第2045回例会報告[2019年3月1日(金)]

会長の時間

辻林一郎 会長

3月に入り、段々と春らしくなってまいりました。

山田雅則様、本日は入会式です。おめでとうございます。この後よろしくお願いいたします。

稲村拓三(たくぞう)様、例会見学にようこそお越しくださいました。例会を楽しんでいただければ幸いです。

そして、本日の卓話講師として、林徒志孝様、同じく卓話講師として、林久美子様、お越しいただきありがとうございます。後ほどよろしくお願いいたします。

 

本日の報告としまして、

地区より「ガバナー月信 冬特別号」が届きましたので、会員皆様に配付させていただきました。

2月26日、青少年奉仕委員会取り組みの「子ども食堂 ポカボーキッチン訪問」に6名で参加しました。そして、3月5日にも実施されますので、次回例会におきまして、坂東青少年奉仕委員長から報告していただきます。

 

さて、今月は「水と衛生月間」です。

2014年RI理事会は、3月を重点分野:「水と衛生月間」(Water and Sanitation Month)としました。

地域社会における安全な水の公平な提供、衛生設備や衛生状況の改善、持続可能な水設備と衛生設備の設置、資金調達、維持管理を地域住民が行っていくための能力向上、安全な水と衛生の重要性について、地域住民の認識を高めるためのプログラム支援、水と衛生に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間です。

 

そこで今日は、「水道水」について少しお話をさせていただきます。

外国へ行ったら、水道水を直接飲んではいけないということは、海外旅行のときの基本的な注意事項だそうです。先月実施しました、イントラムロス・マニラRCとの共同奉仕事業のフィリピン現地視察の際には水に気をつけました。

蛇口から、いつでも安全でおいしい水が飲めるという日本のような国は、世界広しといえど、なかなか無いようです。徹底した厳しい水質検査に裏付けされているのです。

日本の水道水の原水は天然水であり、さらに、水道局にて水道法に基づく、51項目もの厳しい試験をクリアした高品質な水なのです。

市販のミネラルウォーターは、食品衛生法による試験項目数が39項目ですので、「水道水に加えられた塩素のニオイや味が気になる。」という声がありますが、水道水の高品質性が分かります。

 

参考までに、岸和田市の水道水は、自己水と受水とに大きく区分されます。

自己水系として、流木浄水場に1箇所だけあり、深井戸(深さ約250m)を4箇所保有しており、1日約5,000㎥を汲み上げている状況です。万一の災害時の必要水量の目安は、1人1日当たり3ℓとされていますので、8日分に相当する水量が確保されていることになります。

また、受水系では、大阪広域水道企業団が淀川原水を高度処理してきれいにしたものを購入しています。

その割合は、おおむね自己水6%、受水94%となっているのが現状です。

 

 

卓話

「子供食堂」

LOHAS cafe 店長  林 久美子様

LOHAS cafe 店長  林 久美子様

先程ご紹介頂きました、岡山町でジェラートカフェ、LOHAS cafe 店長をしています、林 久美子と申します。

日頃は、私達の子供達が大変ピープルでお世話になっている保護者の一人で、田川先生には大変仲良くして頂いております。

昨年、田川先生から子供食堂を始めるお話を伺い、私でも何かお役に立てる事があればとお手伝いさせて頂いております。

2018年10月から、子供食堂が、社教の方、民政員の方に携わって頂きながら、毎月第2土曜日11:00~14:00まで、ピープル小松里苑を開放してもらいスタートしました。

お食事を作る所から、子供達や年輩の方にお手伝いしてもらったり、ピープルの仲の良い保護者の皆さんとも楽しく作っています。

この事業は、皆様のご協力なしでは成り立たないものであり、先日も岸和田東ロータリークラブ様とてっぱんsamamiの西出様よりお米を頂いたり、又、田川先生のお知り合いの方よりお野菜を頂いたりしながら、沢山のお食事を作らせてもらい、地域の子供達から年輩の方まで、おいしく頂いています。本当にありがとうございました。

