第2069回例会報告[2019年9月20日(金)]

会長の時間

 山本新一郎 会長

本日の会長の時間は、報告事項が盛りだくさんですので、残念ながら報告事項だけで終わってしまいます。

まずは、中野ガバナー、町谷ガバナー補佐、ようこそお出で下さいました。個性豊かな当クラブの雰囲気を存分にご覧いただければと思います。

*まず初めにお伝えしないといけないことは、以前より米本直樹国際交流委員長がフィリピンイントラムロスRCとの間で進めていただいておりました、DDFの補助金がロータリー財団から承認され、早速今月中にも7600USドルの送金手続きを済ませることができるそうです。DDFというのは地区財団活動資金というもので、当クラブでは初めて承認されたそうです。詳しいことは米本委員長から聞いてください。

2つ目、97日に貝塚コスモスRC25周年記念式典に参加してきました。このクラブは現在12名という大変少ないクラブであるにもかかわらず、米山奨学生も積極的に受け入れ、また「和歌山アゼリアRC」や台湾の「松山ロータリークラブ」とも友好クラブ締結をするなど大変活発な活動を展開していることに関心致しました。

3つ目は、911日に青少年奉仕活動の一環として横田委員長と主に、市内の公立小中学校に東京都が使用している「東京防災」という防災に関するマニュアル本を108冊贈呈してきました。

4つ目、914日、15日は言うまでもなく岸和田まつりでした。天気にも恵まれて、皆さん方それぞれの楽しみ方で過ごされたかと思いますが、その間に当クラブの友好クラブの郡山アーバンRCのメンバー家族、総勢10名が見物に来られました。14日は兼杉興行さんにお願いしてお昼の曳行を見物し、夜は西の会員にお願いして「庄八」さんで歓迎会を行いました。翌15日は観光バスで通天閣から道頓堀川をめぐるクルージング、そして大阪城の天守閣を見物しました。皆さん大変喜んでいただけたようです。貴重なお祭りの間に接待にご協力ただ来ました会員の皆様にまずは感謝いたします。ありがとうございました!

 

卓話

「ガバナーアドレス」

国際ロータリー第2640地区<br />
2019~2020年度<br />
ガバナー 中野 均様

国際ロータリー第2640地区
2019~2020年度
ガバナー 中野 均様

国際ロータリー マーク・ダニエル・マローニー会長について

25歳の時、ロータリークラブ入会。30歳の時、クラブ会長。34歳で地区ガバナーに就任されました。今までに、国際ロータリーの重要な役職に携わっておられました。奥様もロータリアンです。ご夫婦でアラバマ州ジケーター・ロータリークラブに所属しています。

2019-20年度の会長テーマ「ロータリーは世界をつなぐ」について、PETSと地区研修・協議会でご説明させていただきましたが、改めてクラブ会員の皆さまにお伝えさせて頂きたく思います。

まず、最初に協調事項についてです。「ロータリーは成長させることです。」それは、奉仕活動やプロジェクトのインパクトを成長させること、また、最も重要なことは、会員を増やすことです。と述べられています。そして、ロータリーでの経験の中核にあるのは「つながり」であるとマローニー会長は信じています。

今、皆様方のクラブにおいて、会員増強に苦慮されていると思いますが、引き続きご努力願いたく思います。

続いて、マローニー会長は、「ロータリーで私たちは、お互いの違いを超え、深く、意義あるかたちでお互いにつながることができます。」また、「ロータリーがなければ出会うことがなかった人びと、職業上の機会、私たちの支援を必要とする人たちとのつながりをもたらしてくれる」と。

「つながり」についてですが、皆さまは、ロータリーに入会された時は、どなたかの紹介で入られたことと思います。その方と「つながっていた」のではないでしょうか。また「つながり」があって入会を勧められた方もあったことでしょう。会長テーマ「ロータリーは世界をつなぐ」は、本当に解りやすい内容です。皆さまの趣味や職業を通してロータリーをつないで頂ければ有難く思います。

