辻林一郎 会長
インフルエンザが流行していますので、その感染予防に努めてください。
本日の報告です。
1月12日、公益社団法人岸和田青年会議所の新年互礼会に、私と近江幹事が出席しました。奥好司第61代理事長から「為せば成る」~一人ひとりの挑戦が地域をかえる~をスローガンとした、元気な所信が述べられました。そして、私どもクラブの山内隆史会員は、外部監事の役職につかれました。
さて、数多く日本列島に災害が襲った平成でありました。
平成の主な災害を上げますと、
平成3年雲仙・普賢岳大火砕流、平成5年北海道南西沖地震、平成7年阪神・淡路大震災、平成16年新潟県中越地震、平成19年新潟県中越沖地震、平成23年東日本大震災、紀伊水害、平成26年広島土砂災害、御嶽山噴火、平成28年熊本地震 、平成29年九州北部豪雨、平成30年大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号災害、北海道地震等々。
関西では特に、1995年(平成7年)1月17日、午前5時46分ごろ、兵庫県南部地震(大都市直下型地震)よる阪神・淡路大震災は、関連死を含め6434人の命を奪い、住まい、仕事など暮らしの土台を崩壊させました。
あの日から昨日(2019年1月17日)で24年。震度7の最大震度による揺れは、甚大な被害をもたらしました。忘れてはならない災害です。そんな中、ボランティアによる支援や心のケアなどの新たな潮流も生まれました。
「防災に役立つアナログ生活」と題して新聞に掲載がありましたので、要約して紹介させていただきます。
現在、実施しています6分区の協力クラブによる「ロータリーデー」として位置づけされた、「親子で学べるサバイバル企画:避難所体験キャンプ&減災ワークショップ」とともに役立つ知識だと考えます。
(公衆電話の使い方)
大規模災害の際、一般回線や携帯電話などは通信規制を受けて通じにくくなる。しかし、公衆電話は規制対象外のため通じやすい。公衆電話の使用経験がない小学生が多いため、電話のかけ方を学ぶことも必要である。
(トイレ紙1か月分の備蓄)
被災時に役立つ日用品といえば、食品保存用ポリ袋やラップ、アルミホイル、大きなゴミ袋など。意外と重宝するのがペットのトイレ用シーツで、人の排泄時にも役立つし、水気の多い生ゴミを包むなど用途は広い。
経済産業省が提唱しているトイレットペーパーの備蓄。国内の生産工場の多くが海沿いにあり、大地震が起きれば供給不足となる恐れがあるという。ぜひ1か月分程度のスットクをしておきたい。
(停電時は現金が頼り)
阪神・淡路大震災では、最大約260万世帯が停電し、解消(応急送電)まで約1週間かかった。ATMが使えないため現金を引き出せず、苦労した人も多かった。「キャッシュレス決済は便利だが、停電時の買い物には現金が必要。500円玉貯金をしておくと防災面でも安心。500円玉は20枚あれば1万円となり、大きな金額のお札で釣り銭が出せない場合でも使いやすい。
災害が起きれば、多くの場面でアナログ的な手段に戻らざるを得ない。
大事な情報はスマホだけでなく紙に控えておくなど、一つだけの手段に頼り過ぎないように。