食事をした後は、子育ての話など、ママ達のいこいの場となり、子供達、ご年輩の方々の交流の場にもなっています。

また、ロータリークラブの方にも来て頂けると聞きましたので、楽しみにお待ちしております。

本日は、ありがとうございました。

 

「住むだけで健康になる家」

 グリーン環境メンテナンス株式会社 林 徒志孝様

 

弊社所在地は岸和田市岡山町です。

グリーン環境メンテナンス㈱グループとして3社を営んでおります。

経営理念は健康で幸せな家庭を創る会社です。

幸せになる家・庭・環境・健康づくりプロデュースを行っております。

父の会社は㈱ハヤシ技建といいます。エクステリア、造園、土木工事設計施工 創業60年工事数10000件を超えています。現在もエクステリア・造園工事を一般家庭から商業施設まで行っております。

2年前に総合建築業として、グリーンエコ建設株式会社を立ち上げております。

 

趣味は瞑想、座禅、社寺仏閣巡りなどです

嫁との出会いはお遍路さんです。

だんじりは山手では大工方・浜手の方は若頭です。16歳から続けております。

結婚10年子供5人です。

 

健康で幸せな家庭を創ることが幸せな地域づくりと考えています。

一つの家庭が幸せになれば、友人知人など仲の良い家族にも幸せがさざ波のように広がると考えています。

そうすれば地域から国へと大きく拡がりし幸福な国になってゆけばと考えています。

 

幸福感は他人に伝わりやすく、家族や友人などの社会集団の中でさざ波のように広がるが、職場では同僚の感情にあまり影響を受けない――。このような研究結果が5日、英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」で発表された。

 

慶応義塾大学の安藤寿康先生 行動遺伝学者に聞く「遺伝」と「環境」どちらが大事か?

結果遺伝50%環境50%です。

 

遺伝は変えることはできませんが、環境は変えることができる。

環境を変えることで人は変わります。

一番大切な環境は住まいです。家と共に365日生きてゆきます。特に女性、子供などは一日のほとんどの時間、家でいます。

 

私の知人で風水に詳しい合気道の先生がいます。全国に道場があるため20回以上引越しをしているのですが、その時に住んでいた家の状態(住まい環境)と自身のバイオリズム、運、不運などがほとんど一緒であったと話されていました。

 

そして私にこう伝えてくれました。

 

良い家を造ることは良い人間の器を作ること・・・

良い人生を創るための器を先につくると、住まう人はそのようになるから・・・

 

豊かになりたかったら豊かになる家を

健康になりたかったら健康になる家を

幸せになりたかったら幸せになる家を

 

そう聞きました。

 

私自身、瞑想をしますが場所が非常に大切と考えています。

場所が変わると自身の感じ方も大きく変わります。

そういった自身の体験から、とても納得のできる話であると私自身は感じました。

 

先に器=家をつくる。

家を建てるということは住まう方の人生を創っているのだと考え、常に建築を追求する必要があるのだと考えています。

 

また、良い家をつくることは幸せな家庭を創ることと信じています。

 

ロハスリビングには

住むだけで健康になる家の7つのこだわりがあります。

1暖かさ

2きれいな空気

3強い家

4電磁波対策

5パワースポット

6デザイン

7ヒュッゲ

以上こだわりポイントは7つあります。

 

一つ一つ説明させていただきます。

 

暖かさ・・

環境・建築を学びにH25年H27年ドイツ エコタウンフライブルクに行きました。

世界に先駆けた都市デザインと再生可能エネルギー政策を備えた環境都市です。

私は衝撃をうけました。自然環境と人、街並み、が調和しており、かつ、交通、ゴミ(少ない)、エネルギー(電力)、森林、建築、教育などが圧倒的に進んでいると感じました。街の設計もマスタープラン→100年後、まで設計し建築していました。

 

私は冬に築1100年のホテルに宿泊しましたが、暖かくとても快適でした。

床などはリフォーム時に表面を削って使っているようです。

 

