを図る策があってもいいのではないでしょうか。
さて今日はひとつ心に残る広告のお話をさせていただきます。
これは2020年のお正月に出稿された「さ、ひっくり返えそう」というキャッチコピーの株式会社そごう・西武広告です。イメージキャラクターは関取最軽量の炎鵬(えんほう)関です。
大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。
ネガティブな文章ですが、このコピーを下から逆に読み上げると、素晴らしくポジティブな文章になるという、まさに大逆転劇が起こる素晴らしいメッセージ広告です。この広告は新型コロナウイルス感染拡大の前でしたが、コロナ禍の今こそ意味を持つメッセージではないでしょうか。
先日3月22日の春場所9日目にはこんな取り組みがありました。「炎鵬98kgが、天空海(あくあ)164Kgをつり落としで下して7勝目を挙げた」まさにこの広告を地でいくような取り組みでした。
さて、いよいよ日曜日は第2640地区の地区大会です。本日も卓話の時間を利用して進行の説明をさせていただきます。皆様ひとりひとりのお力添えが必要です。ご協力をよろしくお願いします。