第2082回年始例会報告[2020年1月10日(金)]

会長の時間

 山本新一郎 会長

空飛ぶクルマの今

空飛ぶクルマが実用化への階段を昇りはじめています。

2018年12月20日、経済産業省は、国土交通省と合同で、「“空飛ぶクルマ”の実現に向けたロードマップ」をとりまとめ、公開しました。これによれば、2019年の試験飛行と実証実験の開始、2023年の事業開始、2030年以降の実用化拡大が目標とされています。

<空飛ぶクルマとは> 現在開発されている「空飛ぶクルマ」には、様々なタイプのものがありますが、概ね2つに大別されます。ひとつは、翼を持った自動車で、地上走行と空中飛行の両方ができるもの、もうひとつは、乗車のできる大型のドローンで、地上走行のできないものです。

<実現に向けた課題> 空飛ぶクルマの実現に向けては、技術、インフラの整備、法規制、社会受容性、資金、事業化などの面で越えなければならないハードルがいくつも存在します。

  • 技術面では、高度な安全性と信頼性の確保が要求されます。車体のサイズで航空機とは雲泥の差があるとは言え、空飛ぶクルマは頭上を飛行するものであるため、万が一にでも墜落した場合、墜落場所によっては大惨事を引き起こしかねません。したがって、これを回避するための機能を備えることが機体には求められます。
  • インフラの整備の面では、航空機とは別に専用の航空管制システムと数多くの発着場、動力源を供給するための充電ステーションの設置が求められます。
  • 法規制の面では、現行の航空法では、機体に航空機やヘリコプターと同水準の規制がかけられることが推察され、これには最低安全高度の義務付けなど、運用上足枷となる規制もあるため、これらを考慮に入れた法整備が必要となってきます。
  • 社会受容性の面では、安全性を標榜することはもちろん、騒音対策も求められます。運航ルートとして運河や河川等の上空を選択することや、都市での運航時における発着場をビルの屋上にすることなどです。
  • 資金面では、機体の開発には莫大な費用がかかるため、事業者への投資を促すための公的支援体制の整備等が重要となってきます。
  • さらに事業化の面で必要不可欠なものが、サービス提供事業者の存在です。国外では、既に米Uberを筆頭にいくつかの事業者が「空飛ぶタクシー」構想を掲げ、事業化への準備を着々と進めていますが、日本国内では、トヨタ、富士通、NEC、パナソニックなどが支援するCARTIVATOR(SkyDrive)など機体の開発を行っている事業者は存在しますが、サービスの提供を構想に掲げる事業者は少ないようです。
    • 資料 https://www.icr.co.jp/newsletter/wtr362-20190614-narada.html

卓話

「年男~今年の抱負~」

西出孝明会員

西出孝明会員

48歳になり4回目の年男になりますが この一回り12年を大切にしたいと思い、京都 哲学の道の近くにある大豊神社にお参りさせて頂きました。 狛鼠が鎮座している神社です。
時間を大切に選択を慎重に 向かうこの12年チャレンジしていきたいと思います。

 

 増田憲治会員

新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

当クラブに入会させていただき、1年と2ヶ月が経ちました。このクラブで、個性あふれる素晴らしい皆様と知り合うことができましたことに感謝申し上げますと共に、とても嬉しく思っています。

 今年は庚子年ということで、年男の私は48歳になります。

庚は金、子は水。五行で金は水を生じて金生水と申します。金が水を応援してくれるので、良い一年になるのではと思っています。

私自身にとりましても、仕事も私生活も、ともに発展できる区切りの年にしたいと思います。

 みなさまの社業の発展とご健康ご多幸、岸和田東ロータリークラブの益々の発展を祈念しまして、ご挨拶とさせて頂きます。

また、皆さんどうぞ今後共よろしくお願い申し上げます。

 

 亀井亮雄会員

昨年は、私自身にとっては、特に悪い年ではなかったのですが、私の周囲(友人、同級生、ゴルフ仲間)に悪い事が沢山生じ、気の晴れない一年でした。なぜ、あんなに優しく人間的にも素晴らしい人が居なくなり、私の様な者がのうのうと生きているのだろうと悩んだりもしました。しかし、無理に死ぬ事もないし、私が彼等の死をこんなに悲しんだ様に、私が死んでも同じ様に悲しむ友人がいるのではと思い、彼等の為にも元気で生きようと思いました。6回目の年男となり、今年の目標は、元気に生きる事としました。あまりバカな事はしないで、そろそろ人生の終焉をむかえ様としており、仕事、家族、妻、子ども、孫の為に美しい終活を始め様と思います。

 

深井正夫会員

私は生まれた年を加えると八回目の子年を迎えます。

まだ小学校へも行っていない幼い頃の話ですが、農業をしていた父親について一緒に畑へ行き遊んでいた頃の話です。ある時、畑で鼠を見つけ、棒を持って追っかけ、いじめていたところを父に見つかり、叱られた事を覚えています。

父からは、鼠は君の大事な干支だから大切にしなければいけないと怒られました。

その時、初めて十二支の干支について話してくれました。そして、大昔、大勢の神様や動物が集まって走り競争が行われたそうです。走る力が弱いが頭の良い鼠が考えました。走行中は、強い丑の背中に乗っていて、ゴール寸前で背中から飛び降り一着になりました。

その時父親は、何事もずるい事をせず、まじめにする様な事を話してくれた様な気がします。

しかし、年老いた老鼠は、未だに楽な方ばかり選んでいる様です。

 

杢保正夫会員

あけましておめでとうございます。今年のお正月は良いお天気で、皆様すがすがしくお迎えになられたことと、お慶び申し上げます。
私、昭和60年6月に入会させて頂き、ただいま35年目です。生まれてからほぼ半分は、岸和田東RCに所属させて頂き、その間先輩はじめ、皆様から多くの教えを頂きました。私にとって幸せなことであったと思っております。
本年は、クラブにおきましては、45周年を迎えます。そして、約20年ぶりにガバナーを選出する事ができました。どうかクラブにとっても、皆様にとっても、意義深い年になることを願っております。

 

 

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