詳しく建築ことを聞いてみると壁厚は30CM以上、築100年後子供、孫に資産としてあげる事の出来る住宅を建築しているとのことでした。

ドイツでは資産価値の下がらない家を建てています

築30年のお家が購入時より高い金額で売れることも当たり前とのことでした。

理由は本当に良いものをしっかり作ることで、30年後も色あせない、逆に、レトロな家として価値がつくこともあるようです

良いものを大切に使い、日本の住宅のようなスクラップ&ビルドではなくマイスターの創ったお家を分厚い床板を再利用、良いものを引き続いて大切に使う文化に感銘をうけました。

 

近畿大学 建築学部学部長 建築環境システム研究室 教授・博士

岩前 篤(いわまえ あつし)教授のデータです平成14年以降これまで合計で約3万5千人を対象に健康調査です。新築の高断熱高気密住宅に引っ越した人を対象としており、回答者の中心は、30代~40代の働き盛り世代とその子ども世代である10代までの男女です。

1、50歳以上の方が交通事故より家の中でなくなっている方が多いようです。

また、原因の多くはヒートショック(部屋の温度差)からの溺れなどが多いようです。

また、寒い冬場に亡くなる方が多いようです。

 

2、断熱グレードが上がると様々な疾患気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎、アレルギー性鼻炎など15の諸症状について、引っ越し後の変化を尋ねたこの調査では、大半の症状に明らかな改善が見られます。特に省エネ等級4以上など、より断熱性の高い住宅へ引っ越した人ほど改善率が高くなっています。

2、きれいな空気

エアコン一台 良質の空気(化学物質・花粉を遮断)スウェーデン製の全館空調、エコな熱交換器を導入しています。すべての部屋の温度がほとんど一定です。朝起きたとき、お風呂、を出たときも自然に暖かいです。エアコンの風を感じない自然な暖かさに加え、光熱費が約3分の1になります。

3、地震に強いお家を創ろう 耐久性をあげよう

耐震等級2~3は、福岡震災倒壊なし、このことから耐震等級2~3は必要かと思います。また、阪神淡路大震災で倒壊した家の壁を開けてみると、長年使用しているとシロアリ、湿気などで柱がスカスカになり、そこからボキンと柱が折れ、倒壊している現場が多数見つかっています。これらのことから、耐久性、湿気、白アリ、太い柱を採用しています。100年持つことを基準に考えています。

4、電磁波対策オールアース住宅

仙台の丸山アレルギークリニックの丸山先生に電磁波対策の必要性を教えていただきました。丸山先生自身が体調を崩しておったところ、電磁波対策の家に住み替えたところ病気が完治したとのことでした。このことで住宅と病気の相互関係、特に電磁波対策が効果があるとのことでモデルハウスに宿泊させていただきました。私の感想は「こんなに深く寝るれるんだ」でした。どうしてこんなに良いのか理由を聞くと、身体にたまった電気を地中にアースするとのことでした。

アメリカではアーシングという健康法が数年前からひそかにブームになっているとのことで、はだしで土を踏む、海に行くとのことで、定期的に体にたまった電気を地中にアースする健康法です。

こちらを住宅に取り入れているとのことで弊社も専門家に来てもらいしっかり電磁波を測定し対策をしました。また、海外ではアース付きコンセントが標準ですが日本では電磁波の出るコンセントになっています。コンセントもすべてアース付きコンセントに変えました。

5、パワースポットの家

私自身は気持ちの良い神社、仏閣、俗に言うパワーポットに行くのが好きです。特に何かを求めてゆくのではなく、ただ行くだけで、とてもすっきりするのです。家もこのようにパワースポットになればと考えました。畑の農作物を増やす土地改善方法として炭を大量に地中に埋める方法があり、こちらも住宅に応用しているかたよりご教授いただきイヤシロチという炭を使った土地のパワーを上げる方法を活用いたしました。マイナスイオンが室内に充満しています。