マローニー会長は、「ユニークなネットワークを駆使するロータリーを通じて私たちは、人類の素晴らしい多様性とつながり、共通の目的において末永く続く深い絆を創り出します。私たち全員をつなぐのはロータリーです。」と言われています。さらに、忙しい職業人や家族の都合でも忙しい会員にもリーダーの役割を果たしてくれるよう促しました。

国連との関係について、この焦点は、多くのロータリー奉仕プロジェクトが支援する国連の持続可能な開発目標であります。ロータリーは世界中の人道的課題に取り組むため、国連と共に活動してきました。国連は今日、ロータリーに対し、非政府組織の相談役に対して与える中で最高の立場を認めています。「ロータリーは、より健康で、平和で、持続可能な世界に対する国連の継続したコミットメントを共有しています。ロータリーはほかの組織にはかなわないものを提供します。つまり、奉仕と平和という精神の下に世界中の人びとがつながることができ、目標に向かって意義ある行動を起こすことのできるロータリーのインフラです」と述べられています。

 

次に旅行好きのマローニー会長がゲイ夫人と旅に出られた時の話です。それは、ニューヨークシティーのJFK国際空港でターミナルをぶらついて人間観察をしていました。どのゲートにも、人びとの島がありました。コンコースの中央を行けばそこはニューヨークで、同じ川をみんなで進んでいます。わきにそれてゲートに入ると、川を離れて島にたどりつきます。そこは、デリーやパリ、テルアビブなのです。「こんなにさまざまな人が、さまざまな国から、ひとつの場所に集まっているのは、ロータリーみたいだ」と思いました。しかし、あることでロータリーとは全く違うことに気づきました。それは、同じ方向に向かう人は話をするかも知れませんが、違う方向に向かう人びとには話かけはしないのです。

それに比べロータリーは、私たちが違いを超えて、深く、有意義な形でつながり合うことを可能にしてくれます。ロータリーに入らなければ出会えなかったような人びと、思ってもみなかったほど自分に似ている人びとに引き合わせてくれます。そういった出会いこそ、ロータリーでは、誰ひとり島に孤立したりしません。誰であれ、どこの出身であれ、どの言語を話すのでも、みんなが一緒にロータリーに参加しています。私たちは互いにつながり合っています。このつながりこそ、ロータリーの核となるものです。これこそ、私たちをロータリーへ導いたものなのです。これこそ、ロータリー会員であり続ける理由です。「ロータリーが世界をつなぐ中、ロータリアンの仲間と一緒に旅路に出ませんか。」とメッセージを送られています。

 

地区方針として、皆さまのつながりで、会員増強にお力添えを賜りたく思います。皆さまのロータリー活動の楽しみについて、それぞれで楽しんで頂いていると思っています。地区委員会活動について、例えば、青少年関連で関係するクラブでは、委員会活動に参加をされています。各委員会は、皆さまにご参加頂けるよう企画されていますので、地区スローガンとして「参加してロータリー活動を楽しもう」とさせて頂きました。皆さまのご参加をお願いします。

 

続いて、お願いさせて頂きたいのは、ロータリー財団と米山記念奨学会への寄付です。

目標額として、ロータリー財団年次基金寄付一人当たり200ドル、ポリオ・プラス10ドルです。

米山記念奨学会普通寄付一人当たり6,000円、特別寄付9,000円合計15,000円をお願いさせて頂きたく思います。

宜しくお願いします。

 

次に2019年規定審議会において、メークアップの要件に関し変更があり、各クラブから地区へ毎月の出席率報告を求めないこととしました。但し、クラブ会員数、入退会者数、出席規定免除者数などは、従来通り毎月報告して頂きます。年度終了後速やかに、地区へ出席率の報告を頂くことになります。また、クラブ細則を変更することにより、メークアップの基準をこれまでどおり維持(例会の前後14日間に限る)することができます。

 

以上、私からの話とさせて頂きます。

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