辻林一郎 会長
野田肇様、2回目の例会見学にようこそお越しくださいました。例会をお楽しみください。
本日の報告としまして、
岸和田南ロータリークラブから平成31年4月20日(土曜日)、創立20周年記念例会の案内が会長宛に届いています。
地区社会奉仕委員会から平成31年5月25日(土曜日)、クラブ社会奉仕委員長会議開催の案内が届いています。今年度委員長及び次年度委員長様、ご予定お願いいたします。
貝塚ロータリークラブから平成31年5月25日(土曜日)、第2回近隣会長幹事会(新旧)開催の案内が届いています。会長・会長エレクト・幹事・副幹事・事務局におかれましては、ご予定をお願いいたします。
また、前回例会にて会長の時間を活用し、「My ROTARYに登録しましょう!」ということで、アカウント登録の前段階として、会員皆様のメールアドレス提供のお願いをさせていただきました。事務局にてのメール登録が整い次第、上林副会長に、次の段階でありますアカウント登録について解説していただきます。
さて、今日は、「ことばの雑学 その4」としてお話をさせていただきます。
日本語は、漢字と仮名で書き表されますが、その表記法は、大きく分けて、「学校教育において指導されているもの」、「官公庁において使用されているもの」、「マスコミにおいて通用しているもの」の3種類があります。
ところで、漢字の数は膨大であり、その読みも訓読み、音読みなどと多様です。一般市民が文書を容易に理解できるようにし、漢字を習得するためのエネルギーを軽減するために、社会で用いられる漢字を制限すべきであると主張されていました。
よって、使用漢字の範囲を制限するために、昭和21年11月16日に「当用漢字表」が内閣から告示されました。当用漢字表は、1850字の漢字を掲げ、これらを、公文書、メディアなどで用いられるべき漢字の範囲とされました。
その後、使用漢字の範囲を余りにも制限することに対する批判が強まり、制限をより緩やかにした「常用漢字表」が、昭和56年10月1日に内閣告示されました。常用漢字表は、字数が95字増え1945字となり、社会で用いられる漢字の目安を示すものとなりました。
常用漢字表(平成22年11月30日内閣告示第2号)は、本表と付表から成っています。
「本表」には2136字を掲げ、字体、音訓、語例等を併せ示されています。
例:様 ヨウ 様式、様子、模様
さま 様、○○様
「付表」には、いわゆる当て字や熟字訓など、読み方を平仮名で示されています。
例:あす 明日、 めがね 眼鏡、 わこうど 若人
日常のビジネス関連の文章表記は、官公庁において使用される公用文のルールに従うのが無難ではないかと考えます。ルールの一つに、原則、「常用漢字表」に掲げられている漢字をそこで定められた音訓に従って用い、それ以外の漢字は平仮名で書くというのがあります。