上林史和 会長
皆さんこんにちは。
寂しいお知らせです。深井会員が事業所の廃業にともないご退会となりました。クラブ設立2年目の昭和52年に入会以来43年の長きにわたりクラブに貢献いただきました。温厚なお人柄で私にもいつも丁寧に接していただきました。あまり飛行機がお好きじゃないようでしたが、2018年の熊本旅行は新幹線だったのでご参加いただけたことを思い出します。毎回例会場に入られる際に一礼されておられる姿が印象的でした。「皆様にご挨拶させていただきたいところですがよろしくお伝え下さい」との事でした。機会がございましたらぜひお声をかけてください。
本日は第2100回目の例会です。われわれのクラブは1976年(昭和51年)6月5日に創立されました。日本で1326番目に誕生したクラブで、今年で創立45周年となります。諸先輩方はさまざまな活動によりクラブを発展させて来られました。我々もこの素晴らしいクラブをさらに充実させていきたいと思います。そのためには「伝統」と「創造」という両輪が必要となります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。そしてまた私たちがロータリーの活動ができるのは、ご家族のご理解があってのことであります。昨年度後半から新型コロナウイルスの影響で親睦イベントが開催できず、ご家族の皆様にお目にかかってご挨拶することができません。この場を借りてお礼申し上げます。
さて9月は「基本的教育と識字率向上月間」です。読み書きのできない15歳以上の人の数は、世界に約7億7500万人。これは、全世界の成人の17%にあたります。しかも、学校に通っていない子どもは世界に約6700万人いると言われています。低所得国のすべての子どもが基本的な識字力を身につけて学業を終えることができれば、推定1億7100万人が貧困から解放されるとされています。文字を読めない人が悪質なごまかしをうけたり、人間的尊厳の喪失の犠牲となってしまうことは大変な悲劇です。国際間の理解や協力、世界平和を阻む障害でもあります。ロータリークラブでは識字率向上のためのさまざまなプロジェクトを進行しています。われわれ岸和田東ロータリークラブは姉妹クラブのイントラムロス・マニラ・ロータリークラブと共同で、2017年シティオ・バボ、2020年はシティオ・イナラロに学校を建設いたしました。現地ではぜひ有効な教育プログラムと人員の育成をいただきたいと願います。われわれも引き続き支援を続けたいと思います。
この度、申請しておりました地区補助金が承認され当クラブの「非接触型体温計贈呈事業」に<4,206ドル=441,630円>を受領しました。品物が揃いしだい体温計を学校、幼稚園、保育園にお届けする考えです。