辻林一郎 会長
暦の節目を表す二十四節気では、今月19日は「雨水」となります。空から降る雪が雨に変わり、氷がとけて水になる頃とされています。草木が芽生える頃で、農耕の準備を始める目安とされてきました。暦のうえでは確実に春を感じます。
本日は、山田雅則様、正式入会前の3回のゲスト出席をしていただきました。次回例会(3月1日)におきまして、入会式を執り行いますのでよろしくお願いいたします。
さて、昨年度(池内会長年度)は、姉妹クラブであるイントラムロス・マニラロータリークラブと共同で、フィリピンのSitio Babo地区の学校環境改善事業を実施しました。具体的な実施内容は、「通学路の構築」、「校舎の電化」及び「学校の排水設備の建設」でした。
今年度は、ルソン島の山間部に住む先住民の子どもやSitio Babo地区の子どものために、同学校に対して「情報とコミュニケーション技術(ICT)による識字率の改善事業」を実施しました。そのために、地区補助金の財源である地区財団活動資金(DDF)の使用申請をしてのプロジェクトとなりました。具体的な実施内容は、「コンピュータの寄付」、「教室のエアコンディショニング」及び「基本的なコンピュータリテラシー」にて識字率向上を図る共同プロジェクトとなりました。
そして、今月9日から11日の日程で、少し強行スケジュールでしたが、池内直前会長、米本国際奉仕部門委員長、大石国際交流委員長、坂本道子同副委員長と私の5名で、事業の現地視察に行ってきました。その際、文房具詰め合わせを35人分持参し、現地の子どもへプレゼントしました。
ここで、参加者から一言ずつ、感想などをお話ししていただきたく思います。
また、後程視察の状況を、米本部門委員長から卓話にて詳しく報告をさせていただきます。
最後となりましたが、イントラムロス・マニラロータリークラブのロータリアンの心温まる接遇には本当に感謝いたしました。