吉野杉4CM、壁は全面天然自然塗料

フィトンチット(微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。

森林浴はこれに接して健康を維持する方法だが、健康だけでなく癒し安らぎを与える効果もある。フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分であるということから良いイメージがあり、森林浴の効能を紹介する際に良く用いられている

が多く含まれた 森林浴のような自然な空間をつくります。

6デザイン

20世紀中期にあった北欧家具の黄金期を代表するデザイナーフィンユールが作った邸宅と同じ原寸大が飛騨高山にありその邸宅を模倣して造りました。サイクルの早いファストファッションではなく、長年飽きの来ないデザイン、を住宅には持ってくるべきと考えました。赤・太陽 黄・土 青・空 など自然を色としてとらえ住宅の室内色にしています。色は脳を活性化する作用もあるようです。

 

7、ヒュッゲ

国連の世界幸福度ランキング 1位~5位 デンマーク ノルウェー 日本50位前後

デンマーク語の“HYGEE”(ヒュッゲ)とはデンマーク人がとても大切にしている、時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉です。

家族や友人との時間を大切にする

時間の流れを意識する

自然を身近に感じる

物を大切にする

心地いい空間作りを心掛ける

手作りのぬくもりを感じる

今あるものに感謝する

幸せは自分で見出すもの

ヒュッゲ的生き方を体現できる、空間づくり、オリジナル家具、ができる家にしています。

 

オプションとして・・・

庭 庭でお家の価値が上がります庭のあるお家を創ろう

水 飲み水、お風呂など良い水を取りましょう

音 外からの音はとても静かです。

感想文

LOHAS living モデルハウス
精神と時の部屋  2/16 宿泊感想

ピラティスのクラスをモデルハウスで
させて頂くことになり、入って1番に驚いたのがお部屋全体の落ち着いた静けさでした。

自宅もそうですが、外の雑音や何となく外で起こる空気の流れを感じるのですがここでは、しんと静まり返るような、お家に包まれるような不思議な感覚があって。

外の世界とは別の空間にさえいるような心地良さを感じました(^^)

その夜には、林家の皆さんと一泊モデルハウスに泊まらせていただきました。

この日は2月の中旬。
自宅ではエアコンを入れても
空気の流れがあるところだけが暖かいのに比べ
ここでは、空気の流れはあまり感じないのに
1〜3階までが驚くほど、快適に無駄な湿気もなく、あたたかくて。

あたたかいと、副交感神経も働くのか
すごくリラックスできて、寝る前にはとても穏やかな気持ちで布団に入りました。

朝は、布団をめくっても温度差が無いことに感動!
冬場は布団から寒くてでられない私には衝撃的な朝でした。

普段の住んでいるマンションや、一軒家でも、
恐らくここまで”肌や心で感じられるお家”は
珍しくて、とても貴重な体験をさせて頂きました。

本当にありがとうございました(^^)

合わせて、こちらはまだ出てくる可能性がこれからもありますが、
箇条書きで、ピラティストレーナー的、知見で思った効果です!

空気が循環されている
→身体に新鮮な酸素が身体に常に入る
※健康、アンチエイジング
→湿気が少なく体へのストレスが少ない
※カビなどの健康被害も少ない

温度差がない
→身体にストレスが少なく、副交感神経が優位に、不眠の方にも良さそう
→冷え性の軽減、体温が下がりにくい
→代謝にも良い
→血圧の急上昇も軽減

静けさ
→外の世界から遮断され、ストレスが軽減
→集中力が高まる

最後にモデルハウスが3月1日~OPENしました。

全国から見に来たいと様々な研究者が来られる予定になっています。どなたでも見学案内できますのお気軽にご見学ください。

住むだけで健康になる・・精神と時の家Lohas living

グリーン環境メンテナンス株式会社

岸和田市岡山町56-1

岸和田市岡山町202-12(モデルハウス)

予約受付 072-447-8184

貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

トピック

入会式 山田雅則会員

3月度 会員誕生日