辻林一郎会長
昨日(23日)、北海道、東北に「高温に関する異常天候早期警戒情報」が気象庁から発表されましたが、近畿地方は、27日にかけて平年より大幅に気温の高い状態が続く見込みで、最高気温が30度以上の真夏日が続く地域もあるという予報です。
本日、卓話講師としてお越しいただきました市立岸和田市民病院の福廣吉晃様、後ほど、よろしくお願いいたします。
本日の報告です。
5月18日、岸和田ロータリークラブ創立65周年記念式典に近江幹事と私が、クラブを代表して出席させていただきました。簡素化された中にも手作り感のある記念式典と和やかな記念懇親会でした。
明日(5月25日)、8クラブが会する近隣新旧会長幹事会が開催されます。
さて、今日は、「ことばの雑学 その6」としてお話をさせていただきます。
「道路の復旧までに数日かかる見通しです」の「数日」という場合は、どの程度の日数を意味するのでしょうか。
『放送研究と調査(短くなる数日)』では、そんな疑問を調べ、調査結果などが詳しく解説されていますので、参考にさせていただきます。
結論から言いますと、「数日」は、何日であるという正解はなく、「10日より短い日数」であれば間違いとは言えないようです。「数日」は、少ない日数を漠然という語ということでしょうか。
国語辞典などでは、「数日」の意味を、「2から10に満たない日数」と幅をもたせるものや、「2,3日から5,6日」と日数を限定するものなど、辞書によって意味は色々です。現行の辞書の多くは「3、4日から5,6日」くらいの数を指しています。
平成14年に行った世論調査では、「2,3日」と答える人が多いのですが、若い世代ほど短い日数で考え、60代以上の世代は、「数日」の感覚が長くなることがわかったようです。
辞典及び調査でも「数日」の指す日数が、だんだんと短く変化していることは確かなようです。
以上のことから、ニュースなどでは、「数(すう)」がどれくらいの数値を指すのかを具体的に示す工夫が必要となるのです。
最後にお願いです。「My ROTARY」アカウント登録をしていただくよう、よろしくお願いいたします。