第2115回オンライン例会報告[2021年2月12日(金)]

会長の時間

 会長 上林史和

 

 

みなさんこんにちは、本日もありがとうございます。

 

RI2021-2022年度のテーマが発表されました。

地区ガバナーエレクトを研修するための年次行事である国際協議会は当初、米国フロリダ州オーランドで開催予定でしたが、新型コロナウイルス流行のためバーチャル開催となりました。国際ロータリーの次期会長であるシェカール・メータ氏は2021-22年度の会長テーマ「奉仕しよう  みんなの人生を豊かにするために」を発表しました。

インドのカルカッタ-マハナガル・ロータリークラブに所属されておりますメーター会長エレクトは「人のために世話をし、奉仕することが最良の生き方。なぜなら、その経験を通じて誰かの人生だけでなく、自分の人生を豊かにできるのだから」と呼びかけられました。

 

今年度の地区大会の開催につきましての決定事項を皆様にご報告させていただきます。

 

3月13日(土)に泉ヶ丘カントリークラブで開催が予定されておりました「地区大会ゴルフ大会」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりました。

すでにエントリーいただいていた会員様もいらっしゃいましたが、参加料は返金させていただきます。亀井委員長、佐藤副委員長、和田副委員長には準備にご尽力いただきました。ありがとうございます。

 

3月28日(日)に南海浪切ホールで開催を予定しております「第2640地区・地区大会」につきましては、同じく新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から参加者を縮小限定し、クラブ会長・幹事、選挙人、地区役員のみで開催の上、後日、動画配信をいたします。

なお新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、無観客開催の可能性もあります。

 

地区大会賦課金はそのまま徴収させていただき、当日の参加登録料はなし。

現在の予定では、午前に予定されておりました「選挙人会議」をお昼からの開催とさせていただきます。

午後1時より本会議をスタートし、プログラムは現在組み直し中です。

リアルタイム配信ではありませんが、進行通りに会を進行し、それを録画して編集、配信する予定です。

 

開催まで約ひと月半です。各委員長を中心に準備をすすめてましります。皆様にはコロナ禍の準備作業となり恐縮ですが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

また当日につきましては、当日の役割を割り振りさせていただく予定でございます。

地区大会が無事に成功しますようにご協力をよろしくお願い申し上げます。

卓話

「雑話 日本のしきたり~豆辞典~」

辻林 一郎 会員

辻林 一郎 会員

長い日本の歴史を経て生まれ、培われてきた数多(あまた)の「しきたり」について、もっと深く知っておきたいと思うのは私だけでしょうか。

しきたりは、辞書では、以前からのならわし。慣習。先例。(広辞苑)、地域や集団の中で、そうすることが決まりとなっていること。ならわし。慣習。(明鏡国語辞典)となっています。

 

日本の国旗について

日本では古くから、一般的に「日の丸」と呼ばれています。

聖徳太子が遣隋使に託した書簡以来、自国を「日出ずる国」とする考え方があり、赤い日の丸は日の出の太陽を象徴としています。また、紅白は日本の伝統色で、めでたいものとされており、赤は博愛と活力、白は神聖と純潔を意味するとも言われています。

「国旗及び国歌に関する法律」は、1999年(平成11年)8月13日公布・施行

され、第1条にて「国旗は、日章旗とする。」、同条第2項にて「日章旗の制式は、別記第1のとおりとする。」と定められました。次のとおりとなります。

寸法の割合及び日章の位置

縦が横の3分の2の長方形

日章の直径は、縦の5分の3、その中心は旗の中心

彩色

地は白色、日章は紅色

国旗の掲揚についてですが、旗を二枚(ロータリークラブの例会場など)揚げる場合は、向かって左側を上位とするのが慣習になっています。

これは、日本の伝統礼法の一つで「左上右下(さじょう・うげ)」の考え方からきています。「左を上位、右を下位」とする「左上位」のしきたりです。日本では飛鳥以来、現在に至るまで「左上位」が連綿と受け継がれ、礼法の基本として定着しているのです。

 

上座(かみざ)・下座(しもざ)について

食事や宴会では、多くの人と触れ合います。そんなとき、相手に失礼のないように、ちょっとした作法を覚えておくと交流がより和やかものとなると思います。

昔は、家族で食卓を囲むときに席順があり、寄り合いなどでは、身分・家柄・年齢等によって席順が決められていました。その名残として上座・下座のしきたりがあります。

上座は、その部屋で最もよい席とされる場所、客や目上の人が座るところで、下座は、客を招いた人や目下の者が座るところです。上座・下座は、どちらが上の立場かが明確になりますので、相手を下座に座らせてしまうと失礼にあたります。(以下略)

この上座・下座のしきたりは、国によって事情は異なりますが、目上の人や年長に対する敬意、来客へのおもてなしの心が込められているのです。

 

長寿のお祝いについて

数え年で61歳を過ぎると、長寿のお祝いが始まります。めでたいとされる一方で、厄祓いをする地域もあります。

通常は、数え年で祝いますが、現在は満年齢で祝うことも多いようです。(以下略)

【百寿】百寿の他に紀寿、百賀、上寿など様々な名称があり、このお祝いの貴重さが伺われます。参考までに、2020年1月20日公表ですが、100歳以上の方が71,000人(男9,000人 女62,000人)(人口推計(2019年8月確定値より))いらっしゃいます。(以下略)

 

六曜について

結婚式を大安に行ったり、葬式は友引を避けたりと私たちの生活に密着している六曜

ですが、暦中の一つで「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の六つを言います。

現代の日本では、日にちの吉凶を占う指標として利用されています。明治時代の暦改正により、現代のような「日」の吉凶を占う指標として利用されるようになりました。

六曜も迷信といってしまえばその通ですが、私たちの祖先が編み出した暦でお日柄を気にしつつ日々過ごしていくのも人間らしい生き方なのではないでしょうか。(以下略)

 

日本のしきたりを知れば知るほど、この国に生まれて良かったと感謝する心が生まれてきます。そして、途絶えさせたくない「日本の心」を日々の生活に取り入れてはいかがでしょうか。「日本のしきたり」の源は、「日本の四季たり」と言っても過言ではありませんから。

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