第2042回例会報告[2019年2月8日(金)]

会長の時間

辻林一郎 会長

西高東低の冬型の気圧配置で、史上最強の寒気が流れ込む日本列島となりそうです。

 

本日は、山田雅則様、2回目の例会見学にようこそおいでくださいました。最後までお楽しみください。

 

本日の報告です。

「ガバナー月信2月号」をプリントアウトし、皆様に配布させていただきましたので、地区からの情報をご確認ください。

 

2月3日(日曜日)、第10回「岸高こどもクッキング教室」~自分で作るかんたんごはん~が実施されました。第9回は、昨年11月18日に実施されました。青少年奉仕委員会による応援と協賛については、ご承知のことと思いますが、「岸高こどもクッキング教室」について今一度紹介させていただきます。

概要は、主催:岸和田高等学校家庭科・リビング部、場所:岸和田高等学校の調理室、定員:32名、対象:小学生(親子クッキングでない。)、スタッフ:岸和田高等学校家庭科教諭・リビング部部員・卒業生(大学生)、参加費:無料となっています。

また、活動コンセプトは、「自分で作るかんたんごはん」です。

・子どもたち全員が調理の全工程を体験する。

・少しでも多くの子どもたちに自分で料理するきっかけを与える。

・簡単、シンプル、それでいておいしい、素材の味が分かる教室。

・和食(ごはん、旬の野菜、だし、みそ、大豆製品、乾物などを使用して)は簡単であることを伝える。

・基本が分かって、子どもたちが自分で作れるようになることを目指す。

・高校生や卒業生など地域の人との触れ合いの場にする。

さらに、小人数制、初心者大歓迎、地産地消としています。

スタッフの心得は次のとおりです。

・子供達が主役です。全ての工程を子どもたちに確認・体験させましょう。

・口を出しても手を貸さず、上手くできるように「指示・援助」をしましょう。

・まずは大人が見本を見せるなどし、危ない所、気をつけるところを確認しましょう。

・安全第一ですが、自分も楽しみながら子どもたちの様子を見ましょう。

・分からない事があれば何でも家庭科秋田先生まで。基本は臨機応変に対応しましょう。

 

この活動は、食育推進運動の展開であります。

食育とは、人間が健康で豊かな生活を送るうえでの基礎となるもので、「生きるための基礎」を育てることとも言われています。

「食育基本法」(平成17年6月17日法律第63号)の前文に、「子どもたちが健康な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。」 また、「食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。」とあります。

 

つまり、食に関する正しい知識・適切な食習慣を子どものうちから身につけることは、心身の健康を生涯にわたって保つことに欠かせないということです。

「岸高こどもクッキング教室」は、秋田先生の職業奉仕であり、私はその活動コンセプトに共感しています。

卓話

「ロータリー10年の思い出」

坂本光文 会員

坂本光文 会員

岸和田東ロータリークラブに入会させて頂いたのは、亀井会長年度の2008年12月5日です。昨年の12月で丁度10年が経ちました。

例会出席の3回目がハイアット・リージェンシー・オオサカで行われたクリスマス例会でした。十川尚子さんのジャズミュージックを鑑賞しながらのクリスマス例会で、余りにも豪華でオシャレなパーティーだったので、僕にとっては少々場違いなところに入会させて頂いたかなと思ったのが最初でした。

年が明けた3月には親睦旅行は、中尊寺・十和田湖・奥入瀬を観光する旅行でした。最終日には仙台市内で友好クラブの郡山アーバンロータリークラブ会員皆様との交流もありました。

東友会ゴルフコンペにも参加させて頂きました。初参加なのに、次回からの東友会幹事を頼まれてビックリでした。

 

2年目も親睦活動委員として色々と学ばせて頂きました。

とにかくロータリーを知るには、ロータリーの行事には参加しようと思い、清掃活動・南輪会ゴルフコンペ・イーストクラブゴルフコンペ・日帰り旅行・野外例会・友を読む会・地区大会などに参加させて頂きました。

 

3年目は地域社会奉仕委員長をさせて頂きました。全ての会合に出席して全ての奉仕活動に参加したと思います。

当クラブ35周年にあたり、葛城山登山道の道標にロータリークラブのシンボルマーク入のシールを貼りました。

この年度で、特に印象に残っている事がありました。

フィリピンの姉妹クラブでイントラムロス・マニラRC創立30周年記念式典に出席させて頂いた事です。もう一つの目的である現地の子供たちへの訪問でした。スラム街で暮す子供たちや、小さな船を家にしている家族を見て衝撃を受けました。

 

4年目は社会奉仕委員長をさせて頂きました。

この年は、親睦活動委員会・職業奉仕委員会・地域社会奉仕委員会の協賛で、事業活動を行いました。

納涼例会では、チャリティーオークションの収益金で、岸和田市社会福祉協議会とボランティアグループ5団体に、それぞれ希望された物品〈担架3台・子供用車いす2台・ノートパソコン3台・デジタル録音機1台・電子辞書1台〉を寄贈させて頂きました。

久米田池をまもる会には、ベンチ3台を寄贈させて頂きました。

日帰り旅行では、ホンダ技研工業鈴鹿工場の見学。夕食は、松坂牛のすき焼き、なばなの里でイルミネーションを見ました。

地域社会奉仕委員会の山元委員長をはじめ、各委員会の委員長様には大変お世話になった事を思い出しました。

 

