辻林一郎 会長
朝夕肌寒くなり、秋本番といった季節感です。
11日(日曜日)、秋晴れの下で実施されました、ボーイスカウトのお世話によります久米田池周辺清掃奉仕活動に参加いただきました皆様、ありがとうございました。
本日の報告としまして、
10日(土曜日)第1回近隣(8RC)会長幹事会が、藤井ガバナー補佐同席にて、岸和田南RCのホストによりまして開催されました。
議題として
①本年度の各クラブの活動報告。
②8RC合同で、ロータリーデイとしての活動を実施する方向で検討する。関西国際空港RCからは、「72時間サバイバルプロジェクト」についての説明と提案があった。
よって、②については、次回の理事会におきまして、クラブとしての対応を相談させていただく予定です。
さて、
「雑学」は知性の源、
「雑談」は教養のあらわれと言われています。
今日は、「ことばの雑学 その1」としてお話をさせていただきます。
皆さんは、「こんにちは」とよく挨拶をされると思います。
でも、「こんにちは」という言葉ですが、メールや手紙で書く際には「こんにちは」なのか「こんにちわ」なのか、迷ってしまうのではないでしょうか。
そもそも、なぜ「こんにちわ」ではなく、「こんにちは」なのでしょうか。
「こんにちは」の語源に関してはいくつかの説があるようですが、そのうちの一つとして、「こんにちは」は「今日(こんにち)は、ご機嫌はいかがでしょうか。」などという場合の「今日は」が独立して挨拶の言葉となったとする説があります。
つまり、「こんにちは」のあとには、それに続く言葉があり、それが省略され、更に簡略されて平仮名表記となったということです。
この語源を頭に入れておくと、「こんにちわ」と書き間違えることも減るのではないでしょうか。
とは言え、親しみを持たせたいときなどには、「わ」を使ってもいいのではないでしょうか。
参考までに
内閣告示第一号
一般の社会生活において現代の国語を書き表すための仮名遣いのよりどころを、次のように定める。
なお、昭和二十一年内閣告示第三十三号は、廃止する。
昭和六十一年七月一日
内閣総理大臣 中曽根 康弘
(原文は縦書き)
内閣訓令第一号
「現代仮名遣い」の実施について
政府は、本日、内閣告示第1号をもって、「現代仮名遣い」を告示した。
今後、各行政機関においては、これを現代の国語を書く表すための仮名遣いのよりどころとするものとする。
なお、昭和二十一年内閣訓令第八号は、廃止する。
昭和六十一年七月一日
内閣総理大臣 中曽根 康弘
(原文は縦書き)
本文の第2、特定の語については、表記の慣習を尊重して、次のように書く。
助詞の「は」は、「は」と書く。
例 今日は日曜です 山では雪が降りました
あるいは または もしくは・・・(省略)・・・
こんにちは こんばんは・・・(省略)・・・