5年目は副幹事をさせて頂きました。

次年度幹事としての勉強の1年でした。事前会議の中で色々と勉強させて頂きました。また、次年度会長エレクトの藤井会員とは、8月に予定しているイベントの事で4か月以上前から活動させて頂きました。その節には事務局の佐藤さんにもかなりの時間を割いて準備にご協力して頂きました。

クラブ行事では、久しぶりにしたボーリングや秋のリクリエーションで、陶器作り体験とミカン狩りが思い出に残っています。

 

6年目は藤井会長年度の幹事をさせて頂きました。

僕の中では、岸和田東RCの歴史に残るぐらいの1年だったと思います。地区の混乱が一番ピークの年だったと思います。その様な中でも会長は自クラブの事を思い、様々な困難にも的確に対応されました。

8月3日浪切ホール、水谷修先生(夜回り先生)の講演です。当日は1000人を超えるお客様、浪切ホールと当クラブとの合同企画の講演になりました。

8月3日は、これで終わりではありませんでした。

講演終了後、浪切ホールから、ホテルラ・スイート神戸ハーバーランドへ異動しての納涼例会です。「みなと神戸海上花火大会」をホテルの大テラスよりお食事をしながらの鑑賞でした。

クラブの通年行事以外には、姉妹クラブと一緒に行なった支援活動や友好クラブを訪問した事も思い出のひとつです。

その年に襲った巨大台風30号で壊滅的な被害に遭われた、フィリピンレイテ島の小学校に対して、共同支援プロジェクト(子供たちへG・Aバック「小学校低学年用の学用品と生活用品」1,500個配布)を姉妹クラブであるイントラムロス・マニラRCと支援活動。

また、国内では未曾有の被害があった東日本大震災から3年が経っており、復興支援旅行として福島県へ18名で行きました。そして友好クラブである、郡山アーバンRCの例会に出席させて頂き友好の絆を確認させて頂いた事も思い出です。お土産を買うのも復興支援と言う事で、沢山のお土産を皆様で購入させて頂きました。

他にも、第1800回記念夜間例会を五風荘で、また4月にはお花見例会を開催し、会員ご家族の皆様と共に、岸和田城の桜とイタリアンレストランで楽しい時間を過ごしました。

クリスマス例会にジャズシンガー勝浦エリーさんを招いて、歌とディナーで楽しんだ事や、親睦旅行でしまなみ街道と道後温泉へ行った事が思い出として残っています。

岸和田市青少年交換事業で姉妹都市、サウス・サンフランシスコ市へ坂本道子会員が随行。翌年、サウス・サンフランシスコ市青少年受入で姉妹クラブのサウス・サンフランシスコRCメンバーの方と友好も深めさせて頂きました。

10年間を振り返ればこの1年が最も忙しかったけれど、一番充実した年だったのかなと思っています。

 

7年目は親睦活動委員をさせて頂きました。

思い出は、京都に1泊で行った親睦旅行です。歴史ある名店の一つ、円山公園「左阿彌」で京懐石を堪能し、舞妓さんや芸妓さんと遊んだ事です。

もう一つは会員18名の方々と大阪RCへメークアップに参加した事です。

 

8年目は副SAAをさせて頂きました。

この年度は、当岸和田東RC創立40周年の年でした。この年度も盛り沢山な年でした。

個人的には初めて参加した、国際大会がソウルでありました。大会の規模の大きさには圧倒されました。

 

9年目はSAAをさせて頂きました。

昨年度の忙しさも一息ついた1年だったと思います。僕自身人前で話す事が苦手で淡々とした例会進行だけで終わったように思います。

1番の思い出は、東北方面と東日本大震災の被災地訪問に行った親睦旅行です。心に残ったのは宿泊したホテルの方が、震災当時の状況を生々しくお話して頂いた事です。

また、石巻市立大川小学校で亡くなられた児童の親御様より、震災発生当時の事を直接お聞きした事です。生徒たちは地震のあと、しばらく運動場で待機していて、いざ避難したのが津波が押し寄せてくる方へ行ったことです。200m足らずの後ろの山へ避難すれば助かったと思うとやるせない気持ちで胸がいっぱいになった事を思い出します。

 

10年目は社会奉仕委員長をさせて頂きました。

池内会長テーマの「ロータリーのプレゼンスを高めよう」その中で、地域におけるロータリーの存在感を高める活動と姉妹クラブのイントラムロスRCとの共同事業への参加という2つテーマが有りました。社会奉仕委員会と青少年奉仕委員会との協賛で、この2つテーマに取り組む事を川植委員長と決めさせて頂きました。

一つ目の取り組みの方は、継続事業として活動している岸高こどもクッキングとこども食堂への支援活動です。

二つ目の取り組みは、姉妹クラブのイントラムロス・マニラRCとの共同事業である、シティオ・ラボ小学校の学校環境改善事業へ参加。一昨年の12月にフィリピン訪問をしました。現地では原住民の子どもたちから歌とダンスで歓迎してくれました。

本年度も昨年同様にイントラムロス・マニラRCとの共同事業の完了確認の為、明日より辻林会長・米本会員・大石会員・坂本道子会員・池内会員の5名でフィリピン訪問されます。お気をつけて行ってきてください。

 

最後になりますが、これまでの10年間は僕を成長させてくれた10年でした。

これからの10年は、年齢も増していきますがもっとロータリーライフを楽しんでいきたいと思います。

次回、「ロータリー20年の思い出」をご期待ください。

トピック

2月2日(土) 会員のご夫人方と女性会員の「月下美人の会」を開催しました。